2015/11/11

自動車

ハンガリー商用車・部品ラーバ、仏農機大手クラースに部品供給

この記事の要約

ハンガリーの商用車・部品メーカーのラーバ(Raba)は4日、仏農業機械大手クラース(Claas)と綿収穫機(コットン・ピッカー)の輸送ケースの供給契約を締結したと発表した。契約額は200万ユーロで、期間は5年。ラーバは今 […]

ハンガリーの商用車・部品メーカーのラーバ(Raba)は4日、仏農業機械大手クラース(Claas)と綿収穫機(コットン・ピッカー)の輸送ケースの供給契約を締結したと発表した。契約額は200万ユーロで、期間は5年。ラーバは今回の取引を通じて市場での存在感を高め、取引拡大につなげる。

ラーバはクラースと1994年から提携し、自動車用車軸などを開発してきた。今回、製品供給で合意した輸送ケースも共同開発したもので、年内にも量産を開始する予定だ。

ラーバはハンガリー西部のギョールに本社を構える。農業機械やトラック向け部品を手がけるとともに、軍用トラックを同国軍に供給している。従業員数は2,000人。