欧州新興国で風力エネの普及進む
中東欧地域を中心とする欧州新興国で、風力エネルギーの普及が加速している。欧州風力エネルギー協会(EWEA)は5日発表した欧州新興国における風力発電の動向に関する報告書『Eastern Winds』の中で、欧州連合(EU) […]
中東欧地域を中心とする欧州新興国で、風力エネルギーの普及が加速している。欧州風力エネルギー協会(EWEA)は5日発表した欧州新興国における風力発電の動向に関する報告書『Eastern Winds』の中で、欧州連合(EU) […]
米ゼレラルエレクトリック(GE)は4日、ルーマニアの再生可能エネルギー企業、エネルジア・ヴェルデ・ヴェントゥーノから風力タービンを受注したと発表した。受注額は約3,000万米ドル。 \ EVVは、ルーマニアの再生可能エネ
ロシア石油最大手のロスネフチはこのほど、ベネズエラ政府と海底鉱床開発での提携で合意、契約に調印した。セチン社長はベネズエラが国外戦略で最も重要な位置を占めているとし、今後数年で総額100億米ドルを投資する方針を明らかにし
天然ガス取引をめぐるロシアとウクライナの関係に再び緊張が走っている。ガスプロムが先週、ウクライナに対して契約違反を理由に70億米ドルの支払いを正式に要求したためだ。ウクライナ側は契約を正しく履行しており請求に応じる必要は
ポーランドのエネルギー大手タウロンの発電ブロック建設をめぐる入札で、エンジニアリング企業のラファコ(Rafako)と建設大手モルトスタル・ワルシャワの企業連合が落札者に決定した。タウロンがこのほど明らかにした。落札金額は
ポーランド石油大手のPKNオルレンは1日、ロシアの石油最大手ロスネフチから1,800万トンの原油を調達する契約に調印した。現地メディアによると、取引規模は推定460億ズロチ(150億米ドル)に上る。オルレンが原油生産者か
チェコの太陽発電設備メーカー、エコテクニク・チェコ(Ekotechnik Czech)は、ウクライナ西部ザカルパッチャ州に太陽光発電設備を建設する。独経済ニュースサイト『novost.info』が1月23日付けで報じた。
中国のソーラー発電開発事業者である天華陽光集団(スカイ・ソーラー)は4日、チェコにおけるソーラーパーク運営資金の調達が完了したと発表した。 \ 東欧の投資会社PPFバンクから、総投資額の75%にあたる1,460万ユーロ(
ロシアの中堅石油会社でAFKシステマ傘下のバシネフチはこのほど、沿ヴォルガ連邦管区バシコルトスタン共和国における探索事業で昨年、新たな油田を発見したと発表した。推定埋蔵量は380万トンに上る。 \ 新油田は共和国西部のハ
欧州連合(EU)が推進するナブッコ・ガスパイプライン計画にまたもや影が差している。ドイツのバイエルンガスは28日、ナブッコ計画への出資に向けた交渉を打ち切ったと発表した。経営戦略転換を理由としている。しかし、同じドイツの
欧州委員会はこのほど、ハンガリーのMarkshezy炭鉱閉山への政府助成金を許可した。同炭鉱は生産性が低く競争力がないため徐々に減産し、2014年末までに閉山される計画だ。市場競争力のない炭鉱の閉山に対する公的助成金を2
アルバニア政府はこのほど、チェコ国営電力CEZの事業免許をはく奪した。CEZが計画する同国電力供給子会社Sheperndarjeの売却を防ぐ狙いとみられる。政府とCEZとの対立がいっそう先鋭化した形だ。CEZは国際調停裁
ブルガリアで27日、原子力発電所新設の是非を問う国民投票が行われた。中央選管速報値によると、賛成票が60.5%と過半数を占めたものの投票率が21.7%と成立要件である60%(=前回の議会選挙投票率)に満たず、無効となった
独建設大手マックス・ベーグルは、ルーマニアに集合型風力発電所(ウィンドファーム)を建設する。21日付け現地日刊紙『ジアルル・フィナンチアル』(電子版)が、同社のBotcan取締役の話として報じた。 \ ルーマニア南東部ド
再生可能エネルギー事業を手がけるカナダのレザボアキャピタルは16日、子会社のREV d.o.o. Foca がボスニア・ヘルツェゴビナのスルプスカ共和国政府から水力発電所事業に関するコンセッションを付与されたと発表した。
ウクライナ政府は24日、非在来型ガス資源(シェールガス)開発事業で英蘭系石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルと生産分与協定(PSA)を締結した。シェルは同国東部のユジフスカにあるシェールガス鉱区の探査・開発を行う。投資規模は
石油・天然ガス開発サービスを手がけるオーストリアのC.A.T.オイルは15日、ロシアの大手石油会社2社から水圧破砕(フラッキング)作業を受注したと発表した。契約期間は3年間で、受注総額は1億9,000万ユーロ。 \ フラ
天然ガスをアジアから欧州に輸送するナブッコ・ガスパイプラインプロジェクトに参画するコンソーシアム(企業連合)はウイーンで18日、アゼルバイジャンのシャーデニス・ガス田第IIフェーズ開発コンソーシアムと協力協定を締結した。
チェコ環境省は18日、テメリン原子力発電所の拡張工事を認可したと発表した。実施に当たって90項目の条件を順守することが義務付けられる。 \ 今回の認可は、2008年から実施してきた環境審査の結果を踏まえたもの。審査では非
チェコのエネルギー産業ホールディング(EPH)は15日、独エーオン・ルールガスと仏GDFスエズからなる企業連合(スロバキア・ガス・ホールディング)からスロバキア同業SPPの株式49%を取得することで合意したと発表した。取
チェコで14日、ロシア産天然ガスを西欧に運ぶ新しいパイプライン「ガゼル(Gazelle)」が開通した。西部のプジムダで同日行われた開通記念式典にはネチャス首相をはじめ国内外の要人が出席した。 \ ガゼルは全長166キロメ
ルーマニアの掘削請負会社ダフォラ(Dafora)は16日、ハンガリー南部セゲドで試掘井の掘削作業を開始したと発表した。同社がハンガリーで掘削を手がけるのは今回が初めて。 \ ダフォラはオーストリア石油開発大手RAGのハン
アルバニアで行われた小水力発電所の民営化入札をめぐり、同国政府はこのほど、トルコの鉄鋼会社クルム・ホールディングを落札者として正式に認定したと発表した。 \ 民営化されるのはUlez(出力25.5MW)、Shkopet(
エストニアのタリン港運営会社が、タリンに近いパルティスキの製油所建設で、ウクライナのドンバスモンタススペツトロイ(Donbassmontazhspetsstroi)と仮契約を結んだと発表した。総工費は30億ユーロ。今年は
ロシアの国営天然ガス大手ガスプロムが17日発表した2012年1-9月期決算(国際会計基準、未監査)の営業利益は前年同期比26.4%減の8653億ルーブルと大幅に縮小した。営業経費が17.6%拡大したことが影響。最終利益も
エネルギー大手の独Eonは15日、保有するスロバキア同業SPPの資本24.5%をチェコのエネルギー大手EPHに売却すると発表した。取引金額は13億ユーロで、Eonはこれにより、2013年末までに総額150億ユーロの資産を
オーストリア石油大手OMVがルーマニアで操業する油田・ガス田の生産強化に向けて、同国の同業エキスパート・ペトロリアムと提携する。設備近代化を通じて生産効率を引き上げる。プロジェクト総額は明らかにされていない。エキスパート
ブルガリア市場競争保護局(KZK)はこのほど、露ガスプロム傘下のセルビア石油・天然ガス会社、NISペトロルによる新たな国内ガソリンスタンドの買収を認可した。NISは同業4社がプロブディフ、ブルガス、ロヴェチ、アセノヴグラ
ロシア天然ガス大手のガスプロムとノヴァテクは11日、液化天然ガス(LNG)事業で合弁会社を設立することで合意した。ヤマル半島でガス田開発やLNGの生産拡大に取り組む方針で、まずは実現可能性調査を行ったうえで具体的な事業計
カザフスタン国営石油会社カズムナイガスの開発・生産部門であるカズムナイガス・エクスプロレーション・プロダクション(KMG EP)の取締役会は先月、2013年の予算を承認した。 \ 13年予算はブレント原油価格をカザフスタ
伊タイヤ大手ピレリとロシア石油大手ロスネフチは先ごろ、販売・マーケティングで提携する協定に調印した。両社は共同でマーケティングプロジェクトを推進するほか、ロスネフチが運営するガソリンシタンドでピレリのタイヤを販売する。
独工作機械大手ギルデマイスター子会社で再生可能エネルギー事業を手がけるギルデマイスター・エナジーソリューションズはこのほど、ルーマニアに大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設すると発表した。 \ まず首都ブカレストの北
エストニアで1日から電力市場が完全自由化された。これにより一般消費者は電力の購入先を自由に選ぶことができるようになる一方で、電気料金の上昇が懸念されていると、ラトビア国営通信LETAが2日付けで伝えている。 \ エストニ
ウクライナ政府は、バイオ燃料の国内生産に向けたパイロットプロジェクトを実施する。バイオ燃料の分野で先進的な地位にあるドイツの技術支援を受けてバイオディーゼル工場を建設し、年内にも生産を開始するとともに、農業廃棄物からのバ
タジキスタン政府は今年、2基の水力発電所の近代化工事に着手する計画だ。現地アヴェスタ通信が、エネルギー省関係者の話として伝えた。 \ シルダリヤ川流域のKayrakumskaya GES水力発電所の近代化工事については、
ポーランドのガス最大手で国営のPGNiGが31日からノルウェー領北海のスカルフ(Skarv)鉱区で石油・ガスの生産を開始した。同社がこのほど発表したところによると、グループが本格的に海底油田・ガス田を開発したのはこれが初
チェコ国営電力のCEZは2日、同社が操業する原子力発電所の2012年通期の発電量が前年を13億8,800キロワット時(kWh)上回る153億200万kWhに達し、過去最高を更新したと発表した。年間発電目標達成率も101.
トルコとアラブ首長国連邦(UAE)はこのほど、トルコの炭田地帯における発電プロジェクトで提携協定を結んだ。国内発電能力を強化するトルコ政府の方針に沿うもので、既存発電所の補修や新しい発電所の設置が予定されている。投資総額
中国の太陽光発電(PV)モジュールメーカー、チャイナ・サナジー(CSUN)がこのほど、現地のPVシステムサプライヤー、Seul Energy Investmentとの合弁でイスタンブールに工場を開設した。新工場は欧州や米
伊電力大手エネル傘下で再生可能エネルギー発電を手がけるエネル・グリーンパワー(EGP)は12月28日、ルーマニア南東部ドブロジャ地方で3つの風力発電所(Elcomex EOL、TargusorおよびGebelesis)が
独東部の送電網を運営する50Hertzは12月22日、ポーランド同業PSEと共同で両国間に調相設備を設置することで合意したと発表した。ドイツの風力発電パークで生産された電力がポーランドの送電網に流れ込み、同国電力網の安定
ハンガリー中央統計局が12月21日発表した10月の小売業売上高(調整済みベース)は前年同月比3.7%減となった。1-10月の累計では6兆7,236億フォリントに上り、前年同期を1.8%下回った。小売売上とは別集計される自
チェコ国営の電力会社CEZがアルバニア市場から撤退する。事業環境をめぐるアルバニア当局との対立が続き、採算性改善のめどが立たないためだ。現地子会社で供給網を運営するCEZ Schperdarjeを売却すると同時に、当局と
ロシア石油大手ルクオイルとイタリア同業ERGの合弁会社でウィーンに本拠を置くLukerg Renewが再可エネ事業における提携を強化する。イタリアの再可エネ事業者イネルギアからルーマニアのランド・パワーの全株式を取得し、
シェールオイルの開発生産を手がけるエストニアのエネフィット(Enefit)は12月21日、同国北東部のAuvereで最新鋭プラント「エネフィット280」が稼働を開始したと発表した。 \ 2億6,000万ユーロを投じて建設
太陽日酸の米産業ガス子会社であるマチソンは先月18日、露ガスプロムの輸出子会社ガスプロム・エクスポートとシベリア東部のヘリウム開発事業における戦略提携で基本合意書を交わした。ガスプロムが政府の委託で推進するロシア東部のガ
ロシアで12月25日、東シベリア太平洋パイプライン(ESPO)の全線が開通した。これにより、米国、日本、アジア諸国への石油輸出を拡大する。 \ 当初の年間輸送能力は3,000万トンだが、将来的に5,000万トンに引き上げ
ウクライナの石炭・コークス生産大手、コールエナジーが国内東部にある二つの炭鉱の生産設備刷新プロジェクトに、欧州復興開発銀行(EBRD)から最高7,000万米ドルの融資を受ける。プロジェクトは全社的近代化計画の一環で実施さ