独フォルクスワーゲンのチェコ子会社シュコダ自動車は13日、2012年5月の世界販売台数が前年同月比4.3%増の8万1,500台となり、5月としては過去最高を記録したと発表した。1~5月の販売台数も前年同期比8.6%増の40万5,500台と好調だった。
\5月の販売を地域・国別に見ると、西欧が前年同月比9.8%減の3万1,000台に落ち込んだものの、中国が13.1%増の2万1,000台、ロシアが37.6%増の8,500台、インドが44.9%増の2,800台と新興国を中心に高い伸びを達成した。5月の車種別販売は、ミドルクラス車 「オクタビア」が前年同月比8.2%増の3万6,600台でトップ。次いで小型車の「ファビア」が 9.3%減の2万1,300台、アッパーミドルクラスの「スパーブ」が13.7%減の9,400台、「イエティ」が14.8%増の7,600台、多目的車(MPV)の「ルームスター」は3.7%減の3,200台だった。また、コンパクトセダン「ラピッド」(インドでのみ販売)は1,700台、新型サブコンパクトカー「シティゴー」は1,700台をそれぞれ販売した。
\