東欧経済ニュース

ポーランドのソラリス、ハンブルク市から電気バスを受注

ポーランドのバスメーカー、ソラリスは12月16日、独ハンブルクの公共交通公社ハンブルガーホッホバーンから10台の電気バスを受注したと発表した。来年10月の納入を予定する。今年8月に行われた電気バスの入札では、ソラリスを含 […]

ポーランド国産EV工場、来年に着工

ポーランドの電気自動車(EV)開発・製造会社エレクトロモビリティ・ポーランド(EMP)は12月15日、国内南部ヤヴォジュノに国産電気自動車(EV)の生産拠点を設置すると発表した。2024年の生産開始に向け、21年中に着工

シュコダ自、電動バイクのレンタル事業が好調

チェコ・シュコダ自動車グループの電動スクーターレンタル事業「ビーライダー(BeRider)」が好調に業績を伸ばしている。シュコダの12月16日の発表によると、2019年9月のサービス開始以降の総利用距離は50万キロメート

トーヨータイヤ、セルビア工場が着工

トーヨータイヤは12月15日、セルビア北部ヴォイヴォディナ自治州のインジアで、乗用車・軽トラック用タイヤ工場の建設を開始した。投資額は約488億円。2022年4月に完工予定で、製品は欧州のほか中東、北米、アフリカに輸出す

現代自、トルコ合弁会社の完全子会社化を計画

韓国の現代自動車がトルコの合弁会社ヒュンダイ・アッサン(HAOS)の完全子会社化を計画している。トルコの競争当局が12月17日に明らかにしたもので、合弁相手である複合企業キバル・ホールディングが保有するHAOS株取得の許

日立の海外家電事業、トルコ家電大手に売却

日立製作所は12月16日、家電子会社の日立グローバルライフソリューションズ(日立GLS)がトルコ同業アルチェリクと白物家電事業の合弁会社を設立すると発表した。日立GLSが2021年春に新会社を設立し、海外の白物家電事業を

荏原製作所、トルコのポンプメーカーを買収

荏原製作所は12月21日、トルコのポンプメーカーであるバンサン(Vansan)を完全買収すると発表した。新興国における事業拡大を目指す戦略の一環。買収により、欧州や中東、中央アジア、アフリカ市場へのアクセスを強化するとと

ラトビアの潜水器具メーカー、水中ドローン事業が好調

ラトビアの潜水器具メーカー、エプロンズROV(EpronsROV)が遠隔操作の可能な水中ドローンの生産で実績をあげている。同社の製品は潜水調査をはじめ、酸素供給機器の設置や点検、船舶の修理などで利用されている。ドイツなど

露中銀、政策金利を4.25%に据え置き

ロシア中央銀行は12月18日の金融政策決定会合で、主要政策金利の7日物入札レポ金利を4.25%に据え置くことを決めた。金利据え置きは3会合連続。経済がコロナ禍の打撃から立ち直りつつあるものの、インフレ率が予想を超えて高進

ハンガリーとシンガポール、フィンテック分野の提携強化

ハンガリーとシンガポールがフィンテック分野のイノベーションを進めるため提携を強化する。このほどブダペストで開かれた両国合同主催の「世界フィンテック会議」で、ハンガリー中央銀行とシンガポール金融当局(MAS)が提携フレーム

華為技、セルビア国営データセンターの容量確保

セルビア政府は8日、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)に政府のデータセンターを利用する権利を付与すると発表した。セルビアの情報技術・電子政府局によると、ファーウェイはクラグイエヴァツにある同データセンターを商用利

トルコ新興企業、かぜ症状のAI診断アプリを開発

トルコの新興企業イェシル・サイエンス(Yesil Science)が上気道感染症(かぜ)の診断アプリ「フルーAI」をリリースした。ユーザーが自分で撮影した喉の写真を人工知能(AI)で分析し、症状と組み合わせて診断の上、推

WEFの「第4次産業革命センター」、イスタンブールに開設

トルコのヴァランク産業技術相は10日、世界経済フォーラム(WEF)が第4次産業革命の研究と推進を目的とする「第4次産業革命センター」(C4IR)をイスタンブールに開設したと発表した。欧州ではノルウェーに次ぐ2カ所目のC4

トルコが刑務所でデジタルサービス導入、受刑者の環境を改善

トルコのギュル法務相はこのほど、デジタル技術を刑務施設へ導入するためのプロジェクトを開始したことを明らかにした。同プロジェクトは電子認証などのスマートシステムを刑務施設に導入し、受刑者管理の負担軽減や受刑者の生活環境の改

三菱UFJリサーチ、エストニア政府系企業と合弁

三菱UFJリサーチ・アンド・コンサルティング株式会社(MURC)は14日、エストニアの政府系コンサルティング機関である電子政府アカデミー(eGA)と、日本を含むアジア地域でデジタルガバメント事業を手がける合弁会社を設立し

スウェーデンのフィンテック企業、リトアニアに進出

フィンテックを手掛けるスウェーデンのスタートアップ企業ユニ(Juni)は9日、リトアニアの首都ビリニュスに製品開発拠点を設置すると発表した。同国ではすでにフィンテック企業が200社以上存在し、最近はダンスケバンクやSEB

ロスネフチ、現場用スマートヘルメットの導入テストを実施

ロシア石油最大手の国営ロスネフチは7日、国内中南部のサマラ精製コンビナート内にあるノボシビルスク製油所で、作業員の保護装備としてスマートヘルメットの実証試験を行ったと発表した。通信大手ロステレコムとの合同プロジェクトで、

古着売買のC2Cプラットフォーム開発 リトアニア

欧州最大の古着売買のC2C(消費者間取引)オンラインプラットフォームを運営する。リトアニア初のユニコーン企業(評価額10億ドル超の未上場企業)で、欧州と米国の13カ国で事業を展開している。利用者数は3,400万人。201

独メルセデスベンツ、ハンガリーEV生産に1億ユーロ投資

独ダイムラーの高級乗用車部門メルセデスベンツが、ハンガリーのケチュケメート工場に500億フォリント(1億ユーロ強)を追加投資する。来年10-12月期(第4四半期)から電動SUV「EQB」を量産する目的だ。ハンガリーにおけ

印アポロタイヤ、ハンガリー工場に44億フォリントを追加投資

インドのタイヤ製造・販売大手アポロタイヤが、ハンガリー中北部のジェンジェシハラーシ工場を増強する。シーヤールト外務貿易相が14日明らかにしたもので、乗用車用タイヤの生産ラインを刷新して生産能力を引き上げる。投資額は44億

アウディ「Q3」PHVモデル、ハンガリー工場で生産開始

独高級車大手アウディのハンガリー子会社アウディ・フンガリアは7日、ハンガリーのジュール工場でコンパクトSUV「Q3」のプラグインハイブリッドモデル(PHV)の生産を開始した。同モデルは直噴式のターボガソリンエンジン「TF

中欧初の水素ステーション、来年にチェコで設置

高圧技術大手の米ハスケルとチェコのガス燃料販売業ボネットは8日、チェコ石油化学大手ユニペトロルが進める水素ステーション設置プロジェクトで、ハスケル製の「ジェノ(Geno)」ステーションを採用すると発表した。来年の夏からプ

起亜自、スロバキアで新型エンジンの生産強化

起亜自動車はこのほど、スロバキア中部のジリナ工場における7,000万ユーロの投資を完了した。新型エンジン「スマートストリーム」及びハイブリッド・パワートレインの生産を強化する。 スマートストリーム・エンジンの生産ラインは

ロシア新車販売、11月は5.9%増加

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)はこのほど、同国の2020年11月の新車販売(乗用車・小型商用車)が15万7,580台となり、前年同月に比べ5.9%増加したと発表した。1~11月の累計は、前年同期比10.3%減の134

華為技、ハンガリー経済への影響力拡大

中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)のハンガリー経済における影響力が過去5年間で大きく拡大したことが、英調査会社オックスフォード・エコノミクスの調査で分かった。これによると、2019年に同社がもたらした付加価値は国

EEU加盟国の開発銀行、提携協定を締結

ユーラシア経済連合(EEU)加盟国の大手開発銀行4行が4日、首脳会議が行われたモスクワで提携協定を結んだ。ロシアでの開発機関の改革に連動するもので、4行の業務を調整して投資の活発化、国際プロジェクトの促進、EEU諸国の統

ユーロ圏の7-9月期GDP、12.5%増に下方修正

欧州連合(EU)統計局のユーロスタットは8日、2020年7-9月期の域内総生産(GDP)の改定値を発表した。ユーロ圏のGDPは前期比12.5%増。11月中旬に発表された改定値の12.6%増から0.1ポイント下方修正された

EUのサイバーセキュリティ研究センター、ブカレストに設置

欧州閣僚理事会は9日、新設する欧州サイバーセキュリティ産業技術研究センター(ECCC)の立地としてブカレストを選定した。来年開所する予定だ。ルーマニア政府は招致の成功が地元のサイバー防衛産業の振興につながるほか、同分野に

セルビア中銀が今年4回目の利下げ、政策金利1%に

セルビア中央銀行(NBS)は10日、政策金利を0.25ポイント引き下げ、史上最低の1%に設定した。利下げは6カ月ぶりで、今年4回目。インフレ率が低迷していることから追加利下げに踏み切った。 10月のインフレ率は前月と同じ

ロシア、小麦輸出に課税

ロシアのマキシム・レシェトニコフ経済大臣は14日、小麦の輸出に関税を課す方針を示した。食料価格上昇を食い止める政策の一環だ。この報せを受け、米国では同日、小麦需要が拡大するとの観測から先物価格が高騰した。 政府は来年2月

ノルド・ストリーム2が工事再開、米の制裁発動から1年ぶり

ロシアとドイツを結ぶバルト海天然ガスパイプライン「ノルド・ストリーム2」に関し、ロシア国営ガスプロムが過半数株を握るプロジェクト運営会社は11日、敷設工事を再開したと発表した。関連企業に対する米国の制裁発動を受けて工事を

ソーシャルメディアの人気者がモノリス発見~ハンガリー

米ユタ州の砂漠で最初に見つかった金属製の謎の物体。スタンリー・キューブリック監督のSF映画「2001年宇宙の旅」に登場するモノリス(一枚岩のような建造物)に似ていることや、その後多くの国で同じような金属製の物体が出現して

ビールの本場に「ビール・ホテル」オープン~チェコ

チェコのプルゼニといえばピルスナー・ビールの発祥の地として知られる。そのプルゼニ州にあるネポムクで来年2月、「ビール・ホテル」がオープンする。この種のホテルは、1年前に米オハイオ州で開業したのに続いて世界で2番目。ビール

VW、エストニアのソフト開発子会社に数百万ユーロ投資

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)はこのほど、エストニアの現地法人「カー・ソフトウェア・エストニア」に数百万ユーロを投資する意向を明らかにした。VWが今春首都タリンに設立した同社は、グループ全体のソフトウエア開発を

エストニア、電子住民登録の収入が5千万ユーロ突破

エストニアの貿易・投資・観光促進機関であるエンタープライズ・エストニア(EAS)は1日、国外の外国人がオンラインで住民登録できるEレジデンス(電子住民登録)による政府の収入(税・手数料収入)が、制度が導入された2014年

エストニアの大学、知的財産権への投資会社を設立

エストニアのタルトゥ大学が、大学で生まれた知的財産権への投資を促すユニタルトゥ・ベンチャーズを設立する。学内研究の成果を活かす新興企業を設置し、幅広く投資を募集する。また、国内外の若い企業との提携も選択肢に入れる。 タル

ユーロ圏の消費者、コロナ禍でキャッシュレス化進む

ユーロ圏でコロナ禍を機に、消費者のキャッシュレス化が進んでいる。欧州中央銀行(ECB)が7月に実施した調査によると、新型コロナウイルスの感染が拡大し始めてからキャッシュレスで買い物をする機会が増えたという人が4割に上った

英政府がファイザー連合のワクチン承認、EUも月内に承認か

英政府は2日、米製薬大手ファイザーと独バイオ医薬品会社ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルス用ワクチンの緊急使用を承認した。十分な臨床試験(治験)を経て効果、安全性が確認されたコロナワクチンの使用承認は世界初。同ワ

ポーランド国営石油PKNオルレン、メディア大手を買収

ポーランド石油最大手で国営のPKNオルレンはこのほど、独パッサウ出版グループから民間メディア大手のポルスカプレスを買収した。取引額や具体的な日程は明らかにしていない。現地経済紙『プルス・ビズネス』によれば、買収額は1億2

危機は発明の母、チェコの開発力に注目

新型コロナの流行を機に、チェコの開発力を証明する事例が増えている。政府機関や民間企業、専門家組織、学術機関らが提携してこの夏実施した「危機克服技術コンテスト」には400件以上の応募があり、さまざまな解決策が提示された。

チェコのGDP、7-9月期は前期比6.9%増

チェコ統計局(CSU)が1日発表した2020年第7-9月期の国内総生産(GDP、速報修正値)は実質ベースで前年同期比5.0%減となった。成長率が過去最悪のマイナス10.7%となった4-6月期と比べると6.9%増となり、回

トルコの11月インフレ率14%、上昇幅は予想以上

トルコ統計局(TUIK)が3日発表した11月の消費者物価指数(CPI)の上昇率は前年同月比で14%となり、前月(11.9%)から2.1ポイント拡大した。インフレ率の上昇は2カ月連続で、市場予測(12.6%)を大きく上回っ

ロシア、コロナワクチン大規模接種開始へ

ロシアのプーチン大統領は2日、国産の新型コロナウイルス用ワクチン「スプートニクV」の大規模な接種を12月第2週にも開始するため、関係当局に準備を指示したことを明らかにした。まず200万回分(100万人分)を用意し、医療従

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