2015/3/25

自動車

印タタ・モーターズ、中東欧進出を検討

この記事の要約

インド自動車大手のタタ・モーターズが中東欧での工場建設を計画しているもようだ。子会社の英ジャガー・ランドローバー(JLR)の大陸欧州で最初となる工場の建設先にスロバキア、ポーランド、チェコ、ハンガリーを検討しており、すで […]

インド自動車大手のタタ・モーターズが中東欧での工場建設を計画しているもようだ。子会社の英ジャガー・ランドローバー(JLR)の大陸欧州で最初となる工場の建設先にスロバキア、ポーランド、チェコ、ハンガリーを検討しており、すでにインド外務省を通じいくつかの候補地に接触を図っているという。チェコ経済紙『ホスポダルスケ・ノヴィニー』が16日、同社関係者の話として報じた。

一方、ハンガリーウェブ紙『nyugat.hu』は『ホスポダルスケ・ノヴィニー』の報道に先立ち、JLRが同国西部ソンバトヘイでの工場建設を計画していると伝えた。新工場の候補地は同市近郊の旧軍用空港を含む600ヘクタールの敷地で、すでに地質調査も行われているという。他に同国東部のデブレツェンの名前も挙がっているが、同紙はこれらの計画についてJLR関係者から確認はとれていないとしている。

タタ・モーターズの新工場を巡っては2月に同社のラタン・タタ名誉会長が北米での建設を示唆した他、英紙『バーミンガムポスト』がトルコとオーストリアが候補地に挙がっていると報じている。