2014/2/26

チェコ・スロバキア

チェコ景況感、2月も大きな変化なし

この記事の要約

チェコ統計局(CSU)が24日発表した2月の景況感指数(2005年=100、季節調整済み)は91.2となり、3カ月連続でほぼ同じ水準を維持した。消費者景況感は前月から後退したものの、業景況感が調に上昇して相殺した。 企業 […]

チェコ統計局(CSU)が24日発表した2月の景況感指数(2005年=100、季節調整済み)は91.2となり、3カ月連続でほぼ同じ水準を維持した。消費者景況感は前月から後退したものの、業景況感が調に上昇して相殺した。

企業景況指数は90.9で、前月比で0.8ポイント、前年同月比で5.7ポイント、それぞれ改善した。

業界別では、経済の柱である製造業で前月の94.3から95.6へ上昇した。現在の需要が増加したほか、製品在庫が減少。経済の現状判断および今後3か月間の見通しはやや悪化したものの、今後6か月間の見通しは変化なしだった。今後3か月間の生産は微減、雇用についてもやや縮小するとの見方だ。

建設業は前月の53.4から58.1へ上昇した。建設シーズンを前に景気改善を見込んでいるもようだ。

流通業は現状判断・在庫に変化がなかったものの、今後3カ月の見通しが改善し、2.3ポイント増の93.7へ増加した。

唯一、景況感が悪化した業界はサービス業で、89.9から89.4へやや悪化した。

消費者景況感は93.1と前月の96.9より低かったが、前年同月の79.5に比べると大幅に上昇した。

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