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2013/7/12

企業情報 - 部品メーカー

PSAとボッシュ、パリでエコカー技術を披露

この記事の要約

仏自動車大手PSAプジョー・シトロエンと独自動車部品大手ボッシュは、3日と4日にパリで開催されたエコカーショー「RIVE 2013」で、共同研究プロジェクト、「オプティマル・エナジー・コンサンプション&リカバリー・ソリュ […]

仏自動車大手PSAプジョー・シトロエンと独自動車部品大手ボッシュは、3日と4日にパリで開催されたエコカーショー「RIVE 2013」で、共同研究プロジェクト、「オプティマル・エナジー・コンサンプション&リカバリー・ソリューション(OpENeR)」の成果を発表した。

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OpENeRは、エネルギー管理を最適化することにより、ハイブリッド車と電気自動車の航続距離を伸ばすことを目的としたプロジェクト。環境に優しい車の開発、普及を目指す欧州委員会の「グリーンカー・イニシアチブ」に応じて発足したもので、PSAとボッシュのほか、AVLリスト、独カールスルーエ工科大学、シペインのガリシアン・オートモーティブ・テクノロジー・センターが参加している。

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OpENeRは、◇道路の状況に応じて、前輪駆動または後輪駆動、四輪駆動を選ぶことができる電動パワートレイン◇フリーホイールを可能にする次世代のスタート/ストップシステム◇横滑り防止装置をベースにした回生ブレーキシステム――の3つの研究分野に取り組んでいる。同プロジェクトの成果をテストし確認するため、PSAとボッシュはプジョーのクロスオーバー車「3008」の車台を使った試作車2台を作製。数千キロメートルに及ぶテスト走行を実施した。

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