2014/2/26

ロシア

産業ガス大手リンデ、タタールスタンで水素プラント受注

この記事の要約

産業用ガス大手の独リンデはこのほど、タタールスタン共和国中部のニジネカムスクにある石油精製会社PSC TAIF-NKから製油所向け水素プラント2基を受注したと発表した。受注金額は1億6,300万米ドル。 水素プラントはそ […]

産業用ガス大手の独リンデはこのほど、タタールスタン共和国中部のニジネカムスクにある石油精製会社PSC TAIF-NKから製油所向け水素プラント2基を受注したと発表した。受注金額は1億6,300万米ドル。

水素プラントはそれぞれ11万Nm3phの生産能力を持ち、PSC TAIF-NKの重質残油処理プラントに高純度水素を供給する。完成は2015年末を予定している。リンデのベローニ取締役は、「PSC TAIF-NKと協力するチャンスを得たことを嬉しく思う。今回の合意をきっかけに、この重要な東欧の成長市場で受注が拡大すると確信している」と述べた。

PSC TAIF-NKはタタールスタンで最大の製油所を運営するほか、ガソリン工場やガスコンデンセート処理プラントも保有している。

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