電子、電機

Conergy AG―融資期間延長で債権行と合意―

太陽電池メーカーのConergy(ハンブルク)は7月29日、同月末で切れる融資契約を原則的に2011年12月末日まで延長することで債権銀行団と合意したと発表した。同社によると、経営再建の成果が業績に反映され始めており、銀 […]

SolarWorld AG―5四半期ぶり営業増益に―

太陽電池大手の独SolarWorld(ボン)が7月29日発表した2010年4-6月期決算の営業利益(EBITベース)は5,640万ユーロとなり、前年同期から19%増加した。増益は5四半期ぶり。生産・調達コストの削減とユー

携帯電話の充電器を共通化、11年初めにEU市場投入へ

欧州委員会は7月30日、2011年初頭から共通規格化した携帯電話の充電器がEU市場に投入されるとの見通しを明らかにした。小型のUSB端子をインターフェースとする充電器で異なるメーカーや機種の端末が充電できるようになり、ユ

シーメンス、組み立て子会社をASMに売却

独電機大手のシーメンスは7月29日、組み立てシステム子会社SEAS(シーメンス・エレクトロニクス・アセンブリー・システムズ)をオランダ半導体製造装置大手ASM傘下のASMパシフィック・テクノロジー(ASMPT)に売却する

シーメンス(2010年4-6月期決算)

2010年4-6月期(第3四半期)決算の純利益は14億1,000万ユーロで、前年同期から12%増加。産業機器、医療機器、電球の需要が伸び、増益を確保した。売上高は4%増の192億ユーロ。 \

Eurostar Group Ltd.―独Siemensへの車両発注を検討か―

大陸欧州と英ロンドンを結ぶ鉄道運営会社Eurostar(ロンドン)が独Simensへの車両発注を検討しているもようだ。Eurostarの親会社である仏国鉄SNCFの役員への取材をもとに仏『フィガロ』紙が22日付で報じた。

軽量・高硬度のアルミ炭素複合素材、シーメンスが開発

ロシアにあるシーメンス技術開発研究所(CT Russia)が、アルミニウムに炭素の同素体であるC60フラーレン(以下、フラーレン)を添加した新たなアルミニウム・炭素複合素材を開発した。アルミとフラーレンの微細構造をアルゴ

独電機業界、5月輸出30%増に

ドイツ電気・電子工業会(ZVEI)は23日、同業界の2010年5月の輸出高が111億ユーロとなり、前年同月から30%増加したと発表した。経済危機に伴って激減した外需は急速に回復しており、1~5月の輸出高も前年同期比19%

シーメンスの産業制御システムがマルウエアの標的に

シーメンスの産業制御システム「SCADA」を標的とするマルウエア(悪意あるソフトウエア)が出回っている。「Stuxnet」と呼ばれる同マルウエアは、マイクロソフトのWindows XP またはそれ以降のオペレーティングシ

米ジェイビルがハンガリーで人員強化、受注好調を受け

米電子機器メーカー、ジェイビル・サーキットがハンガリーで人員を大幅強化する。受注が好調なためで、北東部のティサウイバーロシュ工場で1,000人以上を新たに採用する予定だ。 \ ジェイビルのハンガリー子会社は以前から人員強

NEC、スロベニアで地デジ放送向け通信システムを受注

日本電気株式会社(NEC)は22日、スロベニアの民間放送事業者であるノルクリング・スロベニアから、地上デジタル放送向け通信システム「PASOLINK NEO」を受注したと発表した。契約額は明らかにされていない。NECはこ

Eon AG―充電スタンドは民間企業向けからスタート―

エネルギー大手の独Eon(デュッセルドルフ)は電気自動車(EV)用充電スタンドの提供先を当面、EV車をフリート契約で利用する民間企業に絞り込む意向だ。同社のクラウスディーター・マオバッハ取締役(技術担当)が『フランクフル

Leoni AG―「事業の第3の柱は長期テーマ」=社長―

自動車部品大手の独Leoni(ニュルンベルク)は中核事業を当面、電線とワイヤーハーネスの2つに絞り、新たな中核事業は当面、構築しない意向だ。同社のクラウス・プロープスト社長が日刊紙『ヴェルト』のインタビューで明らかにした

Wuerth Solar GmbH & Co. KG―卸会社SolarMarktを買収―

ネジ大手Wuerthの太陽電池子会社Wuerth Solar(シュヴェービッシュ・ハル)は26日、太陽電池の卸会社SolarMarkt(フライブルク)を子会社も含めて買収すると発表した。Wuerth Solarは2014

フィリップス(2010年4-6月期決算)

2010年4-6月期(第2四半期)決算の純利益は2億6,200万ユーロで、前年同期の4,500万ユーロから6倍に増加。新興市場での販売が好調で収益を押し上げた。コスト削減の効果も反映された。売上高は12%増の61億9,0

STマイクロエレクトロニクス(2010年4-6月期決算)

2010年4-6月期(第2四半期)決算の最終損益は3億5,600万ドルの黒字で、前年同期の赤字(3億1,800万ドル)から改善。半導体需要が回復し、収益を押し上げた。売上高は27%増の25億3,000万ドル。 \

エリクソン(2010年4-6月期決算)

2010年4-6月期(第2四半期)決算の純利益は18億8,000万クローナ(2億6,000万ドル)で、前年同期の8億3,100万クローナから急増。通信会社の設備投資が伸びず、売上高は8%減の480億クローナに後退したが、

ABB(2010年4-6月期決算)

2010年4-6月期(第2四半期)決算の純利益は6億2,300万ドルで、前年同期から8%減少。欧米の電力会社のインフラ投資が停滞したことが響いた。売上高は5%減の75億7,000万ドル。 \

ノキア(2010年4-6月期決算)

2010年4-6月期(第2四半期)決算の純利益は2億2,700万ユーロで、前年同期から40%減少。アップルの「iPhone」人気で販売が苦戦、値下げを実施したことで収益が悪化した。売上高は1%増の100億ユーロ。 \

ノキア・シーメンス、モトローラの事業買収

通信ネットワーク機器大手のノキア・シーメンス・ネットワークス(NSN)は19日、米モトローラの無線ネットワーク機器事業を買収することで合意したと発表した。買収総額は12億ドル。これによりNSNは米国、日本を中心に携帯電話

メルケル首相が中露など3カ国を歴訪

ドイツのメルケル首相は14~18日の5日間の日程でロシア、中国、カザフスタンを歴訪した。首脳会談では人権、安全保障など幅広い問題が話し合われたものの、最大のテーマは経済で、随行した300人のなかには財界関係者が多く含まれ

独GDP成長率、4-6月期は1%以上か

ドイツ経済の回復が加速している。世界経済の好調を背景に輸出が急増し、その効果が企業投資や雇用にも波及しているためだ。連邦経済省は19日発表の7月月報のなかで、2010年4-6月期(第2四半期)の国内総生産(GDP)成長率

Nokia Siemens

NokiaとSiemensの合弁会社Nokia Siemens Networks(NSN)は19日、米Motorolaの通信設備事業を買収すると発表した。米国と日本を中心に世界でのプレゼンスを強化することが狙い。買収金額

VW

自動車大手の独Volkswagen(VW)は同社初の電気自動車(EV)を2013年に市場投入する予定だ。同社のマルティン・ヴィンターコルン社長が19日、米パロアルトで明らかにしたもので、VWグループの販売に占めるEVの割

高速鉄道ICE、32度超でクーラー効かず

ドイツが誇る高速鉄道ICEのクーラーは気温が32度を超えると機能しなくなる――。連邦鉄道庁(EBA)のゲラルド・ヘルスター長官がドイツ鉄道(DB)に宛てた14日付の書簡をもとに、『ハノーバーシェ・アルゲマイネ(HAZ)』

猛暑で冷房需要急増

猛暑の続くドイツで、家庭用冷房機器の需要が急拡大している。空調機器を販売するホームセンターでは予想を上回る売れ行きで品切れの店が続出。全国的に品薄状態となっている。ただ、生産が追いつかないほどではなく、現在品切れの店舗で

薄膜太陽電池、製膜時の高温化が効率改善のカギに

CIGS薄膜太陽電池(以下:CIGS)の製膜時の温度が低くなると薄膜を構成するガリウム(Ga)とインジウム(In)分子の濃度分布に偏りがでることを、マインツ大学、IBMなどの産学研究チームがコンピューターシミュレーション

ASML(2010年4-6月期決算)

2010年4-6月期(第2四半期)決算で2億3,900万ユーロの純利益を計上し、前年同期の赤字(1億400万ユーロ)から黒字に転じた。半導体産業の需要が急回復して収益を押し上げ、売上高は2億7,700万ユーロから10億7

ICE車両が灼熱地獄に、冷房故障相次ぐ

すでに半月以上続く真夏日。季節感があって良いという当初の思いは「そろそろいい加減にしてくれ」という、うんざり感に変わりつつあるのではなかろうか。最高気温が毎日30度を超え、日によっては36度に達するのでは「ここは本当にド

独化学業界、上半期売上が16%増に

独化学工業会(VCI)は7日、上半期の業界売上高が前年同期比16%増の777億ユーロに拡大したと発表した。1年前は景気の最悪期だったこともあり、生産高と輸出高もそれぞれ13%、12%の2ケタ成長となった。設備稼働率は83

ノートパソコン世帯普及率40%に

ドイツ連邦統計局が13日発表した家電の世帯普及率統計によると、ノートパソコンの普及率は2009年初頭時点で40%となり、05年初頭の同17%から大幅に拡大した。デスクトップ型は横ばいの63%、パソコン全体の普及率は79%

5月製造業売上3.7%増に、3カ月連続で拡大

ドイツ連邦統計局が9日発表した同国製造業の2010年5月の売上高は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比3.7%増(暫定値)となり、伸び率は4月の同1.4%(修正値)から大幅に拡大した。売上増は3月から3カ月連続。

Siemens AG―アフリカ売上を2012年までに3倍に―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は9日、アフリカ事業に今後2年間で約2億ユーロを投資すると発表した。水道や鉄道などのインフラや、再生可能発電施設の需要が今後、大幅に拡大すると予想されるためで、同社は販売網の強化を

SMA Solar Technology AG―2010年業績予測引き上げ―

ソーラーインバーター世界最大手の独SMA Solar Technology(ニーステタール)は6日、2010年通期の売上高を従来予測の11億~13億ユーロから15億~18億ユーロへと大幅に上方修正した。太陽電池の需要が世

Lenovo

中国のコンピューター大手Lenovoはドイツ市場シェアを今後2年以内に10%以上に拡大する意向だ。欧州事業担当役員がメディアインタビューで明らかにしたもので、オールインワン型の製品がカギを握るとみている。今年第1四半期の

測量器のヘキサゴン、米ソフト会社を買収

測量機器大手のヘキサゴン(スウェーデン)は7日、米ソフト会社のインターグラフを買収することで合意したと発表した。インターグラフは政府や企業が精密な地図を作成する際に用いられる特殊ソフトのメーカー。ヘキサゴンは同社を別部門

モバイル家電が人気化、市場3割拡大へ

ノートブックパソコンやコンパクトデジタルカメラ、ポータブルプレーヤーなどのモバイル家電がロシアで急激に売り上げを伸ばしている。モバイル家電・携帯電話機器販売でロシア大手のエヴロセチ(Evroset)が現地経済紙『ベドモス

5月小売売上、前月比は増加

ドイツ連邦統計局が1日発表した2010年5月の小売売上高は前年同月から名目で1.4%減少した。比較対象の09年5月より営業日数が1日少なかったことが影響した格好。物価を加味した実質では2.4%落ち込んだ。一方、前月比変動

Bayerische Motorenwerke AG(BMW)―EVコンセプトを初披露―

高級車大手のBMW(ミュンヘン)はこのほど、同社が開発中の電気自動車(EV)「メガシティ・ヴィークル(MCV)」の構想を明らかにした。シャシにアルミニウム、車体に炭素繊維素材を採用し、約300キロに上るバッテリーの重量を

日立化成工業―Li-ion電池素材で独SGLと提携―

日立化成工業は6月30日、黒鉛電極大手の独SGL Groupと欧州市場における自動車・産業用リチウムイオン電池の負極材事業で包括提携すると発表した。欧州市場で負極材の供給体制確立を目指す。 \ 高性能リチウムイオン電池の

ABB AG―英Chloride買収を断念―

スイスの重電大手ABB(チューリヒ)は1日、英国の無停電電源装置(UPS)メーカーChlorideの買収を断念すると発表した。ABBは競合の米Emersonが6月29日、Chlorideに対する株式公開買い付け(TOB)

ABB、英クロライド買収を断念

スイスのエンジニアリング大手ABBは1日、英同業クロライドへの買収提案を撤回すると発表した。両社は6月初めに買収で合意していたが、米エマソン・エレクトリックがABBを上回る額での買収を提案。ABBは対抗することができず、

独シーメンス、銀行設立へ

電機大手の独シーメンスが銀行を設立する。同社のイェー・ケーザー取締役(財務担当)が6月28日付の『南ドイツ新聞』に掲載されたインタビューで明らかにした。金融危機の経験を受け、独自の金融機関を持つ必要性を痛切したとしている

日立化成、独SGLと提携

日立化成工業は6月30日、欧州のリチウムイオン電池用負極材事業で独SGLグループと提携することで合意したと発表した。両社の提携により、正極材と対照的に欧州で生産体制が整っていない負極材の供給体制を確立し、需要増が見込まれ

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