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2013/8/9

総合 – 自動車産業ニュース

ドイツ乗用車新車登録、7月は2.1%増

この記事の要約

ドイツ連邦陸運局(KBA)が2日発表した同国の2013年7月の乗用車新車登録は25万3,146台となり、前年同月に比べ2.1%増加した。前年実績を上回ったのは4月に次いで今年は2回目。1~7月の累計は前年同期比6.7%減 […]

ドイツ連邦陸運局(KBA)が2日発表した同国の2013年7月の乗用車新車登録は25万3,146台となり、前年同月に比べ2.1%増加した。前年実績を上回ったのは4月に次いで今年は2回目。1~7月の累計は前年同期比6.7%減の175万5,776台にとどまっている。ドイツ自動車工業会(VDA)によると、7月は営業日が1日多かったことが増加の一因となった。

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7月の新車登録のうち、個人向けは全体の42.9%。代替燃料車の市場シェアは1.6%で、このうち、ハイブリッド車は2,195台、電気自動車は515台だった。また、ガソリン燃料車は全体の51.4%を占めた。走行1キロメートル当たりの二酸化炭素(CO2)排出量の平均値は3.8%減の136.8グラムに改善した。

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7月の新車登録をブランド別に見ると、MINIが前年同月比21.8%増となったほか、メルセデス・ベンツ(12.8%増)、BMW(12.5%増)、オペル(10.9%増)が2ケタ増と好調だった。これに対し、スマートは28.1%減と大幅に減少。最大手のフォルクスワーゲン(VW)も5.1%減の5万5,525台にとどまった。

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国外ブランドでは、ジャガー(45.7%増)とシボレー(33.5%増)が大幅に増加。登録台数が最も多かったのはシュコダの1万1,913台(市場シェア4.7%)で、ルノー(市場シェア:3.6%)、現代(同:3.2%)が続いた。

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セグメント別では、コンパクトクラス(VW「ゴルフ」「ジェッタ」)が前年同月比12.8%増、スポーツ多目的車(SUV)(日産「キャシュカイ」など)も10.8%増と好調だった。これに対し、MINI(VW「Up」など)は7.7%減、オフロード車(VW「ティグアン」など)も8.0%減と振るわなかった。

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日本勢はマツダが17.7%増、トヨタが11.1%増、スズキが10.9%増、三菱自も3.3%増と好調だった一方、ホンダ(21.5%減)、レクサス(17.4%減)、日産(14.5%減)、スバル(1.2%減)は前年実績を下回った。

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■ 輸出・生産台数は減少

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VDAによると、7月の乗用車輸出は前年同月比1%減の35万6,600台、1~7月の累計では前年同期比3%減の244万2,600台に減少した。国内乗用車生産も7月単月では3%減の44万5,300台、1~7月の累計も3%減の318万3,500台にとどまった。

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