英スーパー最大手のテスコは8月31日、日本市場から撤退すると発表した。日本事業の不振が続いているためで、全店舗を売却する。
\テスコは8年前に日本に進出。現在は首都圏を中心に「テスコ」「つるかめランド」などの名称で129店舗を展開している。売却手続きは2～3カ月に開始の予定だ。
\テスコの日本事業は、同社の海外市場では最も規模が小さい。多くの店舗で赤字経営が続く中、「努力を続けたが、日本では十分な経営規模を確立できないとの結論に達した」（フィリップ・クラーク最高経営責任者）として、撤退に踏み切った。今後は他のアジア事業に経営資源を集中する方針だ。
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