2011/7/4

欧州ビジネスウオッチ

フィリップス、照明メーカー買収

この記事の要約

電機大手のフィリップス(オランダ)は6月29日、スペインの照明機器メーカー、インダルを買収することで合意したと発表した。消費電力の少ない発光ダイオード(LED)の分野で総合的なソリューションの提供能力を強化する狙い。買収 […]

電機大手のフィリップス(オランダ)は6月29日、スペインの照明機器メーカー、インダルを買収することで合意したと発表した。消費電力の少ない発光ダイオード(LED)の分野で総合的なソリューションの提供能力を強化する狙い。買収金額は明らかにしていない。取引の成立には独禁当局の承認が必要。

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インダルは1950年の設立で、街灯や工場向けの外灯を製造している。世界11カ国で事業を展開し、従業員数は1,000人。2010年は1億5,600万ユーロを売り上げた。フィリップスとは以前から取引があり、近年はLED事業に力を入れている。 

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