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2010/4/30

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コンチテック

この記事の要約

独自動車部品大手コンティネンタルの子会社。本社をハノーバーに置く。コンティネンタルの事業部門ラバー・グループの中で、自動車用タイヤ以外の生ゴム・樹脂加工製品などを事業としている。\ 親会社のコンティネンタルは1871年の […]

独自動車部品大手コンティネンタルの子会社。本社をハノーバーに置く。コンティネンタルの事業部門ラバー・グループの中で、自動車用タイヤ以外の生ゴム・樹脂加工製品などを事業としている。

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親会社のコンティネンタルは1871年の創業で、同社が自転車用空気タイヤやゴム製湯たんぽなどのゴム製品を生産したのコンチテックの起こりとなる。コンチネンタルはその後、飛行船や自動車、鉄道向けなどの産業製品に事業を広げていった。

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現在、コンチテックの事業部門には、ホース(フルーイド・テクノロジー)、ベルトコンベアー(コンベアー・ベルト・グループ)、駆動装置システム(パワー・トランスミッション・グループ)などがある。自動車用内装表面材メーカーのベネッケ・カリコはこのほど、龍田化学(東京都中央区)と技術提携した。

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2009年通期決算(暫定値)の売上高は24億600万ユーロ(前年比19.9%減)。営業利益(EBIT)は1億6,900万ユーロ(同48.6%減)。従業員数(12月末時点)は2万2,079人。

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昨年の大幅な減収減益は、世界的な景気後退による自動車販売の低迷が主因。特に新車部品の売上高が23.1%減と大幅に落ち込んだ。これに対し、交換部品事業では7.2%の増収を確保している。

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