欧州自動車産業情報、メーカーの動向、最新技術の情報を配信

2014/3/28

一般・技術・その他 (旧)

独大学など、EV向けのルート最適化ソリューションを開発へ

この記事の要約

電気自動車の航続距離を延ばすためのルート最適化ソリューションの開発にカールスルーエ技術経済大学(HsKA)付属車両エネルギー効率研究所(IEEM)のライナー・クリーステン教授を中心とする研究チームが取り組んでいる。ITK […]

電気自動車の航続距離を延ばすためのルート最適化ソリューションの開発にカールスルーエ技術経済大学(HsKA)付属車両エネルギー効率研究所(IEEM)のライナー・クリーステン教授を中心とする研究チームが取り組んでいる。ITKエンジニアリング、IPGアオトモーティブ、カールスルーエ工科大(KIT)と共同で開発したアルゴリズムを使って、EVの特性に合わせたエネルギー・ルート管理システムを開発する。

IEEMが開発を進めるソリューションでは、出発地から目的地までの距離や地形の高低差、交通渋滞、優先道路、積載量・乗車人員数のほか、エアコンや電子機器の使用による電力消費、ドライバーの運転行動、バッテリー残量といったパラメーターを組み合わせて航続距離を最も延ばせるルートを割り出す。また、バッテリーの残量が少なくなった場合には、車載機器の電力消費を抑制したり、ドライバーにエコドライブを促すなどして航続距離を確保する。

COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |