2010/12/20

競争法

ノキア・シーメンスのモトローラ事業買収を承認

この記事の要約

欧州委員会は15日、通信ネットワーク機器大手のノキア・シーメンス・ネットワークス(NSN)が米モトローラの無線ネットワーク機器事業を買収する計画を承認したと発表した。買収対象となる分野では強力な競合企業が存在することなど […]

欧州委員会は15日、通信ネットワーク機器大手のノキア・シーメンス・ネットワークス(NSN)が米モトローラの無線ネットワーク機器事業を買収する計画を承認したと発表した。買収対象となる分野では強力な競合企業が存在することなどから、競争上の問題はないと判断した。

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NSNはフィンランドのノキアと独シーメンスの合弁会社で、本社をオランダに置く。同社は7月、モトローラの無線ネットワーク機器事業を総額12億ドルで買収することで合意していた。「GSM」の通信規格を中心とするNSNは、日本、米国などで普及している「CDMA」方式も扱うモトローラのネットワーク機器事業を買収することで、日本、北米事業の強化を図る。

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