東欧市場における自動車工業界の動き
ロシア新車販売、10月は9.9%減
ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が12日発表した2014年10月の国内新車(乗用車・小型商用車)販売は21万1,365台となり、前年同月に比べ9.9%減少した。1~10月の累計は前年同期比12.7%減の199万1,32
VW、ポーランドで商用車バンの新工場着工
独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は13日、ポーランド西部のブジェシニャに建設する商用車部門の新工場の定礎式を行った。2016年下半期に次期「クラフター」の生産を開始する。生産能力は年10万台、従業員数は約3,00
シュコダ自、10月の販売台数が過去最高に
独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は10日、2014年10月の世界販売が前年同月比8.6%増の9万1,000台となり、10 月単月の販売台数として過去最高を記録したと発表した。中国や
シュコダ、「オクタビア」に全輪駆動のハッチバック投入
独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダは10月29日、主力の「オクタビア」シリーズに、全輪駆動のハッチバックモデル「オクタビア4×4」を導入すると発表した。これにより、「オクタビア」シリーズの
トルコ自動車大手トファシュ、10億ドル投じて3モデルを生産
伊自動車大手フィアットとトルコの持株会社コチ・ホールディングの合弁会社であるトファシュは6日、10億ドルを投じてフィアットの新モデル3種を生産すると発表した。主に輸出向けとなる。設備投資の内容は明らかにしていない。 新モ
トルコ輸出額、10月は6.7%増
トルコの輸出が堅調だ。同国の輸出業者協会(TIM)が1日発表した2014年10月の輸出額は前年同期比6.7%増の126億米ドルで、9月の133億米ドルを下回ったものの、10月の数値としては過去最高となった。通年では1,6
Skoda auto
独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車 は10月31日、2014年1~9月の売上高が88億ユーロとなり、前年同期に比べ19.3%の増収となったと発表した。営業利益は6億5,100万ユーロ
ベラルーシMTZ、キューバにトラクター輸出
ベラルーシの農機大手ミンスクトラクター工場(MTZ)は10月28日、キューバからトラクター400台を受注したことを明らかにした。キューバはベラルーシ開発銀行から融資を取り付け、トラクター調達に充てる。 キューバのトラクタ
VW
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)がロシアのカルーガにある完成車工場の操業を10月30日に一時停止したことが3日、明らかになった。現地需要の減少を受けた措置で、生産ラインを今週末(11月9日)までストップする。VW
独商用車のMAN、ポーランド路線バス生産を集約
独商用車大手のMANは10月30日、来年末をめどに路線バス生産事業をポーランドのスタラホヴィツェ工場に集約すると発表した。需要縮小を機に余剰生産力を削減する狙い。関連投資額は4,000万ユーロで、次世代モデルの生産体制も
ロシア、スクラップインセンティブを来年以降も継続か
ロシア政府は、自動車買い替え奨励制度(スクラップインセンティブ)を来年以降も継続する可能性がある。景気減速で新車販売の低迷が続くと予想されるため。 ロシアでは9月からスクラップインセンティブが再導入され、新車の購入者に対
GAZ、ブルテンとの合弁工場を開所
ロシア商用車最大手のGAZは10月28日、ロシアのニージニー・ノブゴロドにあるゴーリキー自動車工場で、スウェーデンの留め具メーカー、ブルテンと設立した合弁会社Bulten-Rusの新工場を開設した。自動車産業向けの留め具
EBRD、ピテシュティ市の公共交通を支援
欧州復興開発銀行(EBRD)は10月16日、ルーマニアのピテシュティ市の公共交通の近代化を支援するため、同市の交通公社パブリトランス(Publitrans)に5,850万レウ(1,300万ユーロ)を融資すると発表した。旧
独オペル、1-9月期のハンガリー販売台数58%増
ドイツ自動車大手オペルのハンガリー子会社はこのほど、2014年1―9月期の乗用車・小型商用車販売台数が7,578台となり、前年同期実績を57.6%上回ったと発表した。通期では1万台以上を売り上げる見通しだ。 現地経済情報
アウディ、ハンガリー工場で「TTロードスター」新モデルを生産
アウディのハンガリー子会社アウディ・ハンガリアは20日、西部ジェールの工場でスポーツカー「TTロードスター」の3代目モデルの生産を11月5日から開始すると発表した。3シフト制のフル稼働で対応する。予定生産台数は明らかにし
ノルウェー通信大手テレノール、ハンガリーに無料EVスタンド設置
ノルウェー電気通信大手のテレノールはこのほど、ハンガリーに電気自動車(EV)向け無料充電スタンドを設置した。環境に配慮する同社の方針の一環。工事はドイツ系エネルギー会社のエーオン・ハンガリーが担当した。 首都ブダペスト近
スズキのハンガリー工場、年末まで操業を短縮
スズキのハンガリー子会社であるマジャール・スズキはこのほど、年末まで操業短縮を継続すると発表した。生産モデル変更によるもので、来年初めには従来の2交代制に復帰するという。現地経済紙『ナピ・ガズダシャーグ』が14日付で伝え
ハンガリー、代替燃料車の普及進まず
ハンガリーの独語紙『ブダペスター』が14日報じたところによると、ハンガリーを走る自動車の85%がガソリン車、15%がディーゼル車で、消費者は電気自動車(EV)などの代替燃料車に関心をほとんど持っていないことがわかった。デ
ルーマニア新車販売26.8%増
ルーマニアの2014年1-9月期新車販売台数は7万3,602台となり、前年同期実績を26.8%上回った。乗用車は27%増の4万9,326台。同国の自動車製造・輸入業者協会(APIA)の情報として現地アジェルプレス通信が1
スズキのハンガリー工場、年末まで操業短縮
スズキのハンガリー子会社であるマジャール・スズキはこのほど、北西部のエステルゴム工場で年末まで操業短縮を継続すると発表した。生産モデル変更によるもので、来年初めには従来の2交代制に復帰するという。14日付の現地経済紙ナピ
GAZ
ロシア商用車最大手のGAZ は、10月14~16日にモスクワで開催されたガス燃料車の国際見本市「GasSUF」で、圧縮天然ガス(CNG)燃料(メタン)で走行する商用車「GAZelle BUSINESS CNG」のロシア郵
スズキ、ハンガリー工場の生産縮小
スズキのハンガリー子会社マジャールスズキは、ブダペスト近郊にあるエステルゴム工場の生産を縮小する模様だ。生産目標の15万台を維持するものの、従来の2交代制から1交代制とし、年内はこの生産体制を継続する方針という。スズキの
露GAZ、CNGエンジン搭載車のプロトタイプ発表
ロシア商用車最大手のGAZは7~10日にサンクトペテルブルクで開催されたガス産業の国際専門見本市「ROS-GAS-EXPO」に、圧縮天然ガス(CNG)燃料で走行する小型商用車「GAZelle NEXT CNG」と中型トラ
チェコ中古車大手、販売好調
チェコの中古車販売大手AAAオートは7日、2014年9月の販売が5,603台となり、前年同月に比べ10.8%増加したと発表した。魅力的な融資サービスや、小規模の販売店から幅広いモデルやサービスを提供する大型中古車ディーラ
中東欧の売上上位企業、ポーランドが最多
仏信用保険会社コファスは6日、中東欧地域における売上上位企業500社を発表した。そのうちポーランドが148社で全体の3分の1を占め、昨年に引き続き最多。上位10社の半数はポーランド企業だった。また倒産率は同地域で最低を記
ロシア新車販売、9月は20.1%減
ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が8日発表した2014年9月の国内新車(乗用車・小型商用車)販売は19万7,233台となり、前年同月に比べ20.1%減少した。1~9月の累計は前年同期比13.0%減の177万9,947台
シュコダ自の販売好調、9月は10.4%増
独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は6日、2014年9月の世界販売台数が9万5,600台となり、前年同月に比べ10.4%増加したと発表した。中国と西欧市場で販売が好調だった。 2日か
GAZ、小型商用車をトルコで現地生産
ロシア商用車最大手のGAZは9月30日、同社の小型商用車「GAZelle NEXT」をトルコで生産・販売すると発表した。現地企業のメルサ・オトモティブ(Mersa Otomotiv)がトルコ北西部のサカリヤ工場でセミノッ
露GAZ、「ウラル‐M」の販売開始
ロシア商用車最大手のGAZは8日から国内で、改良を施した全輪駆動トラック「ウラル‐M」の店頭販売を開始する。石油・ガス、林業、道路建設などの分野に需要があると見込んでいる。 「ウラル‐M」は「ウラル‐4320」シリーズの
ハンガリー新車登録、9月は18%増
英自動車市場調査会社のJATOダイナミクスがまとめたハンガリーの2014年9月の新車登録台数は6,802台となり、前年同月に比べ18%増加した。内訳は、乗用車が5,527台、3.5トン以下の小型商用車が1,275台。法人
スカニアとGAZ、バス生産で提携拡大
スウェーデンの商用車大手スカニアとロシア同業GAZは9月29日、バスの生産および販促で提携を拡大することで合意したと発表した。 両社は2005年に提携を結び、GAZは同年からスカニアのシャシーをベースとしたコーチ(長距離
トルコ製電気自動車がお披露目ツアー
トルコで開発・製造された電気自動車「T-1」が9月22日、全国を巡回するツアーで目的地のひとつである中部のカイセリに到着した。同車は市内のメインストリートに展示され、市民らが見学に訪れた。 T-1は、イスタンブール大学の
GAZ、中型トラック「GAZon NEXT」の新モデル発表
ロシアの商用車最大手GAZはこのほど、中型トラックの新モデル「GAZon NEXT」の量産を開始した。積載量は5トンと、GAZの比較可能な従来モデルに比べ500キログラム積載能力を増やした。中東欧諸国やアジア、アフリカ諸
ロシアトラック市場、販売低迷が深刻化
自動車市場調査会社のAvtostatによると、ロシア市場における2014年1~8月のトラック(5トン以上)販売台数は、上位30社で5万6,890台となり、前年同期に比べ23.9%減少した。8月単独では35.2%も落ち込ん
ダイムラー、ブダペストの路線バスを受注
独自動車大手のダイムラーはこのほど、ブダペスト交通局(BKK)から最大75台の路線バスを納車する業務を落札した。BKKの発表によると、今回ダイムラーが受注したのは、次期排ガス基準「ユーロ6」対応のエンジンを搭載した低床バ
ルーマニア新車販売台数、1-8月期は29%増
ルーマニアの2014年1-8月期新車販売台数は6万4,474台で、前年同期を29.2%上回った。同国の自動車製造・輸入業者連盟(APIA)が17日発表した。購入者の内訳では、法人が71%と圧倒的な割合を占めている。 ブラ
オペル、露工場で人員削減
米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)傘下のオペルは16日、ロシアのサンクトペテルブルク近郊にある工場で人員削減を行うと発表した。同国ではウクライナ問題を受けて自動車需要が大きく落ち込んでおり、同社は急速な回復が見込め
オペル、露工場で人員削減
米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)傘下のオペルは16日、ロシアのサンクトペテルブルク近郊にある工場で人員削減を行うと発表した。同国ではウクライナ問題を受けて自動車需要が大きく落ち込んでおり、同社は急速な回復が見込め
エジプト政府、露アフトワズに自動車合弁事業を提案か
エジプト政府がロシア自動車最大手のアフトワズに国内自動車メーカーのナスルとの合弁事業を提案したもようだ。エジプトのムニール・ファクリ・アブデル・ヌール工業相が16日、訪問中のモスクワで明らかにしたという。ロシアのRIAノ
チェコ中古車大手、サイトビジターが増加
チェコの中古車販売大手AAAオートは15日、同社のウェブサイトのビジター数や各モデルの詳細情報の閲覧数が増加していると明らかにした。2月にスマートフォン向けアプリの配布を開始したことが閲覧数増加の一因と分析している。この
オペル―露工場で人員削減、現地需要の減少受け―
米ゼネラル・モーターズ(GM)の欧州子会社オペルは16日、ロシアのサンクトペテルブルク近郊にある工場で人員削減を行うと発表した。同国ではウクライナ問題を受けて自動車需要が大きく落ち込んでおり、同社は急速な回復が見込めない