EUにおける社会・労働政策動向

EUが銀行破綻処理スキーム見直しへ、欧州委が近く法案発表

欧州委員会は銀行が破綻した場合の破綻処理スキームを見直し、納税者に負担がかからないようにするための法案を近く発表するもようだ。ロイター通信などが12日、EUの内部文書をもとに報じた。金融機関の破綻処理に関するEU共通の枠

中国からの渡航者へのコロナ規制、EUが段階的に撤廃

EU加盟国は16日、新型コロナウイルス対策として中国からの渡航者に対して1月から実施してきた規制を段階的に撤廃することで合意した。出発前の検査を2月末までに不要とし、3月には無作為検査を廃止する。 加盟国は医療専門家の会

仏政府が年金改革案発表、受給開始64歳に引き上げ

フランス政府は10日、受給開始年齢の引き上げを柱とする年金制度改革案を発表した。物価高騰対策で財政赤字が拡大する中、持続可能な年金制度の確立に向け、実質的な定年退職年齢にあたる受給開始年齢を段階的に引き上げる。野党や労働

男女賃金差解消法案、加盟国と欧州議会が合意

EU加盟国と欧州議会は15日、男女間の賃金格差の解消に向けた新たな法案の内容について合意した。雇用主に男女の賃金格差に関する情報の開示を義務付けることが柱。新ルールは欧州議会、加盟国の双方が最終承認した上で発効となる。

大企業の供給網監視義務化、加盟国が「金融対象外」で合意

EU加盟国は1日に開いた産業担当相理事会で、域内で活動する大企業に対してサプライチェーン(供給網)で人権、環境問題が生じていないかどうかを監視することを義務付ける法案について合意した。欧州委員会の原案では、すべての大企業

最低賃金の適正化図る指令案、欧州議会が可決

●加盟国は新指令の施行後2年以内に国内法を整備する必要 ●最低賃金の設定は引き続き加盟国に委ねられる 欧州議会は14日の本会議で、欧州連合(EU)全体で最低賃金の適正化を図るための指令案を賛成多数で可決した。加盟国が域内

最低賃金の適正化図る指令案、欧州議会が可決

欧州議会は14日の本会議で、EU全体で最低賃金の適正化を図るための指令案を賛成多数で可決した。加盟国が域内共通のルールに沿って最低賃金の設定枠組みを整備し、最低賃金を妥当な水準とするのが指令案の狙い。閣僚理事会の正式な承

オミクロン株対応ワクチン、EUが初承認

欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は1日、新型コロナウイルスのオミクロン株に対応した米モデルナ製、独ビオンテック・米ファイザー連合製のワクチンの承認を勧告した。今年の秋から冬にかけての流行に備え、12歳以上への追加

オミクロン株対応ワクチン、EUが初承認

EUの欧州医薬品庁(EMA)は1日、米モデルナ製、米ファイザー・独ビオンテック連合製の新型コロナウイルスのオミクロン株に対応したワクチンの承認を勧告した。今年の秋から冬にかけての流行に備え、12歳以上への追加接種(ブース

EU当局、60歳以上の2回目追加接種を勧告

EU保健当局の欧州疾病予防管理センター(ECDC)と欧州医薬品庁(EMA)は11日、各加盟国の当局に対して、60歳以上の人を対象に新型コロナウイルスワクチンの2回目の追加接種(ブースター接種)を行うよう勧告した。これまで

EUのワクチン接種証明書、適用期間が1年延長

EU加盟国と欧州議会は13日、新型コロナウイルスのワクチン接種などを証明する「EUデジタルCOVID証明書」の適用期間を1年延長することで合意した。2022年6月末が期限だったが、23年6月末まで継続する。加盟国と欧州議

最低賃金の適正化図る指令案、加盟国と欧州議会が暫定合意

EU加盟国と欧州議会は7日、EU全体で最低賃金の適正化を図るための指令案の内容で暫定合意に達した。加盟国が域内共通のルールに沿って最低賃金の設定枠組みを整備し、低所得層の所得向上につなげるのが狙い。閣僚理事会と欧州議会の

大企業の供給網監視を義務化、欧州委が法案発表

欧州委員会は23日、EU域内で活動する大企業に対して、サプライチェーン(供給網)で人権、環境問題が生じていないかどうかを監視することを義務付ける法案を発表した。対象企業は、サプライヤーが同問題に関する国際協定などに違反し

欧州でコロナ規制緩和広がる、追加接種や低入院率が後押し

欧州で新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるための規制を緩和する動きが広がっている。多くの国で伝播性の高い変異ウイルス「オミクロン」による感染拡大が続いているが、デルタなどと比べて重症化しにくいことや、ワクチンの追加接種が

欧州でコロナ規制緩和広がる、追加接種や低入院率が後押し

欧州で新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるための規制を緩和する動きが広がっている。多くの国で伝播性の高い変異ウイルス「オミクロン」による感染拡大が続いているが、デルタなどと比べて重症化しにくいことや、ワクチンの追加接種が

新型コロナワクチンの「交互接種」をEU当局が推奨

欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)と欧州疾病予防センター(ECDC)は7日、異なる種類の新型コロナウイルスワクチンを接種する「交互接種」を推奨する勧告を出した。最初の2回の接種で組み合わせる場合と、追加接種(ブース

EU当局、新型コロナワクチン「交互接種」を推奨

EUの欧州医薬品庁(EMA)と欧州疾病予防センター(ECDC)は7日、異なる種類の新型コロナウイルスワクチンを接種する「交互接種」を推奨する勧告を出した。最初の2回の接種で組み合わせる場合と、追加接種(ブースター接種)で

英が行動規制強化、在宅勤務推奨など

英政府は8日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染拡大を受けて、イングランドで行動規制を強化すると発表した。在宅勤務の推奨、マスク着用義務の拡大などが柱となる。ロックダウン(都市封鎖)の再実施は避けなが

EU当局、モデルナ製ワクチンも追加接種容認

EUの欧州医薬品庁(EMA)は10月25日、米モデルナの新型コロナウイルスワクチンについて、18歳以上を対象とする追加接種(ブースター接種)を勧告した。同年齢層での追加接種容認は、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発し

英のアーティスト、EU19カ国でビザなし公演可能に

英国のデジタル・文化・メディア・スポーツ省(DCMS)は4日、同国のミュージシャンなどアーティストがEU27カ国のうち19カ国で自由に公演をできるようになったと発表した。英が1月にEUを完全離脱してから、アーティストはE

仏のワクチン接種義務化法案可決、世論への配慮で原案修正

フランス議会は7月26日、医療従事者などに新型コロナウイルスワクチンの接種を義務付ける法案を可決した。ただ、未接種の場合の罰則を緩めるなど、猛反発する国民に配慮する内容となった。 仏マクロン大統領は7月12日、インド型(

EUがベラルーシへの制裁拡大、86団体・個人を対象に

●経済制裁は主要輸出品の炭酸カリウムや石油製品など対象 ●EIBによる投資の制限など金融制裁も検討 欧州連合(EU)は21日に開いた外相理事会で、ベラルーシへの制裁拡大で合意した。旅客機を強制着陸させて反体制派ジャーナリ

上部へスクロール