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2014/3/28

総合 – 自動車産業ニュース

英乗用車生産、1月は2.7%減

この記事の要約

英自動車工業会(SMMT)が3月20日発表した2014年2月の国内自動車生産統計によると、乗用車は前年同月比2.7%減の13万3,730台に減少した。1~2月の累計は前年同期比1.4%減の26万2,645台だった。 2月 […]

英自動車工業会(SMMT)が3月20日発表した2014年2月の国内自動車生産統計によると、乗用車は前年同月比2.7%減の13万3,730台に減少した。1~2月の累計は前年同期比1.4%減の26万2,645台だった。

2月の乗用車生産の内訳は、輸出向けが3.5%増の10万5,817台で全体の8割近くを占めている。国内向けは20.8%減の2万7,913台と大きく落ち込んだ。SMMTのホーズ会長は年初の生産減少について、「英国の1~2月の乗用車生産はおおむね安定しており、生産サイクルが変わる見通しからわずかに落ち込んでいる」と説明している。

2月の商用車生産は前年同月比22.1%減の6,235台。内訳は輸出が14.8%減の3,272台、国内向けも28.9%減の2,963台と低迷した。

エンジンの生産は、前年同月比2.4%減の21万5,199基。輸出向けが3.9%増の13万7,778基に伸びた一方、国内向けは11.9%減の7万7,421台にとどまった。英国ではジャガー・ランドローバー(JLR)の新しいエンジン工場が2015年に稼働する予定であるほか、フォルクスワーゲン(VW)グループ傘下の英高級車メーカー、ベントレーのクルー工場にW12気筒エンジンの生産が集約されるため、同国におけるエンジン生産は今後大幅に拡大すると見通しという。

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