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2010/6/4

企業情報 - 自動車メーカー

米フィスカー、「カルマ」の試験生産へ

この記事の要約

次世代自動車ベンチャーの米フィスカー・オートモーティブは、年内にもプラグインハイブリッド(PHV)・スポーツカー「カルマ」の試験生産を開始する計画だ。5月27日付けの『オートモーティブ・ニューズ・ヨーロッパ』が、フィスカ […]

次世代自動車ベンチャーの米フィスカー・オートモーティブは、年内にもプラグインハイブリッド(PHV)・スポーツカー「カルマ」の試験生産を開始する計画だ。5月27日付けの『オートモーティブ・ニューズ・ヨーロッパ』が、フィスカーに出資する米有力ベンチャーキャピタル幹部の話を引用する形で伝えた。

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クライナー・パーキンス・コウフィールド・バイヤーズ(KPCB)のマネージングパートナー、レイ・レーン氏によると、フィスカーは、フィンランドのコーチビルダー、バルメットのヘルシンキ近郊の工場で年内に70~100台のカルマを生産し、衝突試験などのテストを実施。来年2月から量産体制に入り、年最大1万5,000台を出荷する計画だ。

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カルマは「Qドライブ」と呼ばれる独自のハイブリッドシステムを備え、2個のモーター(403ps)で80キロメートルのゼロエミッション走行が可能だ。最高時速は200キロメートル。販売価格は米国で8万7,900米ドルから、欧州では7万8,780ユーロからとなるもよう。

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なお、フィスカーは2012年からデラウェア州ウィルミントンにある米ゼネラル・モーターズの旧工場で販売価格が4万ドルを切るPHV「ニーナ」の生産を開始する予定だ。

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