東欧市場における自動車工業界の動き

ポーランドのソラリス、グディニャにトローリーバスを納車

ポーランドのバス製造大手ソラリスは4月24日、ポーランド北部グディニャのトローリーバス運行会社PKTに低床式のトローリーバス「トロリーノ12」2台を納車した。リチウムイオン電池を搭載し、給電用の架線がないところでも最大1 […]

露ソレルス、大幅な減収減益

ロシア自動車大手のソレルスがこのほど発表した2014年通期決算の売上高は479億700万ルーブルとなり、前年の613億1,700万ルーブルから大幅に減少した。営業利益(EBITDA)も43億900万ユーロと、前年の63億

ロシアン・マシーンズ、工場を近代化

ロシアの複合企業ベーシック・エレメントの自動車・エンジニアリング子会社であるロシアン・マシーンズは4月23日、米建機大手テレックス・コーポレーションとの合弁会社であるRMテレックス傘下のトヴェルスコイ・エクスカベーダー(

Skoda auto

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車 でこのほど、労使が賃上げ交渉で合意した。4月24日付の独業界紙『オートモビルボッヘ』によると、従業員代表は同日、正社員約2万4,000人の賃金を4月1日に遡

3月の東欧国別新車登録台数(乗用車)

欧州自動車工業協会(ACEA)が16日発表した3月の東欧国別の新車登録台数(乗用車)によると、ポーランドが3万3,601台で最も多かったものの、前年同月比では6.3%減少した。同国は11カ国中で唯一の減少となった。以下、

独RWE、チェコでCNGスタンドを整備

独エネルギー大手のRWEが、今後数年以内にチェコに50カ所の天然ガス(CNG)スタンドを整備する方針だ。まずは年内にブルノなど9カ所で営業を開始する。 RWEは先ごろ、プルゼニでチェコ第2のCNGスタンドをオープンしたほ

起亜のスロバキア工場、累計生産で200万台達成

韓国の起亜自動車はこのほど、スロバキアのジリナ工場が2006年に操業を開始して以来の累計生産が200万台に達成したと発表した。記念となる200万台目は高性能モデルの「プロシードGT」で、同工場で生産した出力204psの1

チェコ中古車販売大手、ポーランド1号店をオープン

チェコの中古車販売大手AAAオートは15日、ワルシャワ近郊のピアセチノでポーランド1号店をオープンした。ポーランド市場へは再進出となる。年内にポーランド南部のカトヴィツェにも店舗を開設する計画で、2016年から3年間は、

GAZ

ロシア商用車最大手のGAZ は22日、モスクワの公共交通公社であるモスゴルトランスに、電動バス「LIAZ‐6274」を納車したと発表した。モスゴルトランスは「LIAZ‐6274」を数カ月間、路線バスとして実証試験する。G

VW、ブラチスラバの車体工場を拡張へ

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)のスロバキア子会社VW SKは14日、首都ブラチスラバの車体工場の拡張工事に着工した。ポルシェ「カイエン」の車体製造に向けたもので、年内に基礎工事を終え、2017年から生産を開始す

ルーマニア、自動車が基軸産業に

ルーマニア自動車製造者連盟(ACAROM)によると、2013年の国内自動車産業の売上高は前年比26%増の160億ユーロに上り、国内総生産(GDP)の11.9%を占めた。ダチア、フォードの自動車メーカーに加え、ボッシュやコ

ブルガリアでEVとHVの登録数が増加

ブルガリアで電気自動車(EV)とハイブリッド車(HV)の需要が急速に増えている。政府広報部が15日発表したところによると、2014年のEV新規登録台数は前年比36%増の497台に拡大。HVは同61%増の1,031台と4ケ

フォード・オトサン、トルコR&Dセンターを今月末に稼働

米自動車大手フォードのトルコ合弁子会社フォード・オトサンは、トルコのイスタンブールに開設したサンジャクテペ開発研究(R&D)センターを今月末に稼働させる。同センターは投資額が2,600万米ドルで、トルコ最大の研

ポーランド、1-3月期の新車登録台数は4.2%減

ポーランド自動車工業会(PZPM)が9日発表した2015年1-3月期の新車(乗用車及び乗用車タイプの小型商用車)登録台数は10万3,556台となり、前年同期から4.2%減少した。小型商用車が前年同期比13.7%増の1万1

ハンガリー新車登録、3月は微増

英自動車市場調査会社のJATOダイナミクスがまとめたハンガリーの3月の新車登録台数は7,877台となった。伸び率は前年同月比2%にとどまり、1月(同11%)、2月(18%)から大幅に縮小した。内訳は乗用車が6,305台、

PSA、スロバキア工場で新モデル生産

仏自動車大手PSAプジョー・シトロエンは先ごろ、スロバキア西部のトルナバ工場で新モデルを生産する計画を明らかにした。現地日刊紙『プラウダ』によると、生産するのは小型のクロスオーバーモデル。走行100km当たりの燃費を3リ

MANがロシア生産を一時停止

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の商用車子会社MANは8日、ロシアのサンクトペテルブルク工場の操業を停止したと発表した。期間は3月1日から5月12日まで。現地通貨ルーブルの下落や欧米の制裁を背景に同国の自動車市場の

ロシア政府、自動車購入時の助成措置導入

ロシア政府は低迷する自動車販売の下支えを目的とした助成措置を1日から開始した。所管する連邦産業貿易省によると、同措置は自動車ローンの金利補助と、自動車リース契約時の前払い金に対する補助制度の2本立てで、連邦予算から支出さ

米フォード、ロシア合弁会社の経営権獲得

米フォードは10日、ロシア同業ソレルスとの合弁会社フォード・ソレルスの経営権を取得し、資金支援を行うと発表した。需要縮小で赤字転落したフォード・ソレルスの財務を改善する狙い。3月末付で連結子会社化したが、1-3月期決算及

ソラリス、独ライプチヒ市からトラム受注

ポーランドのバス製造大手ソラリスは3月26日、ドイツのライプチヒ市交通局(LVB)と路面電車(トラム)供給に関する枠組み契約を締結した。2016~2020年にソラリスのトラム「トラミノ(Tramino)」を最大41台生産

VW

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW) のスロバキア工場(ブラチスラバ)の2014年通期の乗用車生産は39万4,474台となり、前年の42万6,313台から7.5%減少した。生産モデルの変更による生産ラインの調整やロシア

シュコダ自、チェコ工場でDSGなどの生産能力増強

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は先ごろ、チェコ子会社であるシュコダがフルラビ工場のデュアルクラッチトランスミッション「DSG」の生産能力を増強すると発表した。約2,500万ユーロを投資して、今後12カ月で1日当

フォード、ルーマニア工場にSUV生産を移管

米フォードがルーマニアでSUVの新モデルの生産を計画している。3月25日付の現地独語紙アルゲマイネ・ドイチェ・ツァイトゥングが報じたもので、インドのチェンナイ工場が手掛ける小型SUV「エコ・スポーツ」の生産を、2017年

独VW、ポズナニ工場で900人増員

ドイツ自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は3月27日、ポーランド西部・ポズナニ工場で約900人を新規採用すると発表した。商用車「キャディ」の4代目モデルの生産を5月末に開始するためで、従業員数は12%以上増える。同モ

2月の東欧国別新車登録台数(乗用車)

欧州自動車工業協会(ACEA)が先月発表した2月の東欧国別の新車登録台数(乗用車)によると、ポーランドが2万8,396台で最も多かったものの、前年同月比では12.9%減少した。以下、チェコ(1万6,383台、28.2%増

ポーランドのEV普及、公共部門がカギに

ポーランドでは依然として電気自動車(EV)の普及が遅れている。価格が高水準であるほか、インフラ整備が遅れていることが背景にある。ただ、欧州連合(EU)の助成をばねに自治体や公共交通事業者がEVの購入に動いており、これが普

三菱自動車とPSA、ロシア合弁工場で生産調整

三菱自動車と仏PSAプジョー・シトロエンのロシア合弁工場ピーシーエムエー・ルスは3月27日、複数モデルの生産を一時停止するとともに、従業員100人を整理すると発表した。現地通貨ルーブルの下落や欧米の制裁を背景に同国の自動

シュコダ自、クバシニ工場を拡張

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は3月23日、チェコのクバシニ工場の近代化・拡張工事および周辺地域の公共インフラ整備でチェコ政府および地元自治体と協力する覚書を交わしたと発表した。

シュコダ自、チェコ工場でDSGの生産増強

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は3月23日、チェコ子会社であるシュコダ自動車のフルラビ工場がデュアルクラッチトランスミッション「DSG」の生産能力を拡大すると発表した。約2,500万ユーロを投資して、今後12カ

露GAZ、バルカン諸国で「GAZelle NEXT」を販売

ロシア商用車大手のGAZは、ベオグラード国際自動車見本市(プレスデー:3月19日、一般公開:3月20~29日)に小型商用車の新モデル「GAZelle NEXT」シリーズを出展した。セルビアやバルカン諸国では初披露となる。

ロシア、自動車産業支援に250億ルーブル

ロシアのメドベージェフ首相は23日、不況に直面する自動車産業の支援に約250億ルーブル(3億8,700万ユーロ)を追加支出すると発表した。自動車の実売価格を抑えるとともに、商用車の公共調達を強化する。これにより、自動車販

アフトワズ、シェア奪回に意欲

ルノー・日産連合傘下のロシア自動車最大手アフトワズがシェア拡大を目指している。不景気で消費者の可処分所得が減少し、米ゼネラルモーターズ(GM)などが減産に追い込まれる中、得意の低価格車市場で40~50%の占有率を目指す。

双竜自動車、ロシアへの輸出を停止

韓国の双竜自動車が年初以来、最大の輸出先であるロシア向けの輸出を停止している。欧米の対ロ制裁や原油価格の下落を受けて現地通貨ルーブルの価値が低下し、自動車市場も冷え込んでいるためだ。ルーブル相場が安定するまで同国向けの輸

印タタ・モーターズ、中東欧進出を検討

インド自動車大手のタタ・モーターズが中東欧での工場建設を計画しているもようだ。子会社の英ジャガー・ランドローバー(JLR)の大陸欧州で最初となる工場の建設先にスロバキア、ポーランド、チェコ、ハンガリーを検討しており、すで

PSA、スロバキア工場でクロスオーバーSUV生産へ

仏自動車大手PSAプジョー・シトロエンが、スロバキア西部のトルナバ工場で新型クロスオーバーSUVの生産を開始する。新モデルは2014年の北京モーターショーで公開した「C-XR コンセプト」の量産モデルで、「C3 ピカソ」

VWスロバキア、14年は減収増益

フォルクスワーゲン(VW)・スロバキアが17日発表した14年の決算報告によると、売上高は前年比5%減の61億7,000万ユーロで、税引き前利益は11%増の1億9,600万ユーロだった。年間生産台数は前年比8%減となる約3

ベラルーシの自動車メーカー・ベルジー、新工場建設

ベラルーシの自動車メーカー、ベルジー(BelGee)は、同国中部ボリソフ地区に自動車組み立ての新工場を建設する。現地責任者のミラノビッチ建設委員会会長がこのほど国営ベルタ通信に語ったもので、すでに覚書が締結されている。工

AvtoVAZ

ロシア自動車最大手のアフトワズ は13日、値引きなどの販促措置を強化すると発表した。クレジットで「ラーダ」ブランドのモデルを購入すると、5万ルーブルを割り引く。また、自動車買い替え奨励制度(スクラップインセンティブ)を利

シュコダ、2014年は売上高・利益とも過去最高

チェコのシュコダ自動車は16日、2014年の世界販売台数が前年比12.7%増の103万7,200台となり、初めて100万台を突破したと発表した。14年の売上高は前年比13.9%増の118億ユーロ、営業利益は同56.5%増

GAZ、VWグループ受託生産で10万台達成

ロシア商用車大手のGAZは16日、ニージニーノブゴロド工場で受託生産する独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)・グループのモデルの累計生産が10万台に達したと発表した。10万台目はシルバーのシュコダ「オクタビア」でノヴォ

上部へスクロール