2010/1/4

欧州ビジネスウオッチ

キヤノン、ポーランドの眼科機器会社を買収

この記事の要約

キヤノンは12月22日、ポーランドの眼科診断機器メーカー、オプトポルを買収することで合意したと発表した。株式公開買い付け(TOB)を通じてオプトポル発行済み株式の90%を取得し、同社を連結子会社化する。買収総額は2億4, […]

キヤノンは12月22日、ポーランドの眼科診断機器メーカー、オプトポルを買収することで合意したと発表した。株式公開買い付け(TOB)を通じてオプトポル発行済み株式の90%を取得し、同社を連結子会社化する。買収総額は2億4,800万ズロチ(79億円)。

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オプトポルは、眼に障害を与えることなく網膜の断面を立体的に画像するOCT(光干渉断層計)と呼ばれる眼底検査装置に強みを持つ。総合眼科診断機器で世界1位を目指すキヤノンはオプトポル買収により、革新的な診断装置として注目される同分野に参入する。

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TOBは1月13日から2月11日にかけて実施する。オプトポルの株式の64%を保有する創業者一族から応募の同意を得ている。

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