ドイツ自動車部品工業界の動き

Schaeffler AG―売上予測引き下げ―

ベアリング大手の独Schaefflerは8月28日の決算発表で、2013年通期の売上成長率を従来予測の4%から2%に下方修正した。産業向け部門の業績が振るわないため。営業利益(EBIT)については従来予測の約14億7,0 […]

独レカロ、IAAで未来のスポーツシートコンセプト発表

自動車シートメーカーの独レカロ・オートモーティブ・シーティングは、9月開催のフランクフルト国際モーターショー(IAA)で、次世代のスポーツシートプラットフォームコンセプトを発表する。自動車用シートのOEM生産事業だけでな

独プレー、独ソフトウエア会社を買収

独自動車用電子部品メーカーのプレーは27日、ドイツのソフトウエア開発会社イノヴェンティス(Innoventis)を買収すると発表した。イノヴェンティスは従業員数10人と小規模ながらも高い開発力を持つという。プレーは同社の

独ゲトラク、新世代のDCTをIAAに出展

独変速機大手のゲトラクは9月のフランクフルト国際モーターショー(IAA)に新たなデュアルクラッチトランスミッション(DCT)を出展する。次世代DCTの「PowerSchift 7DCT300」および「PowerSchif

独GIF、カッセルに新試験拠点

独工業試験会社のGIF(アルスドルフ)は、1,500万ユーロを投資してカッセルにパワートレイン試験センターを開設する。すぐ近くにあるフォルクスワーゲン(VW)のカッセル工場向けのサービス業務を強化するのが狙い。来年10月

Friedrich Boysen GmbH und Co. KG―工場数を大幅拡大―

自動車用排ガス処理システムの独Boysen(アルテンシュタイク)が工場数を大幅に増やす計画だ。2012年半ばに獲得した大型受注の履行に必要なためで、12年の10カ所から17カ所に拡大する。投資総額は2億8,000万ユーロ

Auto Teile Unger Handels GmbH & Co. KG―資金繰りに懸念―

独自動車修理大手Auto Teile Unger(ATU、ヴァイデン・イン・デア・オーバーファルツ)の資金繰りが厳しくなっているもようだ。格付け大手の米Moody’sは21日、同社の格付けを22ランクで下から4番目のCa

独ボッシュ、電子制御式クラッチ「eクラッチ」を開発

独自動車部品大手のボッシュはこのほど、電子制御式クラッチ「eクラッチ」を開発したと発表した。燃費改善に大きく寄与するほか、従来の自動変速機(AT)に比べ価格が安く、ハイブリッド車にマニュアルトランスミッション(MT)を採

トグナム、米国のR&D拠点を拡張

独エンジン大手のトグナムは7月31日、米サウスカロライナ州のエイキン拠点に今年4月に併設したばかりの研究開発(R&D)センターを拡張する計画を明らかにした。2,250万米ドル(約1,700万ユーロ)を投資してオ

HQMザクセンリング、再建手続き開始

5月に経営破たんした自動車部品メーカー、HQMザクセンリングの会社更生手続きが1日から開始された。管財人のヨアヒム・エクスナー氏が2日明らかにしたところによると、生産はこれまで通り続ける。早期の再建に向け、複数の投資家と

独リュッカー、上期は増収減益

独技術開発会社のリュッカーが5日発表した2013年6月中間決算の売上高は9,980万ユーロとなり、前年同期比で4.5%増加した。国内事業が好調で全体をけん引した。一方、営業利益(EBITベース)は40万ユーロ減の440万

独コンティネンタル、車内のタイヤ騒音を低減

独自動車部品大手のコンティネンタルは7日、車内に伝わるタイヤの騒音を低減する新技術を開発したと発表した。タイヤの内側に貼りつけた特殊な発砲状シートが走行時に発生する騒音を吸収する仕組みで、車内の騒音を最大9デジベル抑える

Continental AG―自動車向け以外の事業強化へ―

自動車部品大手の独Continental(ハノーバー)が自動車産業向け以外の事業を強化する。欧州などで自動車市場が長期低迷していることを受け自動車産業への依存度を引き下げる考えで、買収も視野に入れている。ヴォルフガング・

ZFが米工場開設、8・9速AT生産

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは7月26日、米サウスカロライナ州のグレー・コートに建設した新工場の開所式を行った。乗用車向けの8速および9速自動変速機(AT)を生産する。年120万基を生産する計画で、内訳

ZF、軽量部品の技術センターを開設

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは7月29日、ドイツのシュヴァインフルトにある拠点に、繊維強化プラスチックを使用した軽量部品の量産技術を研究するための技術センター「ZF Composites Tech Ce

ボッシュ、中国に安全システムの新工場開設

独自動車部品大手のボッシュは1日、中国・四川省の成都に新工場を開設したと発表した。アンチロック・ブレーキ・システム(ABS)や横滑り防止装置(ESC)など安全システムを生産し、現地顧客に供給する。 \ ボッシュは同工場に

独ボッシュ、ブダペストに新社屋

独自動車部品大手のボッシュは7月31日、ハンガリーのブダペストに建設しているハンガリー事業の中核拠点の新社屋の一部を開設した。2015年までに約1億ユーロを投資する計画で、工事が完了すると、新社屋の面積は5万平方メートル

ZF Friedrichshafen AG―25年までに売上倍増目指す―

自動車部品大手の独ZF Friedrichshafen(フリードリヒスハーフェン)は2025年までの12年間で売上高を400億ユーロへと倍増させる計画だ。シュテファン・ゾンマー社長が『ハンデルスブラット』紙に明らかにした

独フェーラー、国内工場のリストラ計画で労使合意

ドイツの自動車内装部品メーカー、フェーラー(バイエルン州キッツィンゲン)は17日、国内工場のリストラ計画で金属労組IGメタルと合意した。加熱発泡プラスチック部品は今後も本社工場で生産し、同部門の従業員128人の雇用を維持

ボッシュ、ヒルデスハイム工場でリストラ

自動車部品世界大手の独ボッシュは、エンジンのスターター、ジェネレーターを生産する独ヒルデスハイム工場でリストラを実施する方針だ。欧州自動車市場の冷え込みで需要が低迷しているためで、生産技術のマザー工場に転換したうえで当該

独ベバスト、管理・開発拠点の新社屋を建設

自動車用ルーフシステムなどを生産する独ベバストは18日、独南東部のヘンガースベルクに建設する管理・開発拠点の新社屋の上棟式を行った。投資規模は約2,000万ユーロ。2013年末に従業員約350人が新社屋に移転する予定。

コンティネンタル、シートベルトの新たな安全機能を開発

独自動車部品大手のコンティネンタルは18日、安全システム「コンチガード」の新たな機能として「アクティブ・エマージェンシー・ベルト・コントロール」を開発したと発表した。事故の危険が迫ると、シートベルトを引き締めて、エアバッ

コンティネンタル、ソレノイド式インジェクタ「XL3」開発

独自動車部品大手のコンティネンタルは、燃料直噴式ガソリンエンジン向けにソレノイド制御式のインジェクタ「XL3」を開発した。今年に入り量産を開始し、ターボチャージャーを装備した1.5リットルの4気筒・燃料直噴ガソリンエンジ

Bosch

独自動車部品大手のボッシュ は6月から、国内の従業員1,800人を対象に労働時間の短縮措置を実施している。産業技術、エネルギー、建築関連技術部門が対象であり、自動車技術部門は対象外となっている。同社は昨年12月、国内拠点

コンチテック、スロバキア工場を拡張

独自動車部品大手コンティネンタルのゴム・プラスチック子会社であるコンチテックは16日、コンチテック・バイブレーション・コントロール事業部門がスロバキア北西部のDolne Vesteniceにある工場で新たな生産棟を建設す

独レハウ、ハンガリー工場の稼働開始

ポリマー樹脂製建材や自動車部品を手がける独レハウは8日、ハンガリーのジェールで新工場の一部稼働を開始したと発表した。今秋に正式開所する。 \ 新工場は5,000万ユーロをかけて独自動車大手アウディの組み立て工場の隣接地に

Getrag GmbH & Cie KG―アジアでの変速機販売を3倍に―

自動車部品大手の独Getrag(ウンターグルッペンバッハ)は2日の決算発表で、アジアにおける変速機販売数を2020年までに3倍に拡大する計画を明らかにした。特に中国とインドで大幅な成長を見込んでいる。 \ 今年はアジアで

独ソフトウエア会社、ウルムにHMIの開発拠点を開設

独法人向けソフトウエア会社のMウェイ・ソリューソンズはこのほど、独南部のウルムにヒューマン・マシン・インタフェース(HMI)の開発拠点を開設した。2012年7月に同社に資本参加した米テレマティックサービス会社アゲロ(Ag

Robert Bosch GmbH―「中国事業に懸念なし」―

自動車部品大手の独Bosch(シュツットガルト)は中国事業を今後も大幅に拡大する意向だ。市場には同国の信用バブルが崩壊するとの懸念があるものの、同社は今年上半期も下半期も2ケタ台の売上成長を予想。現地の従業員数ついても今

Hella KGaA Hueck & Co―事業グローバル化推進―

自動車部品大手の独Hella(リップシュタット)は6月26日の決算発表で、事業のグローバル化を今後も推し進める意向を表明した。欧州市場の低迷が長期化する様相を示しているためで、合弁事業を通して築き上げたネットワークを拡充

ZFサービス部門、成長見通しを堅持

独自動車部品大手ZFフリードリヒスハーフェンのアフターサービス子会社(ZFサービシズ)のアロイス・ルートヴィヒ社長は6月25日、今年の成長見通しについて「売上高で5%の成長」とする当初見通しを堅持した。欧州で苦戦している

独ボッシュ、中国に走行試験施設を開設

独自動車部品大手のボッシュは6月21日、江蘇省連雲港市東海県に新たな走行試験施設を開設した。一年を通して、乗用車、自動二輪や重量45トン以下のトラックに装備するアンチロックブレーキシステム(ABS)や横滑り防止システム(

独自動車操舵部品メーカー、ハンガリーに新工場

独自動車部品大手ZFフリードリヒスハーフェンとボッシュの操舵部品合弁会社であるZFレンクジュステーメは17日、ハンガリー北東部のマクラールに新工場を設置すると発表した。電子操舵システムの受注好調に対応する。投資規模は明ら

Bosch―次世代電池開発でGSユアサなどと提携―

自動車部品大手の独Boschは19日、次世代リチウムイオン電池の開発に向けてGSユアサ、三菱商事と提携すると発表した。電池のエネルギー蓄積容量を大幅に引き上げて軽量・小型化を実現。電気自動車(EV)の走行距離を拡大する狙

Robert Bosch GmbH―中国で低スペック化―

自動車部品大手の独Bosch(シュツットガルト)が中国で開発、生産、販売する部品の簡素・低価格化を推し進めている。ドイツメーカーの部品は評価が高いものの、現地の一般向け車両に投入するには価格が高すぎるためだ。顧客ニーズに

Mahle GmbH―仏アルミ製ピストン工場閉鎖へ―

自動車部品大手の独Mahle(シュツットガルト)は12日、仏アルザスのインガースハイムにある工場を2014年末で閉鎖すると発表した。採算が取れないため。同工場の従業員270人に対しては他の拠点への異動を可能な限り提示する

Li-Tec Battery GmbH ―出資者模索―

化学大手Evonikと自動車大手Daimlerが共同運営する電気自動車(EV)用電池の合弁会社Li-Tec(カメンツ)が両社に続く3社目の出資者を模索している。Daimlerのディーター・ツェッチェ社長が経済誌『ヴィルツ

堀場製作所、新型排ガス測定計を発表

自動車計測機器大手の堀場製作所は4-6日にシュツットガルトで開催された欧州自動車用測定技術見本市(オートモーティブ・テスティング・エキスポ・ユーロップ)で、排ガス流量計測器の最新モデル(第2世代)を紹介した。新モデル(P

シェフラー、独工場で900人削減へ

独自動車部品大手のシェフラーは、シュヴァインフルト(バイエルン州北部)工場の車輪軸受生産事業を今後3年間で国外に移管する計画だ。価格競争の激化を受けた措置で、移転に伴い同工場の従業員の約4分の3に当たる900人が削減され

ソミック石川、BASFと樹脂製シートダンパーを共同開発

自動車部品大手のソミック石川(東京都墨田区)と独化学大手のBASFは11日、樹脂製シートダンパーを共同開発したと発表した。亜鉛の代わりに、ガラス繊維を使用した高弾性ポリアミド樹脂「ウルトラミッド」を採用し、軽量化、生産コ

独ボッシュ、ルーマニア工場で新たな生産棟を開設

独自動車部品大手のボッシュは11日、ルーマニア中部のブラジ工場で新たな生産棟を開設した。新たな生産棟では主に、アンチロックブレーキシステム(ABS)や横滑り防止システム(ESC)などの運転支援システムに使用するスピードセ

Eberspaecher-Gruppe―独工場で人員削減へ―

自動車の排気系部品や暖房システムを製造する独Eberspaecher(エスリンゲン)は6日、独ノイキルヒェン工場の従業員を削減すると発表した。賃金とエネルギーコストが上昇しているためで、同工場の1,950人のうち300人

Li-Tec Batterie GmbH―出資2社が売却も―

自動車大手のDaimlerと化学大手のEvonikがリチウムイオン電池合弁会社Li-Tec Batterie GmbH(カメンツ)の売却を視野に入れているもようだ。『ウォールストリート・ジャーナル(ドイツ版)』紙が10日

エーベルスペッヒャー、上海にアジア事業統括拠点開設

独自動車部品大手のエーベルスペッヒャーは3日、上海市嘉定区に建設していたアジア事業の統括拠点を6月から本格稼働させると発表した。面積は約8,000平方メートルで、西欧およびアジアの乗用車メーカー向けの部品を生産するほか、

Lapp Holding AG―アジアを中心に事業強化―

ケーブルメーカーの独Lapp(シュトゥットガルト)がアジアを中心に事業を強化する。アンドレアス・ラップ社長などへの取材をもとに3日付『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じた。 \ 同社のアジア製造拠点は現在、韓国、中

独ノイウルムの自動車部品会社、経営破たん

独自動車部品会社のシュッテンバッハ(ノイウルム)は5月21日、ノイウルム区裁判所に会社更生手続きの適用を申請した。自動車市場の冷え込みで受注が激減し、経営に行き詰った。今後は独自で経営再建を目指す。営業はこれまで通り続け

独コンチ、変速機と駆動装置の統合システムを共同開発

スイスのハイテク複合企業エリコンと独自動車部品大手のコンティネンタルは5月27日、ハイブリッド車や電気自動車向けにトランスミッションと駆動装置を統合したシステムの開発・販売で協力することで合意した。それぞれのノウハウを持

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