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2011/12/23

一般・技術・その他 (旧)

EVの接近音コンテスト=アーヘン工科大

この記事の要約

独アーヘン工科大学(RWTH)付属のアーヘン自動車研究所(ika)などが実施していた、電気自動車(EV)の接近を歩行者に知らせる走行サウンド作曲コンクール「Sound of E-Motion」の入賞者が決まり、14日に授 […]

独アーヘン工科大学(RWTH)付属のアーヘン自動車研究所(ika)などが実施していた、電気自動車(EV)の接近を歩行者に知らせる走行サウンド作曲コンクール「Sound of E-Motion」の入賞者が決まり、14日に授賞式が行われた。1位を獲得したのはカールスルーエ音楽大学のヴィンセント・ウィクストレームさん。2位にはマインツ音楽大学のカスパール・ケーニヒさん、3位にはカールスルーエ音楽大学で音楽情報処理を専攻するラルフ・シュトレッカーさんが入賞した。

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ハイブリッド車やEVの普及に伴い、その優れた静音性が問題視されるようになった。とくに低速走行時にガソリン車ほど騒音を出さないため、歩行者が車の存在に気付きにくい。こうした問題の解決に向け、ikaとケルン音楽大学現代音楽研究所はドイツ国内の音楽大学の学生を対象に走行サウンドコンクールを企画した。小型車が走行するサイレント映画に合わせて音をつけるという課題で、自動車の接近を知らせるサウンドにとどまらず、走行シーンにふさわしい音楽的なセンス、EVに乗ってみたいという気持ちにさせるような音楽かどうかが審査された。

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入賞作品はikaのウェブサイトで視聴できる。

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