2011/3/14

環境・通信・その他

EUの一般ごみリサイクル率は24%、ブルガリアではゼロ

この記事の要約

EUでは家庭から出る一般廃棄物(一般ごみ)の24%がリサイクル処理されていることが、EU統計局ユーロスタットの最新調査で分かった。リサイクル率は西欧諸国で高く、中東欧で低い傾向にある。\ 同統計は2009年の調査に基づく […]

EUでは家庭から出る一般廃棄物(一般ごみ)の24%がリサイクル処理されていることが、EU統計局ユーロスタットの最新調査で分かった。リサイクル率は西欧諸国で高く、中東欧で低い傾向にある。

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同統計は2009年の調査に基づくもの。リサイクル率はドイツが48%で最高だった。このほか、ベルギー、スウェーデン(36%)、デンマーク、スロベニア(34%)、オランダ、アイルランド(32%)が上位に入っている。

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ごみの堆肥化を含めた有効利用の率はEU全体で42%。国別ではオーストリアの70%を筆頭に、ドイツ(66%)、オランダ(61%)、ベルギー(60%)、スウェーデン(50%)の5カ国で50%以上に達した。逆にブルガリアは有効活用が0%で、すべて埋め立て処理されている。このほか、チェコ、ラトビア、リトアニア、ルーマニア、スロバキア、マルタの7カ国で埋め立て処理が90%を超えており、リサイクルが進んでいないことが浮かび上がった。

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