スロバキア新首相、フラットタックス廃止の方針
スロバキアのフィツォ新首相は、財政赤字の削減に向け、フラットタックスの廃止や省庁の統廃合などの改革を実施する方針だ。オーストリア通信(APA)が3月27日伝えた。 \ スロバキアは2004年に所得税、法人税、付加価値税の […]
スロバキアのフィツォ新首相は、財政赤字の削減に向け、フラットタックスの廃止や省庁の統廃合などの改革を実施する方針だ。オーストリア通信(APA)が3月27日伝えた。 \ スロバキアは2004年に所得税、法人税、付加価値税の […]
スロバキアに事業拠点を構える欧州企業の多くが今年の景気回復に悲観的なことが、在スロバキア・ドイツ商工会議所が行った景況感調査で明らかになった。現状の景気を良いと見るのは回答した企業212社の2割弱で、今年改善に向かうと見
スロバキア政府が高級車を対象とした特別税の導入を検討している。財政赤字削減に向けた施策の一つで、2,400万ユーロの歳入増を見込む。課税基準としては、エンジン出力と排ガス性能が候補に挙がっている。ペーテル・カジミール新財
チェコ通信局(CTU)が国内移動通信3社に対して通信網の開放を求める計画だ。自前の通信網を持たない仮想移動体通信事業者(MVNO)の市場参入を可能にし、競争を促進する狙い。この夏にもMVNOによるサービスが可能になるとい
伊銀行大手ウニクレディトのチェコ子会社が28日に発表した2011年決算は、純利益が11億1,500万コルナで、前年比62%の大幅減益となった。ギリシャ国債の評価損が22億コルナに上ったためで、これを除くと12%の増益(3
トヨタ自動車とPSAプジョー・シトロエンの合弁会社であるトヨタ・プジョー・シトロエン・オートモービル(TPCA)の2011年の最終利益は前年比74%減の3億7,100万コルナに落ち込んだ。売上高も23%減の400億コルナ
チェコの中古車販売大手AAAオートは29日、昨年の連結純利益が過去最高の1,030万ユーロになったと発表した。連結売上高は2億7,670万ユーロだった。昨年は前年比13%増の4万4,828台を販売した。1台当たりの平均販
ロシア原子力公社(ロスアトム)の国外事業部門であるロスアトム・オーバーシーズは20日、チェコのテメリン原子力発電所拡張事業で、チェコとスロバキアの10社と提携することで基本合意したと発表した。同事業を受注した場合に下請け
チェコのクバ通商産業相は22日、プラハで開かれた国際エネルギーフォーラムで、チェコが原子力を継続して利用する方針であることを確認した。エネルギーの安定供給を確保し、他国への依存を可能な限り縮小するために、原子力発電が不可
チェコのエネルギー会社EPHが1年以内に大規模な買収を予定している。これにより利払い・税金・償却前利益(EBITDA)が10億ユーロ(13億2,000万米ドル)を突破する可能性もあるという。2010年通期実績(5億1,5
韓国・起亜自動車のスロバキア子会社であるキア・モーターズ・スロバキアがこのほど発表した2011年の純利益は6,860万ユーロで、前年から60%増加した。売上高も15%増の33億3,000万ユーロに拡大した。生産拠点である
スロバキアから中国への乗用車輸出が急増している。スロバキアのポストバンクが発表したデータによると、昨年の輸出は13億ユーロで、輸出全体の14.9%を占めた。これにより乗用車輸出分野で中国が、ドイツ(14%)とフランス(1
スロバキア財務省はこのほど、今年の国内総生産(GDP)予想成長率を1.1%から2.3%に上方修正した。財政赤字目標はGDP比4.6%から4.4%に引き下げた。昨年の第4四半期のGDP成長率が前年同期比3.4%と堅調だった
独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は13日、2月の出荷台数が前年同月比13%増の7万2,100台に拡大したと発表した。1-2月期の出荷台数は14万7,500台となり、前年同期から12%伸びた。
チェコ・トップ100協会(Sdruzeni)がこのほど発表した2011年のチェコ優良企業ランキングで、自動車大手のシュコダが3年連続で1位に輝いた。エネルギー大手のCEZも3年連続で2位を獲得。3位には、バス会社のスチュ
伊ウニクレディト傘下のバンク・オーストリアは13日、スロバキア電力最大手スロベンスケ・エレクタルネ(SE)と与信枠の打ち切りで合意したと明らかにした。オーストリアではSEが進めている原子炉の増設にバンク・オーストリアが資
チェコ統計局(CSU)が13日発表した2012 年1月の鉱工業生産は前年同月比3.2%の上昇となり、上げ幅は前月の2.0%から拡大した。労働日数調整後では0.7%上昇。新規受注も好調で、14.9%の大幅増となった。前月比
スロバキアの2011年の自動車生産台数が前年比13.9%増の63万9,763台に上ったことが、国際自動車工業連合会(OICA)の調べで分かった。中東欧ではチェコ、ポーランドに次ぐ規模だが、人口1,000人当たりの生産台数
チェコ統計局が8日発表した1月の貿易収支(速報)統計によると、同月は296億コロナの黒字となり、黒字幅は前年同月から117億コロナ増え、過去最高を更新した。輸出と輸入はそれぞれ11%、6.3%増だった。 \ 部門別では、
スロバキアで10日実施された国民評議会選挙で、フィツォ前首相が率いる中道左派政党「スメル(道標)」が得票率を9.9ポイント増の44.4%に伸ばして大勝した。これは体制転換後で最高の水準。定数150のうち過半数の83議席を
チェコのエネルギー企業、エネルギー産業ホールディング(EPH)が、国営電力CEZが売却を予定している2つの火力発電所の獲得に乗り出した。競合のチェコ・コール(旧MUS)による買収を妨げ、発電市場での勢力拡大を狙っているも
チェコの金融機関が全体として十分な資金力を持ち、欧州景気が悪化しても安定性を保つ見通しであることが、チェコ国立銀行(CNB)が6日発表したストレステストの結果で分かった。欧州債務危機が悪化して経済が縮小したと仮定しても、
チェコで破産件数が急増している。ドイツの企業信用調査会社、クレジットレフォームによると、今年1-2月期は4,874件を記録し、前年同期の約1.5倍に増加した。破産の4分の3は個人で、前年同期の件数を56.2%も上回った。
仏原子力大手のアレバは5日、チェコ・テメリン原子力発電所の拡張工事を受注した場合に下請け発注することでチェコ企業14社と基本合意し、覚書に調印した。発注元の国営電力会社CEZや政府が、落札企業選定において地元への利益還元
チェコ国営電力CEZが電力契約の事前締結を制限している。排出権不足や欧州経済の安定化で中期的にコスト上昇が見込まれるためだ。 \ 同社は昨年第4四半期、来年度に予定する発電量の6%を平均53.5ユーロ/メガワット時で売却
チェコにおける投資信託の運用総額は昨年、234億コルナ(9億1,970万ユーロ)減少し、2,240億コルナに落ち込んだ。チェコ金融市場協会(AKAT)が22日発表した調査で分かったもので、国内・国外投信ともに減少傾向が明
チェコ統計局(CSU)がこのほど発表した2012年2月の景況感指数は前月から0.8ポイント上昇し、2カ月連続で改善した。昨年は10月にやや上向いたのを除き、景況感は悪化していたが、今年に入り特に企業の景気回復への信頼感が
スロバキア統計局が2月28日発表した2月の景況指数(ESI)は89.8となり、前月の90.2から低下した。鉱工業、建設、サービスの各業種で景況感が悪化した。 \ 2月のESIを構成指数別に見ると、鉱工業信頼感指数は前月の
チェコのクバ通商産業相は23日、独エネルギー大手RWEがチェコのパイプライン子会社Net4Gasの売却を計画していることについて、売却先を国益に配慮して慎重に決めるのが望ましいとの考えを示した。政府に売却先を制限・指定す
韓国のサムスン電子がスロバキア政府に申請した助成金交付の審査が難航している。欧州連合(EU)の国家補助ルールとの整合性に問題があるためで、ラディツォバー首相は22日、財務省に再審査するよう指示した。 \ 問題となっている
チェコ企業が税制の緩い外国に籍を移す傾向が強まっている。金融調査会社のCEKIAによると、「タックスヘイブン(租税回避地)」に拠点を置く企業の数は昨年、1万1,752社となり、過去6年間で60%増加した。その動機について
米グラスファイバー大手のジョンズ・マンビルはこのほど、スロバキアのトルナバ工場の投資計画を発表した。生産拡大に向けて大型の加熱炉を新設する予定で、投資額は5,000万ドル超を見込む。9月末の稼働を予定している。ヨーロッパ
スロバキア統計局の発表によると、同国の2011年第4四半期の国内総生産(GDP)は季節調整前の実質ベースで前年同期比3.4%増となり、プラス成長を確保した。季節調整後では同3.3%、前年同期比0.9%増だった。名目GDP
チェコ統計局(CSU)が15日に発表した昨年の国内総生産(実質GDP、季節・労働日数調整後=速報値)伸び率は1.7%となり、前年の2.2%から0.5ポイント低下した。10-12月期は前年同期比で0.5%増だったものの、前
チェコの外資系企業における賃金や給与の伸びが鈍化していることが、ドイツ・チェコ商工会議所と人材・人事コンサルティング会社のキーンバウムがこのほど実施した調査で明らかになった。2010年は賃金・給与が名目で7%伸びていたが
発電所などで送電量を調節するために使われるガス絶縁開閉装置(GIS)に関する国際カルテルを結んでいたとして、チェコの競争当局がシーメンスや東芝、日立製作所を含む日欧の計10社に制裁金を課したことをめぐる裁判で欧州司法裁判
トヨタ自動車とPSAプジョー・シトロエンの合弁会社であるトヨタ・プジョー・シトロエン・オートモービル(TPCA)が、5月からチェコのコリーン工場における生産を縮小する。小型車販売が減少していることを受けた措置。今年の生産
スロバキアのボフニチェ原子力発電所のV1原子炉2基の廃炉に伴い、放射線汚染廃棄物の中間保管施設の建設予定地の環境評価が始まった。同国環境省がオーストリアの専門機関の支援を得て実施する。墺通信社APAが16日報じた。 \
チェコ政府は現在、大気汚染の改善に向けた2つの措置を実行しているが、汚染の責任の大半を負う大企業に対する支援が手厚く、一般世帯への助成が不足する傾向にある。住宅の暖房・温水設備の近代化・更新への助成措置は人気が高く、政府
チェコのネチャス首相は訪問先のドイツで、ドイツからの電力供給量の変動に対応するため、20億ユーロを投じて国内送電網を拡充する計画を明らかにした。一方で、ドイツ国内の送電能力不足はドイツが独自に解決するよう要請した。 \
独エネルギー大手のRWEが天然ガスパイプラインを運営するチェコの傘下企業NET4GASを年末までに売却する方針だ。総額110億ユーロの資産を放出する計画の一環で、すでに売却に向けた準備を開始した。チェコ子会社RWEトラン
スロバキア銀行協会(SBA)がまとめた2011年の銀行業界全体の利益は前年比34%増の6億7,400万ユーロとなり、世界金融危機前08年の5億800万ユーロを上回った。 \ 11年の銀行業界全体の貸付額は前年比9.2%増
チェコ統計局(CSU)が6日発表した2011年12月の鉱工業生産(稼働日調整済み)は、前年同月比で2.0%増加した。2.7%増となった前月から減速したものの、市場予想は上回った。前月比では0.8%減少した。 \ 業種別で
チェコ中央統計局は7日、昨年の貿易収支が1,914億コロナ(約79億ユーロ)の黒字になったと発表した。黒字幅は前年の702億コロナを大きく上回った。輸出と輸入が前年からそれぞれ13.2%、10.9%増加し、貿易総額は前年
チェコで再生可能エネルギーへの助成削減が進められている。同国議会は30日、再可エネの最低買い取り価格を引き下げる法案を可決。再可エネ発電業界が強く反発している。 \ 業界団体の再可エネプラットホームは、「発電・配電事業者
豪州のワイルドホース・エナジーがチェコの炭鉱で合成ガスを生成する意向であるのに対し、現地の自治体・住民が強く反対している。同社が採用する「アンダーグラウンド・コール・ガシフィケーション(UCG)」という手法が、地盤沈下や
チェコ国営電力CEZはこのほど、ポーランド風力発電大手のエコ・ウィンド・コンストラクションの過半数株を取得したと発表した。同社は2016年までに、新たに3,000MWの再生可能エネルギーを国外から調達することを目指してお
チェコの保険市場の成長にブレーキがかかった。チェコ保険業連盟(CAP)がこのほど発表したところによると、2011年の業界全体の保険料収入は前年を0.3%下回る1,163億コルナにとどまった。同国の保険市場は近年活況を呈し
チェコ航空(CSA)はこのほど、チャーター部門を5億3,000万コルナで政府系持株会社のチェスキー・エアロホールディングに売却した。ニュースサイト『iDnes.cz』が1月30日伝えた。 \ CSAはチャーター部門の売却
チェコ統計局(CSU)が24日発表した1月の景況感指数(総合)は87.2で、過去2年近くで最低となった昨年12月から2.5ポイント回復した。1年前の95.6に比べると、依然として低い水準にある。 \ 事業者の景況感を業