企業コンサルティング大手プライスウォーターハウスクーパース(PwC)がこのほどドイツ人1,000人(18歳以上)を対象に実施した自動車の新技術(イノベーション)に関するアンケート調査で、自動車を購入する際に「安全」「低公害」「低燃費」の3分野を重視する人が多いことが分かった。これに対し、「インフォテイメント」を重視する人は少数にとどまった。
イノベーションを求める分野として最も多かったのは「燃費改善」の79%で、「事故防止システム」(47%)、「環境性能」(43%)を回答した人も多かった。一方、自動車ネットワークやソーシャルメディアへのアクセスなど「インフォテイメント」を重視する人は9%にとどまった。
また、イノベーションを希望する最も重要な技術分野では、「代替燃料技術」(34%)と「車両安全技術」(28%)が最も多かった。