東欧経済ニュース

TikTok利用禁止、欧州議会も

●EU機関では欧州委員会、欧州理事会に続く禁止措置となる ●禁止はサイバーセキュリティー上の懸念に対応するため 欧州議会は2月28日、公用の携帯電話、タブレット端末での中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック) […]

セルビア、低公害車の購入補助金を倍額に

●予算総額は250万ユーロ、申請受け付けは10月31日まで ●交付額は乗用車やトラックで2,500~5,000ユーロ セルビア政府は今年、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)など低公害車の購入補助金を昨

トルコ、中国産EVの輸入関税を引き上げ

●関税率を40ポイント引き上げ、実質販売価格を引き上げる狙い ●トルコでは今月、初の国産EVが発売予定 トルコは3日、中国から輸入されるバッテリー型電動車(BEV)の関税率を40ポイント引き上げた。トルコ初の国産EVが近

華為技術、トルコで蓄電システムを受注

●エネルギー企業5社と提携 ●蓄電システムは合計2GWh 中国華為技術のトルコ子会社は2月27日、リヴァエナジー(Liva Energy)、マスフェン・エナジー(Masfen Energy)、メンシス・エナジー(Mens

チェコ政府がベンチャー基金を設置、5,800万米ドル規模

●総額の26%弱に当たる1,500万ドルをAI技術移行基金に振り向け ●大学での基礎研究を応用し商業化に結び付けられるよう支援 チェコ政府がパイロットプロジェクトとして、5,800万米ドルのベンチャー(VC)基金を設置す

ルーマニア政府、世界初の「AI顧問」を導入

●国民の意見や要望を分析し、討議材料として活用する狙い ●AI顧問の運営管理は、研究・革新・デジタル化省が担当する ルーマニアのニコライエ・チウカ首相は1日、政府「顧問」として世界初の人工知能(AI)ソリューションを試験

米ウエスチングハウス、ブルガリアの原子炉設置で覚書

●加圧水型原子炉「AP1000」の設置に向け実現可能性を検討 ●コズロドゥイ原発では現在、ロシア製原子炉2基が稼働 米ウエスチングハウス・エレクトリックは2日、ブルガリアのコズロドゥイ原発の事業会社KNPP-Newbui

印ITサービス大手、ポーランド・クラクフに開発拠点設置

●中東欧地域でのニアショア開発事業強化が目的 ●従業員数は最大500人、ワルシャワの既存開発拠点と連携 インドのITサービス大手LTIマインドツリーは6日、ポーランドのクラクフに開発拠点(デリバリーセンター)を開設したと

中国メーカー、ウズベキスタン自動車市場に相次いで進出

●中国ブランドは国産製品より高価なのにも関わらず需要が堅調 ●吉利汽車、長安汽車、東風汽車などが続々とEVを投入 国有企業ウズオート(UzAuto)が独占してきたウズベキスタン自動車市場に、中国国有の奇瑞汽車(チェリー)

EU、ウクライナ製品への関税免除延長へ

●EUは22年6月、全品目を対象に輸入関税を免除する特例制度を導入 ●当初は1年の時限措置、貿易への貢献を評価し1年の延長を決定 欧州委員会は2月23日、ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナを支援するため2022年に導入

トルコ中銀が0.5ポイント利下げ、大地震の影響緩和を優先

●政策金利8.5%、経済活動の支援に焦点 ●インフレ率は3カ月連続で低下、中銀は地震の影響を注視 トルコ中央銀行は2月23日の金融政策決定会合で、主要政策金利である7日物レポ金利を0.5ポイント引き下げ、8.5%に設定し

米グーグル、クロアチアのエドテック企業を買収

●グーグルが提供する学習支援サービスの強化が目的 ●フォトマスはスマホを向けるだけの数学計算アプリを開発 米グーグルがクロアチアのエドテック企業、フォトマス(Photomath)を買収する。ロイター通信が2月22日伝えた

トヨタ、チェコの小型車工場で生産再開

●コリーン工場は中国からの部品不足により先月31日に操業停止 ●同工場では「ヤリス」と、下位モデル「アイゴ」を生産 トヨタ自動車は2月27日、チェコ中部コリーンの小型車工場で生産を部分再開した。同工場は中国から調達する部

EV充電ソリューション開発 Lektri.co(ルーマニア)

太陽光発電を活用した電気自動車(EV)の充電ソリューションを提供する。家庭用ソーラーパネルと、ワイヤレスV2G(ビークル・トゥ・グリッド)による双方向充電機能を備えたEVとを組み合わせることで、太陽エネルギーによる充電だ

イランの自動車大手、ロシアから4万5,000台を受注

●サイパーとBMグループの取引規模は4億5,000万米ドル ●シャーヒン、クウィーク、サイナーの3モデルを輸出 イラン2位の自動車メーカー、サイパー(SAIPA)はこのほど、ロシアのBMグループから自動車4万5,000台

ルーマニア首相、SMR導入に改めて意欲

●隣国に先駆けてSMRを導入したい=チウカ首相 ●国営原発企業はすでに米ニュースケールと提携で合意 ルーマニアのニコラエヨネル・チウカ首相は2月21日、米エンジニアリング大手フルア(Fluor)の代表と会談し、隣国に先駆

英新興企業、チェコで重力地下蓄電施設を建設

●重力蓄電は揚水発電と同じ原理で、位置エネルギーを応用する ●専門家らは同技術の普及には大きな進歩が必要と指摘 重力を利用して電力を地下に貯蔵する特許技術を持つ英国の新興企業グラヴィトリシティ(Gravitricity)

チェコCEZグループ、3Dプリンタで設備休止を短縮

●部品の「内製化」によりサプライチェーンの混乱にも対応可能 ●金属部品は重量600キロまで対応できる チェコの国有電力CEZとその原子力プラント子会社シュコダJSは2月22日、3Dプリンタの導入で設備の稼働休止時間を短縮

エストニア国営電力、地熱利用の試験事業を実施

●15MWの容量を持つ熱生産用ボアホールを建設する予定 ●地熱利用に際してはカナダ企業の独自技術を使用 エストニア国営電力のエースティ・エネルギアは15日、地熱開発事業を手掛ける同国のジオサーマル・バルチックと協力し、同

ポーランド、鉄道インフラで欧州一に?

●政府の「連帯運輸ハブ」開発計画の実行で西欧を凌ぐ可能性 ●将来的にワルシャワとキーウを結ぶ高速路線も計画 ポーランド政府の大規模複合輸送拠点「連帯運輸ハブ(STH)」開発計画が実行に移されることで、10~20年後には同

「空飛ぶ車」のエアロモービル、破産申請へ

●投資市場のネガティブな状況により資金獲得に失敗と説明 ●今後は規模を縮小して「空飛ぶ車」事業を継続するもよう 「空飛ぶ車」を開発するスロバキアのエアロモービル(AeroMobil)は20日、研究開発の継続に向けた新たな

欧州委がポーランドを提訴、憲法裁の判断めぐり

●EUと同国は「法の支配」の基本理念をめぐり対立を深めている ●最終的にEU法違反と認定された場合、同国は制裁金が科される 欧州委員会は15日、ポーランド憲法裁判所とその判例が「EU法の優位性」の原則に反するとして、同国

配車サービスのボルト、アフリカ事業を強化

●今後2年で5億ユーロを投じる計画 ●年末までに30万人のドライバー、クーリエの新規登録を見込む エストニアの配車サービス大手ボルトが、今後2年でアフリカ事業に5億ユーロを投じる。具体的な日程や地域などは明らかになってい

ポーランド政府系企業、英ロールスロイスとSMRで提携

●水素生産への活用や、SMRの国内生産も視野に入れる ●ロールスロイスのSMRは加圧水型で、出力は470MWe ポーランドの国営産業グループ、インダストリア(Industria)が小型モジュール炉(SMR)の国内導入に向

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