2012/3/7

チェコ・スロバキア

スロバキア景況感、2月は悪化

この記事の要約

スロバキア統計局が2月28日発表した2月の景況指数(ESI)は89.8となり、前月の90.2から低下した。鉱工業、建設、サービスの各業種で景況感が悪化した。\ 2月のESIを構成指数別に見ると、鉱工業信頼感指数は前月の4 […]

スロバキア統計局が2月28日発表した2月の景況指数(ESI)は89.8となり、前月の90.2から低下した。鉱工業、建設、サービスの各業種で景況感が悪化した。

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2月のESIを構成指数別に見ると、鉱工業信頼感指数は前月の4.7からマイナス1.3に低下。今後3カ月間の生産に悲観的な見通しを持つ企業が多かった。建設業信頼感指数はマイナス41.5からマイナス48.5に悪化。需要と雇用の減退を予想する見方が大勢を占めた。サービス業信頼感指数は22.0から19.3に低下。現況については悲観的な見方が目立ったが、今後の需要は事業環境については楽観視する声が多かった。一方、流通業信頼感指数は、現況・今後の展望や在庫水準についてポジティブな評価が目立ち、4.7から10.7に改善。消費者信頼感指数も、経済全般や雇用の見通し、家計の状況に関して楽観的な意見が多く、マイナス35.8からマイナス32.5に改善した。

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