欧州自動車産業情報、メーカーの動向、最新技術の情報を配信

2013/3/15

一般・技術・その他 (旧)

ドイツの乗用車5台に1台が深刻な整備不良

この記事の要約

独技術監査会社GTUeが8日発表した乗用車の整備不良統計によると、同社が2012年に車検を実施した乗用車(400万台)のうち、何らかの整備不良が見つかった乗用車は全体の46.2%に上ったものの、前年から5.5ポイント減少 […]

独技術監査会社GTUeが8日発表した乗用車の整備不良統計によると、同社が2012年に車検を実施した乗用車(400万台)のうち、何らかの整備不良が見つかった乗用車は全体の46.2%に上ったものの、前年から5.5ポイント減少した。ただ、軽微な不具合を持つ車両が減った一方、事故につながりかねない重大な整備不良が見つかったクルマは2ポイント増の21.5%に増えていると警鐘を鳴らしている。

\

整備不良の部位で最も多かったのはライト/電気系統で、22.8%を占めた。次いで多かったのは環境負荷関連装置(排ガス、オイルなど)の18.7%。以下ブレーキ(13.7%)、タイヤ/車輪/車軸(13.2%)、シャシー/フレーム(7.4%)などが続いた。

\

GTUeによると、車齢9年以上の乗用車のうち何らかの不具合が見つかったのは64%で、その3台に1台に重大な不良個所があった。車歴が若い車との違いは歴然としている。不具合が見つかった件数を見ると、車齢3年以内の車両では100台当たり20件だったのに対し、車齢9年以上では同204件と10倍の開きがあった。

\
企業情報 - 部品メーカー
COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |