統計

英インフレ率、5月は9.1%まで上昇

英政府統計局(ONS)が22日に発表した5月のインフレ率は前年同月比9.1%だった。前月から0.1ポイント上昇し、1982年3月以来、約40年ぶりの高水準に達した。 英国ではエネルギー価格の上昇を受けて、4月から電気・ガ […]

ユーロ圏建設業生産高、4月は3%増

EU統計局ユーロスタットが20日に発表したユーロ圏の4月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比3.0%増だった。増加は4カ月連続。上げ幅は前月の3.4%を下回った。(表参照) 分野別では建築が3.9%増、土木

欧州商用車販売、5月は17.7%減少 1/5

欧州自動車工業会(ACEA)は23日、欧州連合(EU)(マルタを除く26カ国)における2022年5月の商用車新車登録が13万6,410台となり、前年同月に比べ17.7%減少したと発表した。全体の約8割を占める3.5トン以

5月の生産者物価33.6%上昇、6カ月連続で記録更新

ドイツ連邦統計局が20日発表した5月の生産者物価指数は前年同月比33.6%増となり、統計を開始した1949年以降で最大の上昇率を6カ月連続で更新した。サプライチェーンの混乱とロシアのウクライナ侵攻がこれまでに引き続き反映

製造業受注残高、4月は前月比+1%に

ドイツ連邦統計局が20日発表した4月の製造業受注残高指数(2015年=100)は物価・営業日数・季節調整後の実質で前月を1.0%上回る150.6(暫定値)へと上昇した。上昇は3カ月連続。原料・部品不足に伴う生産低迷がロシ

フォルクスワーゲン―5月グループ販売24%減に―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が17日発表した5月のグループ新車販売台数は前年同月比23.5%減の65万8,300台となり、これまでに引き続き大幅に落ち込んだ。半導体不足に伴う生産低迷にロシアのウクライナ侵攻と

電機輸出の増加幅が縮小、4月は1.9%に

電気電子工業会(ZVEI)が15日発表したドイツの4月の電機製品輸出高は前年同月比1.9%増の177億ユーロに拡大したものの、増加幅はこれまでに比べ小さかった。1~4月の累計は755億ユーロで、前年同期を4.3%上回って

粗鋼生産3カ月連続減少、5月は-11.5%に

独鉄鋼業界団体シュタールが21日発表した5月の粗鋼生産高は324万2,000トンとなり、前年同月を11.5%下回った。減少は3カ月連続。高炉鋼が13.6%減の219万3,000トン、電炉鋼が6.6%減の104万9,000

5月のEU新車販売11%減、11カ月連続マイナスに

欧州自動車工業会(ACEA)が16日に発表したEU(マルタを除く26カ国)の5月の新車乗用車の販売(登録)台数は79万1,546台となり、前年同月から11.2%減少した。販売低迷は11カ月連続。サプライチェーンの混乱で新

ユーロ圏鉱工業生産、4月は0.4%上昇

EU統計局ユーロスタットが15日に発表したユーロ圏の4月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比0.4%の上昇となった。(表参照) 分野別では資本財が0.2%低下したが、エネルギーが5.4%、中間材が0.7%、非

ユーロ圏貿易収支、4月は赤字拡大

EU統計局ユーロスタットが15日に発表した4月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は324億ユーロの赤字だった。ロシアのウクライナ侵攻で輸入依存が高いエネルギーの価格が急騰したことが響き、前年同月

5月のユーロ圏インフレ率、確定値も過去最高の8.1%

EU統計局ユーロスタットが17日に発表した5月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は速報値と同じ前年同月比8.1%だった。前月の7.4%から大きく拡大し、過去最高を更新した。(表参照) 分野別ではエネ

英新車登録、5月は20.6%減少 1/2

英自動車工業会(SMMT)は6日、同国の2022年4月の乗用車新車登録が12万4,394台となり、前年同月に比べ20.6%減少したと発表した。部品不足による新車供給の停滞が引き続き影響している。新型コロナウイルスの世界的

EU新車販売、5月は11.2%減・11カ月連続で減少 1/2

欧州自動車工業会(ACEA)は16日、欧州連合(EU)(マルタを除く26カ国)の2022年5月の乗用車新車販売(新車登録)が79万1,546台となり、前年同月に比べ11.2%減少したと発表した。販売減少は11カ月連続とな

1-3月期ガス発電17%減少、石炭と再生エネは2ケタ増に

ドイツの1-3月期の天然ガス発電量(送電網への供給ベース)が前年同期比17.0%減の187億キロワット時(kWh)へと大幅に低下したことが、連邦統計局の発表で分かった。ロシア産の供給減を背景にガス価格が高騰したことが反映

電機受注4月も2ケタ増に、景況感は3カ月連続で悪化

電気電子工業会(ZVEI)が9日発表した独電機業界の4月の新規受注高は前年同月を11.8%上回った。2ケタ増は5カ月連続。ロシアのウクライナ侵攻(2月24日開始)で景気の見通しが不透明になったにもかかわらず3月以降も2ケ

建材不足度が過去最高に、建設費用膨張でキャンセル増加

建設資材不足が深刻化している。Ifo経済研究所の5月の企業アンケート調査によると、建材が不足しているとの回答は建築業界で前月比2.4ポイント増の56.6%に達し、調査を開始した1991年以降の最高を記録した。土木業界も4

独中銀がGDP予測を引き下げ、インフレ率は今年7.1%に

ドイツ連邦銀行(中銀)は10日、今年の実質国内総生産(GDP)成長率を従来予測(昨年12月)の4.2%から1.9%へと引き下げた。ウクライナへのロシアの軍事侵攻や物価高騰、輸出の低迷を踏まえ、大幅に下方修正した。 コロナ

約50年来の高インフレに、エネルギーと食品が強く押し上げ

ドイツ連邦統計局が14日発表した5月の消費者物価指数(確定値)は前年同月比7.9%増となり、インフレ率は東西ドイツ統一後の最高を3カ月連続で更新した。サプライチェーンのひっ迫で物価が高騰していたところに、ロシアのウクライ

卸売物価の上げ幅、5月も20%超に

ドイツ連邦統計局が14日発表した5月の卸売物価指数は前年同月比の上げ幅が22.9%に上った。過去最高となった前月(同23.8%)をやや下回ったものの、ロシアのウクライナ侵攻を背景に3カ月連続で20%超の高水準を記録した。

中国からの輸入が4月は53%増加

ドイツ連邦統計局は13日、中国からの輸入高が4月は167億ユーロとなり、前年同月を52.8%上回ったことを明らかにした。上海のロックダウンが始まった3月28日以降、同国の貨物輸出は大幅に減ったものの、中国発の海運貨物が欧

鉱工業生産4月はやや持ち直し

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が8日発表した4月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.7%増の96.2(暫定値)となり、大幅減となった前月からやや回復した。ただ、ウクライナ

ユーロ圏の1~3月期GDP、0.6%増に上方修正

EU統計局ユーロスタットは8日、2022年1~3月期の域内総生産(GDP)統計の確定値を発表した。ユーロ圏のGDP伸び率は前期比0.6%。既報値では0.3%だったが大幅に上方修正され、前期の0.2%を大きく上回った。(表

ユーロ圏の小売業売上高、4月は3.9%増

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の4月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比3.9%増となり、上げ幅は前月の1.6%から拡大した。前月は速報値で0.8%増だったが、上方修正された。(表参照)

ドイツ乗用車新車登録、5月は10.2%減少 1/4

ドイツ連邦陸運局(KBA)は3日、2022年5月の国内乗用車新車登録が20万7,199台となり、前年同月に比べ10.2%減少したと発表した。半導体など電子部品の供給不足や原料価格の上昇、ウクライナ戦争による先行き不透明感

ドイツ国内生産、5月は25%増加

独自動車工業会(VDA)によると、2022年5月の国内の乗用車生産は30万6,500台となり、前年同月に比べ25%増加した。3カ月連続で減少していたが、増加に転じた。今年5月は、前年同月に比べ営業日が2日多かったことがプ

ロシア新車販売、5月は83.5%減少

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)は6日、同国の2022年5月の新車販売(乗用車・小型商用車)が2万4,268台となり、前年同月に比べ83.5%減少したと発表した。 1~5月の累計は、前年同期比52.0%減の31万8,1

機械受注が2カ月連続で減少、4月は-7%に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が3日発表した同国の4月の機械新規受注高は前年同月を実質7%下回った。減少は2カ月連続。ウクライナ戦争やサプライチェーンの逼迫、中国の景気低迷が響いた。 国内受注が17%減と大きく落ち込んだ

工作機械業界が生産予測引き下げ

ドイツ工作機械工業会(VDW)は5月31日、独業界の今年の生産成長率予測を引き下げた。サプライチェーンのひっ迫を受けたもので、従来予測の14%から8%へと下方修正した。 1-3月期の新規受注高は前年同期を44%上回った。

中古車価格が1年で30%上昇、新車不足のしわ寄せで

中古車価格が大幅に上昇している。調査会社DATのデータをもとにdpa通信が報じたところによると、3年落ちの4月の平均価格は2万7,900ユーロとなり、前年同月を30.1%上回った。ディーゼル車は31.8%増の2万8,96

陸上風力発電の入札が札割れに

独連邦ネットワーク庁は7日、陸上風力発電パークの新規設置を対象に実施した助成金入札の結果を発表した。入札規模1,320メガワット(MW)に対し応札が947MWにとどまる札割れが発生。競争を通した助成額の引き下げという入札

4月の小売売上が前月比で5.4%も減少

ドイツ連邦統計局が1日発表した4月の小売売上高(営業日数・季節調整値)は物価調整後の実質で前月を5.4%下回った。物価調整前の名目ベースでも4.7%落ち込んでいる。4月はインフレ率が7.4%と高水準に達した。それにもかか

ベア自粛を政府が期待、賃金物価スパイラルを強く警戒

サプライチェーンのひっ迫やロシアのウクライナ侵攻、中国の厳格な新型コロナウイルス感染拡大防止策を背景とする物価高騰への対策が重要な政策課題として浮上している。ドイツではインフレで圧迫されている家計の包括的な支援策が1日付

4月の製造業新規受注-2.7%に、3カ月連続減少

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が7日発表した4月の製造業新規受注指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で105.5(暫定値)となり、前月を2.7%下回った。減少は3カ月連続。ウクライナ戦争が激化し

4月輸出4.4%増加、ロシア向けは10%減

ドイツ連邦統計局が3日発表した4月の輸出高(暫定値)は営業日数・季節調整ベースで前月比4.4%増の1,264億ユーロへと拡大した。増加は2カ月ぶり。ユーロ加盟国向けが5.9%、欧州連合(EU)域外向けが4.7%の幅で増加

雇用改善続く、5月失業者数5万人減少

ドイツ連邦雇用庁(BA)が5月31日発表した同月の失業者数は226万人となり、前月を5万人下回った。コロナ禍の発生で悪化した労働市場の回復が続いており、季節要因を加味したベースでも4,000人減少した。デートレフ・シェー

5月のユーロ圏インフレ率は8.1%、過去最高を更新

EU統計局ユーロスタットが5月31日に発表したユーロ圏の同月のインフレ率(速報値)は前年同月比8.1%だった。ロシアのウクライナ侵攻でエネルギーなどの値上がりが加速し、前月の7.4%から大きく拡大。過去最高を更新した。(

ユーロ圏で生産者物価も急上昇、3月は過去最高

EU統計局ユーロスタットが2日に発表したユーロ圏の4月の生産者物価(建設業を除く)上昇率は前年同月比37.2%となり、前月の36.9%から0.3ポイント拡大した。エネルギー価格の高騰が物価を大きく押し上げる状況に歯止めが

ユーロ圏失業率、4月も過去最低

EU統計局ユーロスタットが1日に発表したユーロ圏の4月の失業率は前月から横ばいの6.8%だった。新型コロナウイルスとの共生が進み、経済再開が加速していることで雇用改善し、統計を開始した1998年4月以降で最低の水準を維持

ユーロ圏景況感、5月は小幅改善

欧州委員会が5月30日に発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は105.0となり、前月の104.9から0.1ポイント上昇した。改善は3カ月ぶり。ただ、ロシアのウクライナ侵攻や物価上昇が景気の先行きに影

トルコの5月インフレ率73%、食品価格は92%上昇

トルコ統計局(TUIK)が3日発表した5月の消費者物価指数(CPI)の上げ幅は前年同月比で73.50%となり、前月の同69.97%から一段と拡大した。これは1998年10月(76.6%)以来の高い水準。通貨リラ安が食料や

英自動車生産、4月は11.3%減少

英自動車工業会(SMMT)は5月26日、同国の4月の乗用車生産が6万544台となり、前年同月に比べ11.3%減少したと発表した。世界的な半導体の供給不足の継続、ロシアによるウクライナ軍事侵攻のサプライチェーンへの影響、モ

西ゲスタンプ、日本工場を拡張

スペイン自動車部品大手のゲスタンプは5月25日、三重県松阪市にある既存工場を拡張すると発表した。敷地内にホット・スタンピング部品の新しい生産棟(建屋面積:8,713.6平方メートル)を建設する。 今回の工場拡張は、日本の

1-3月期の実質賃金1.8%低下

ドイツ連邦統計局が5月30日発表した1-3月期の実質賃金(暫定値)は前年同期を1.8%下回った。名目賃金は4.0%増加したものの、インフレ率が5.8%に達したことから、実質の受給額が目減りした。

消費者信頼感指数、やや改善も極めて低い水準

市場調査大手GfKが5月25日発表したドイツ消費者信頼感指数の6月向け予測値はマイナス26.0ポイントとなり、過去最高となった5月(-26.6ポイント=確定値)からやや改善した。ただ、水準自体は依然として極めて低く、消費

1-3月期GDP0.2%増に、外需が強く押し下げ

ドイツ連邦統計局が5月25日発表した2022年1-3月期の国内総生産(GDP)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前期比0.2%増となった。内需は1.8%伸びたものの、外需(輸出-輸入)が振るわずGDPを1.4ポイン

被用者の3人に1人がインフレで生活費不足に

ドイツの被用者の3人に1人が、インフレ率の高騰を受け給料だけでは生活費が足りないと考えていることが、求人情報専門の検索エンジン運営会社インディードのアンケート調査で分かった。特に手取2,000ユーロ未満の人で状況が厳しい

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