東欧市場における自動車部品工業界の動き

独車部品キルヒホフ、ポーランド・グリビツェ工場を増強

独自動車部品メーカーのキルヒホフはポーランド南部グリビツェの工場を増強する。

グリビツェ工場では車体や車台の金属部品、クロスカービーム(ダッシュボード支持部品)の生産、アンダーボディとバンパーシステムの溶接、電気泳動塗装などを手掛ける。

キルヒホフはポーランドで南東部ミエレツと中部グニェズノにも工場を持つ。

韓国タイヤ大手ハンコック、ハンガリー工場を一時閉鎖

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、顧客である欧州の自動車メーカーが相次いで生産を中断しているため。

ラーツァルマーシュ工場は2007年開設で、ハンコックが欧州で操業する唯一の生産拠点。

乗用車、SUV、バン、小型トラック向けに約900種のタイヤを生産する。

クロアチア自動車部品大手が露工場を一時閉鎖、政府の要請受け

クロアチアの自動車部品メーカー、ADプラスチックは30日、ロシアの2工場を一時的に閉鎖すると発表した。

カルーガ工場は独フォルクスワーゲン(VW)の現地工場に、ヴィンタイ工場は露自動車大手アフトワズに部品を供給している。

カルーガ工場と、VW傘下の英ベントレーに部品を供給するハンガリー工場は大幅な受注減に直面している。

米タイヤメーカーのクーパー、セルビア工場を一時停止

米国のタイヤメーカー、クーパー・タイヤアンドラバーは3月23日、セルビア中部のクルシェバツにある工場の操業を一時停止すると発表した。

同社はすでに米国工場の一時停止も発表している。

中国工場は一時操業を停止していたが、数週間前に再開している。

露でも自動車メーカーが相次ぎ操業停止、新型コロナ拡大で

独フォルクスワーゲン(VW)や仏PSAも3月末から同国工場の生産を停止する予定だ。

ボルボ・トラックは4月13日から30日までの約2週間、工場の操業を停止する。

VWも国内2工場について、3月30日から4月10日まで生産を中断する予定だ。

ボスニアのプリベント、医療用品を生産

ボスニアの自動車部品メーカー、プリベントはこのほど、ドイツ政府と同国のノルトライン・ヴェストファーレン州に対し、白衣やマスク、メディカルキャップ、防護服などの医療用品の供給が可能であると伝えたもようだ。

独業界紙『オートモビルボッヘ』(25日付、電子版)によると、プリベントは、ボスニア・ヘルツェゴビナ政府の要請を受けて、3月半ば頃から、医療用品を生産している。

これまでは国内向けのみに生産してきたが、生産能力に余力があり、ドイツの医療機関向けにも供給できるとドイツ側に伝えたという。

ボスニアのプリベント、医療用品を生産

ボスニアの自動車部品メーカー、プリベントはこのほど、ドイツ政府と同国のノルトライン・ヴェストファーレン州に対し、白衣やマスク、メディカルキャップ、防護服などの医療用品の供給が可能であると伝えたもようだ。

独業界紙『オートモビルボッヘ』(25日付、電子版)によると、プリベントは、ボスニア・ヘルツェゴビナ政府の要請を受けて、3月半ば頃から、医療用品を生産している。

これまでは国内向けのみに生産してきたが、生産能力に余力があり、ドイツの医療機関向けにも供給できるとドイツ側に伝えたという。

独コンチネンタル、対ルーマニア投資を継続

自動車部品大手の独コンチネンタルは19日、2019年の対ルーマニア投資が2億ユーロに達したと発表した。

今年も同じ規模の投資を計画している。

(1)では2,700万ユーロを投資する予定だ。

伊タイヤ大手ピレリ、ルーマニア工場を一時停止

伊タイヤ大手ピレリは18日、ルーマニア南部スラティナにある工場の操業を一時停止すると発表した。

地場メーカーのダチアはミオベニ工場の一時停止を発表した。

米フォードも19日からクライヨバ工場の操業を停止しており、従業員の配置転換も実施する予定だ。

韓国の瑞延理化、取引先のスロバキア・ポーランド事業買収狙う

韓国自動車部品メーカーの瑞延理化(Seoyon E-Hwa)が、スロバキア子会社を通じて、同じ韓国系のサミット・オートテックのスロバキア・ポーランド事業を買収する意向だ。

サミット・オートテックはスロバキアとポーランドで5工場を操業し、瑞延理化に部品を供給している。

買収が成立すると、スロバキアのドゥブニツァ・ナド・ヴァーフォムとスラードコヴィチョヴォ、ポーランドのスコチュフとバジャノビツェで運営する4工場が瑞延理化の傘下に入る。

韓国電装品メーカー京信、セルビア工場を4月着工

韓国の自動車部品メーカー、京信(Kyungshin)は先ごろ、セルビア中部のスメデレブスカ・パランカ市と工場建設で基本合意した。

700人~1,000人を雇用し、電気駆動車向けの電装部品を製造する。

同社はワイヤーハーネスや電圧コネクターなどの電装部品を生産し、韓国メーカーのほかフォルクスワーゲン(VW)、フォード、ボルボなどに供給している。

米自動車照明大手バロック、ポーランドに新工場開設

自動車用ランプメーカーの米バロック・ライティングシステムズはこのほど、ポーランド東部のネムツェで工場を開設した。

100人超を雇用し、標準的なハロゲンランプや最新のマトリックスライト、レーザーヘッドランプの開発を行っている。

同社は中東欧事業の拡大を続けており、2018年9月にはチェコのリフバルト、19年1月にはブルガリアのディミトロフグラードに相次いで新工場を開設している。

スウェーデンのスプリングメーカー、ラトビア新工場が完成

スウェーデンのスプリングメーカー、レスヨフォルス(Lesjöfors)は先ごろ、ラトビア西部のリエパーヤに新工場を開設した。

面積は1万1,342平方メートルで、同地にある既存の工場から自動車用スプリングなどの生産を移管する。

現在同社はバルト3国で最大規模のスプリングメーカーとなっている。

長城汽車傘下のハバル、露トゥーラにエンジン工場

3月中に着工し、完成後の施設面積は1万平方メートル、投資額は17億8,000万ルーブル(約2,420万ユーロ)を見込む。

ハバルの完成車工場ではプレス加工、溶接、塗装、組み立て工程を手掛ける。

SUVモデルの「ハバルF7x」と「ハバルH9」を年間8万台生産している。

独ブローゼがセルビア工場着工、21年夏の稼働を目指す

独自動車部品大手のブローゼは6日、セルビア・ベオグラード近郊のパンチェボに建設する工場の定礎式を行った。

ブローゼはこれに関連し、昨秋、組織のスリム化と低賃金国への事業移管を柱とする行動計画を発表していた。

パンチェボでは昨年6月に独ZFが電動車用部品工場の稼働を開始し、電気モーター、ジェネレーター、電子制御式ギアボックス、マイクロスイッチなどを生産している。

韓国ロッテ・アルミ、ハンガリー初の工場開設

韓国のロッテ・アルミニウムがハンガリー北西部のタタバーニャに同社初の欧州工場を建設する。

電気自動車(EV)のバッテリーに使われるアノード(正極)用アルミ箔を年18万トン生産する。

ロッテ・アルミニウムは1966年の創業で、ソウルに本社を置く。

独ブローゼ、セルビア工場を来年1月に開設

独自動車部品大手のブローゼはセルビアに建設中の工場を2021年1月に開設する計画だ。

投資額は1億8,000万ユーロで、制御装置用のモーターを生産する。

工場はベオグラード近郊のパンチェボに建設し、生産棟のほか研究開発センターも設置する。

SEGオートモーティブ、ハンガリーに新工場

独自動車部品メーカーのSEGオートモーティブは、ハンガリーに新工場を建設する。

同紙によると、新工場は、Szirmabesenyoの既存工場から約3キロメートルの近距離にあり、2018年に建設した物流センターに隣接している。

SEGオートモーティブは独自動車部品大手ボッシュのスターター・発電機事業を前身とする。

欧州の自動車産業に対し中東欧諸国での研究開発投資を推奨=マッキンゼー調査

コンサルティング大手のマッキンゼーは先ごろ、中東欧の自動車産業の研究開発に関する現状とその未来に関する報告書を発表した。

同報告書はアジア諸国との競争の激化や自動運転、電気自動車(EV)といった新技術の登場など同産業を取り巻く環境が急速に変化しているのを踏まえ、欧州の自動車関連産業によるさらなる研究開発投資の必要性と中東欧地域の活用を訴えるものとなっている。

マッキンゼーは、欧州の自動車メーカーは研究開発戦略を慎重に検討する必要があり、その際中東欧地域が鍵となるとの見方だ。

自動車施錠システムの独フーフ、ルーマニアR&D拠点を移転

自動車用施錠システムを手がける独フーフは21日、ルーマニア西部ティミショアラにある研究開発(R&D)センターの移転を完了したと発表した。

従来の拠点が手狭になったためで、これを機に同センターをグループの主要R&D拠点として強化する。

同工場ではドアハンドル、施錠システム、ブラケット、燃料タンクキャップを生産し、ポルシェ、BMW、ボルボ、メルセデス、ダチア、PSAなどに供給している。

ボスニア・ヘルツェゴビナのTMD、新工場棟に着工

TMDは2018年、グラダチャツで500万ユーロを投資した工場棟を開所した。

開所時の従業員は71人で、2021年までに輸出額を2億ユーロに拡大する計画を発表していた。

TMDはグループ全体で約700人を雇用する。

SEGAハンガリー、新工場に着工

中国資本の部品メーカー、スターターズ・Eコンポーネンツ・ジェネレーターズ・オートモーティブ・ハンガリー(SEGAハンガリー)が、ミシュコルツ近郊のシルマベシェニョーで新工場棟を着工した。

来年夏にミシュコルツ工場からの移転を完了する。

ハンガリー投資庁(HIPA)によると、工場棟の面積は1万3,500平方メートルで、研究開発(R&D)部門がこのうち4,500平方メートルを占める。

スロバキア政府、地場企業のEVバッテリー工場建設を支援

スロバキア政府は先ごろ、同国の電気自動車(EV)用電池メーカー、イノバットの工場建設計画に対し500万ユーロを助成する方針を明らかにした。

まずは1億ユーロを投じて同国西部に試験生産用施設と研究開発センターを設置し、150人を雇用する。

スロバキア現地紙『デンニクN』によると、欧州委員会は欧州連合(EU)域内におけるEVバッテリーや家庭用蓄電池の生産能力引き上げを求めており、大規模工場を20から30カ所設置する必要性を指摘している。

FCAのセルビア工場が操業停止、コロナウイルスで中国からの部品調達に支障

欧米自動車大手のフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は14日、セルビア工場の操業を一時停止すると発表した。

同ウイルスを巡り欧州の自動車メーカーが生産を停止するのはこれが初めてとなる。

FCAはセルビア中部にあるクラグイェヴァツ工場でミニバン「フィアット500L」を生産している。

加リナマー、ハンガリー工場拡張

カナダ自動車部品・農機製造大手リナマーのハンガリー子会社リナマー・ハンガリーはこのほど、同国南東部のオロスハーザ工場とベーケシュチャバ工場の拡張を完了したと発表した。

250人の雇用を創出する。

北東部のジェンジェジュにも工場を持ち、全国で約2,600人を雇用する。

欧州委、ルーマニアの充電ステーション助成計画を承認

欧州委員会は10日、ルーマニア政府が電動車(EV)用充電ステーションの整備計画に5,300万ユーロを助成することを承認したと発表した。

2050年までに温暖化ガス排出ゼロを目指す「欧州グリーンディール」計画に合致し、域内の競争を阻害することもないと判断した。

ルーマニアは今年から2025年にかけて充電ステーションへの投資を支援することで、都市部だけでなく全国をカバーする充電網の実現を目指している。

チェコ国営電力CEZ、リチウム電池工場の設置を検討

エルツ山地のツィーノヴェツに埋蔵されているリチウムを活用するねらい。

事前調査の結果が良好であれば、来月末までにCEZがリチウム鉱山の経営権を取得する見通しだ。

そのほとんどがツィノーヴェツに存在する。

スロベニア車部品ヒドリア、独BMWから受注

スロベニアの自動車部品大手ヒドリアは3日、独BMWから次世代ハイブリッド車(HV)・電気自動車(EV)向けに操舵システム用のアルミ製ケーシングを受注したと発表した。

受注規模は明らかにされていないが、地元STA通信は3,000万ユーロと報道している。

ヒドリアは2019年末にもEVモーターの基幹部品を3億ユーロで受注しており、今回の契約がグローバル市場における自社の地歩をさらに固める助けになるとみている。

VW、スロバキアでEV用デフギアを生産

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)グループのスロバキア子会社が、国内北部のマルティン工場で電気自動車(EV)用ディファレンシャルギアを生産する。

マルティン工場はVWグループのギアボックスとエンジン部品の生産拠点として2000年に操業を開始した。

製品の9割以上をドイツのグループ工場に輸出している。

ブリヂストン、ポーランド工場を拡張

圧延と加硫の工程を行う施設を新設し、工場の生産能力を日産4万個まで引き上げる。

ブリヂストンは同工場で乗用車用ラジアルタイヤを生産し、独ダイムラーのメルセデス・ベンツ、BMW、フォルクスワーゲン(VW)に供給している。

同社は2017年にポズナニ工場のほか、トラック・バス用タイヤを生産する同国のスタルガルト工場、乗用車用ラジアルタイヤを生産するスペインのブルゴス工場の増強を発表していた。

独ボッシュ、ポーランド工場で「iブースター2」生産開始

自動車部品大手の独ボッシュは24日、ポーランドのヴロツワフ郊外にあるミルクフ工場で、省エネ型ブレーキ倍力装置「iブースター2」の新生産ラインを稼働したと発表した。

投資規模は8,000万ズロチ(1,880万ユーロ)。

ハイブリッド車(HV)・電気自動車(EV)向けで、2027年までに1,000台に搭載されると予測している。
iブースターは制動エネルギーのほとんどを電力として回生することから、航続距離が短いEVなどに搭載すると走行可能な距離を拡大できるメリットがある。また、従来のシステムよりずっと速く最大ブレーキ圧を自動形成できるため、制動距離が短く、交通安全の向上につながる効果もある。(1PLN=28.27JPY)

スロバキアの自動車生産数、昨年は110万台超

スロバキア自動車工業会(ZAP)が先ごろ発表した2019年の同国の自動車生産台数は110万台を上回り、前年からわずかに増加した。

昨年に正規ディーラーを通じて輸入された自動車の新規登録台数は11万3,863台で、2018年から1,998台増えた。

個人輸入された車両の登録台数は6万8,155台。

車部品大手アプティブ、セルビアに第3工場

自動車部品の世界大手アプティブ(旧デルファイ)がセルビアに第3工場を設置する。

予定地である東部のザイェチャル市当局によると、建設用地は6ヘクタール。

アプティブはセルビアで南部のレスコバツと北部のノビ・サドにも工場を持ち、主に電子部品を生産している。

韓国LG電子のEV電池向け絶縁材工場、ポーランドで開所

韓国LG電子は来月にもポーランド南西部ヴロツワフ近郊のコビエジツェで新工場を開所する。

新工場では150人を雇用する。

なお、同じ韓国のSKイノベーションもポーランド南部のドンブローヴァ・グルニチャで絶縁材工場を整備中だ。

スロバキアのイノバット、EV電池の研究開発・生産でコシツェ県と提携

スロバキアの電気自動車(EV)用電池メーカー、イノバットは13日、スロバキア東部のコシツェ県行政当局と、EV電池の研究開発・生産で提携することで基本合意を結んだ。

その後、県内でEV電池工場を開所する。

イノバットは今年7月、米国の電池素材メーカー、ワイルドキャット・ディスカバリー・テクノロジーズと共同でスロバキアにEV電池工場を設ける計画を明らかにしている。

クロアチアEVメーカーのリマック、スロベニアにテストセンターを計画

クロアチアの電気スポーツ車メーカー、リマック・アウトモビリ(Rimac)がスロベニアにテストセンターを建設する。

リマックが製造するバッテリーと駆動システムのテストを行うほか、他の自動車メーカーにも同様のサービスを提供する考え。

リマックのマテ・リマック最高経営責任者(CEO)は、「電動車の駆動システムやバッテリーのテストは新しい分野であり、どのメーカーもテスト能力の獲得を求めている。我々にもより大きなキャパシティが必要だ」と述べ、クロアチア国内での開発に限界があるとの見方を示した。

自動車シート大手の米アディエント、チェコにR&Dセンター

自動車シート大手の米アディエントは先ごろ、チェコ南西部のストラコニツェで研究開発(R&D)センターを開所した。

デザインや技術、パターン製作の専門家を約100人雇用して次世代のテキスタイル素材を開発する。

同社はチェコでリベレツ工科大学をはじめとする複数の高等教育機関と提携している。

南ア企業、ブカレストにリチウムイオン電池セル工場設置

ミテアは2012年、自動車向け鉛蓄電池でルーマニア最大手のロンバットを4,300万ユーロで買収した。

欧州に生産拠点を設けるプロジェクトを加速させるため、昨年は同社を通して新たに現地プライムバッテリーズ(旧名プライムモータース)の資本シェア35%を100万ユーロで取得した。

ミテアは1948年、自動車部品メーカーとして創業した。

伊樹脂加工シルマックス、ポーランドに第2工場開設

伊樹脂加工メーカーのシルマックス(Sirmax)は先ごろ、ポーランド中部のクトノで第2工場を開設したことを明らかにした。

自動車産業向けに複合材を生産する。

工場で生産予定の熱可塑性樹脂製品「Xelter」は、自動車のシーリング材や内装部品及び付属品、家庭用シーリング材など柔軟性と復元性が求められる箇所に使用される。

内装部品の延鋒汽車内飾、セルビアに新工場開設

中国の自動車内装部品会社、延鋒汽車内飾系統(Yanfeng Automotive Interiors:YFAI)は11月28日、セルビアのクラグイェバツで新工場の開所式を行った。

YFAIは新工場の開設により、成長市場である東欧における生産能力を増強する。

新工場では自動車向けの内装部品を生産する。

ロシア石化大手タトネフチ、ウズベキスタン・タイヤ事業で合弁

ロシアのタタルスタン共和国を本拠とする石油化学大手タトネフチはこのほど、ウズベキスタン国営化学持ち株会社ウズキミヨサノアット(Uzkimyosanoat)とタイヤ生産事業で合弁すると発表した。

ウズキミヨサノアット傘下のプレンチェ・レジノテフニカ・ザヴォデ(Birinchi Rezinotexnika Zavodi:BRZ)の株式51%を取得し、合弁会社化する。

BRZはタシケントの南東約80キロメートルに位置するアングレンで工場を操業する。

中国の自動車内装部品メーカー、セルビアに工場開設

中国の自動車内装部品会社、延鋒汽車内飾系統(Yanfeng Automotive Interiors:YFAI)は11月28日、セルビア中部のクラグイェバツで新工場を開設した。

新工場は施設面積1万8,500平方メートル。

同社は世界20カ国で110の工場および技術センターを展開し、3万3,000人超を雇用している。

英樹脂部品大手カークロー、車照明子会社のチェコ事業を売却

英プラスチック部品メーカーのカークロー(Carclo)はこのほど、傘下の自動車用ライト製造会社ウィパック(Wipac)のチェコ事業をカナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナルに売却すると発表した。

1998年にカークローに買収され、同社の精密製品事業子会社になった。

チェコ子会社は東部のオストラバに拠点を構え、ウィパック製品の設計および開発を担当している。

ノルウェー板金加工スタファ、リトアニア拠点に新生産棟

ノルウェーの板金加工会社スタファ・インダストリアーがリトアニア中東部にあるウクメルゲ産業パークに生産施設を新設する。

ウクメルゲ産業パークでスタファは生産事業と同時に賃貸事業も展開している。

ウェストビー社長によると、新施設面積の半分は生産施設や倉庫スペースとして他社に賃貸する考えだ。

露石化大手タトネフチ、同業シブールの生産拠点取得

ロシアの石油化学大手タトネフチは先ごろ、国内同業のシブールがサマラ州トリヤッチに持つ石化工場を買収したと発表した。

タトネフチは同工場の名称を「トリヤッチカウチュク(TolyattiKauchuk)」に変更し、タイヤ製造の子会社カマ・タイヤズの下で生産の垂直統合を強化していく方針だ。

タトネフチが取得した施設には、合成ゴム、MTBE(メチル・ターシャリ・ブチル・エーテル)、ブタン、イソプレンおよび中間生成物の生産施設のほか、シブール子会社のトリヤッチ・シンテズやシブール・トリヤッチが運営するプラント、インフラが含まれる。

韓国電装品メーカー京信、セルビアに欧州初の生産拠点

中部のスメデレブスカ・パランカのグベラシュ工業団地に建設し、1,000人を雇用して電装部品を製造する。

工場の生産能力や工期などは明らかにされていない。

同社はワイヤーハーネスや電圧コネクターなどの電装部品を生産し、主に韓国メーカーに供給している。

上部へスクロール