欧州議会最大会派、ハンガリー政権与党の資格停止
欧州議会の最大会派で中道右派の欧州人民党(EPP)は20日、ハンガリーのオルバン首相率いる政権与党「フィデス・ハンガリー市民連盟」に対する資格停止処分を決定した。欧州連合(EU)の難民政策をめぐり、オルバン政権が欧州委員 […]
欧州議会の最大会派で中道右派の欧州人民党(EPP)は20日、ハンガリーのオルバン首相率いる政権与党「フィデス・ハンガリー市民連盟」に対する資格停止処分を決定した。欧州連合(EU)の難民政策をめぐり、オルバン政権が欧州委員 […]
ルーマニアのネット電機通販大手eMAGのハンガリー子会社と、ハンガリー同業エクストリーム・デジタル(ED)が合併する。両社の統合で守備範囲を中東欧9カ国に広げ、同地域有数の大手となることを目指す。ハンガリー競争当局GVH
天然ガス世界最大手のロシア国営ガスプロムが、2021年後半にも新パイプラインのトルコ・ストリームを通じてハンガリーに天然ガスの供給を始める見通しだ。ハンガリーのシーヤールト外務貿易相が21日、ロシアのテレビ局「ロシア24
スロバキアで16日に実施された大統領選挙で、反汚職を掲げる人権派女性弁護士のズザナ・チャプトヴァ氏(45)が40.6%を得票して首位に立った。昨年2月のジャーナリスト殺害事件が影を落とす中、政治腐敗に抗議する有権者の支持
英国の価格比較サイト『cable』によると、ポーランドのモバイルインターネットサービスの通信料金は1ギガバイト当たり1.32ドルで、世界で21番目に安いことがわかった。最も低額だったのはインドの0.26ドルで、中央アジア
ロシア国営ガスプロムグループのセルビア部門ナフトナ・インドゥストゥリヤ・セルビア(NIS)は7日、首都ベオグラードに近いパンチェヴォで、熱電併給ガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電所の建設に着手した。親会社
中央アジア諸国におけるインターネットの普及率が年々上昇している。ネット利用の拡大は政府やメディア産業のみならず一般の市民の間でも進んでおり、カザフスタンではネット事業者の売上がここ5年間で倍増した。しかし一方では接続料金
ブルガリア、北マケドニア、アルバニアの送電網運営会社が8日、電力市場を統合し、南東欧共通電力取引市場の設置を目指すことで基本合意した。電力取引を容易にし、地域における電力供給の安定性を高める狙い。欧州統一電力市場への統合
トルコ統計局(TUIK)が11日発表した2018年10-12月期(第4四半期)の国内総生産(GDP)は前年同期比で3%減少した。前期比(季節・暦調整値)では2.4%減と、7-9月期(第3四半期、1.6%減)に続くマイナス
仏石油大手トタルは5日、ロシア天然ガス2位のノバテクが北極圏のギダン半島で進める液化天然ガス(LNG)事業「アークティックLNG2」の権益の10%を取得することで合意したと発表した。取引額は当初の評価額255億ドルを下回
仏金融大手ソシエテ・ジェネラル(SG)は2月28日、北マケドニアとモンテネグロの子会社を売却することで合意したと発表した。経営合理化の一環で、北マケドニアではオフリドスカバンカの株式74.53%をオーストリアのシュタイヤ
ロシアは4日、メドベージェフ首相のブルガリア公式訪問を前に、ロシア原子力公社(ロスアトム)がブルガリアのベレネ原子力発電所建設に参加する用意がある事実を確認した。プリホドコ官房副長官は、ロスアトムであれば「短期間に建設を
エストニアで3日行われた議会選挙(定数:101)は中道右派の野党・改革党が議席を増やし、第1党となった。中道左派の中央党を中心とする連立与党は合計議席が過半数に届かず、政権交代が確実視されている。一方で欧州連合(EU)懐
史上最大規模のマネーロンダリング(資金洗浄)疑惑に揺れるデンマークの金融大手ダンスケ銀行は19日、バルト3国とロシアの事業を閉鎖すると発表した。現在デンマーク、エストニア、英国、米国の司法当局がダンスケ銀に対する調査を進
西バルカン6カ国はこのほどローミング料金の廃止で合意した。欧州連合(EU)加盟国との通信にかかるローミング料金の引き下げを狙った措置で、今年7月から2年間で料金を段階的にゼロまで引き下げる。4月3、4の両日にベオグラード
豊富な天然資源に加え人口増や安価な労働力などにより、中央アジア諸国は外国資本にとり魅力的だ。コンサルティング大手のボストン・コンサルティングによると、カザフスタンやウズベキスタンなど同地域の非資源産業に対しては将来的に4
モルドバで24日実施された議会選挙(定数101)は与野党が拮抗する結果となり、組閣が難航しそうだ。選挙管理委員会が開票率99.4%の段階で発表した得票率は、親ロ派の野党・社会党(PSRM)が31.2%で1位となった。以下
欧州議会と閣僚理事会、欧州委員会の3機関は12日、欧州連合(EU)域外から天然ガスを運ぶパイプラインに対する規制案の内容で暫定合意した。2009年に採択された「域内ガス市場の共通ルールに関する指令(ガス指令)」を改正し、
ロシアのラブロフ外相は今月初め、中央アジア各国を訪問した。同相の訪問は3月初めに予定されるプーチン大統領の中央アジア歴訪への地ならしとなるものだが、その成否は不透明なものとなっている。ロシアは同地域の国々に対する影響力を
欧州連合(EU)加盟国は8日開いた大使級会合で、ロシア産天然ガスをバルト海経由で直接ドイツに輸送する新たなパイプライン「ノルド・ストリーム2」に対する規制案の内容で合意した。厳格なEUルールの順守を求める欧州委員会の提案
ポーランド、チェコ、ルーマニア、セルビアの東欧4カ国の中央銀行は今月、いずれも金利据え置きを決めた。インフレ見通しよりもユーロ圏の景気減速懸念を重視した判断で、様子見の態勢に入っている。これら4カ国の金利政策の足並みがそ
中央アジアのカザフスタンが北極海航路の開発に期待を寄せている。ユーラシア大陸の中央に位置し海への出口をもたない同国は、北極海につながる河川を通じた航路の開拓を同国の経済開発に結びつけようとしている。同国は国際河川の港湾施
モルドバが1月末、ウクライナ経由での対ロシア輸出を再開した。ロシアは1月1日づけでウクライナ製品の輸入および、ウクライナ領土を通過した第3国製品の輸入を禁止しており、モルドバ産のワインや缶詰製品なども輸出規制の対象となっ
ハンガリーのシーヤールト外務貿易相は2日、同国とスロベニアのガス供給網を接続するパイプラインの敷設で、両国が欧州連合(EU)の助成金を共同申請する可能性があることを明らかにした。同パイプラインが開通すれば、ハンガリーがイ
米財務省は27日、世界アルミ2位の露ルサールと親会社Enプラス、姉妹会社ユーロシブエネルゴに対する制裁を解除した。プーチン大統領と親交が深いとされるデリパスカ氏が3社の株式を売却して経営権を手放したことや、3社が透明性を
ギリシャ議会は25日、隣国マケドニアの国名変更に関する同国との合意を賛成多数で承認した。マケドニアは「北マケドニア共和国」への改名が決まり、国名をめぐるギリシャとの28年間にわたる対立に終止符を打ち、悲願とする欧州連合(
ロシアのプーチン大統領は17日、公式訪問先のセルビアで同国のブチッチ大統領と会談し、原子力の平和利用に向けた枠組み合意に調印した。また、同会談を受けて両国は宇宙技術、鉄道インフラ、水力発電、石油、天然ガス、防衛など広範な
東欧保険最大手のウィーン・インシュアランス・グループ(VIG、オーストリア)は15日、銀行窓口での保険商品販売(バンカシュアランス)事業強化に向けた子会社統合が完了したと発表した。チェコのコーペラティヴァ・ポイストブナが
世界銀行は8日発表した最新の経済成長見通しで、南東欧10カ国のうち5カ国の成長予測を上方修正した。2カ国については据え置き、3カ国については下方修正した。 上方修正されたのはアルバニア、クロアチア、モンテネグロ、マケドニ
オランダの金融・保険会社NNグループはこのほど、同国保険大手エイゴンのチェコ・スロバキア事業の買収手続きを完了した。取引金額は1億5,500万ユーロ。 エイゴンは両国で生命保険事業を展開。スロバキアでは個人年金商品も販売
マケドニアの議会は11日、EUと大西洋条約機構(NATO)への加盟に向けて国名を「北マケドニア共和国」に改名する憲法改正を賛成多数で可決した。これによって悲願のEU、NATO加盟へ大きく前進。国名をめぐって27年間にわた
ポーランド当局が8日、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の社員をスパイ容疑で逮捕したことで、中国と欧米諸国の対立先鋭化が懸念されている。中国政府と密接な関係にある華為技の製品に対して、中国政府が情報を収集できるよ
ルーマニアが1日、前任のオーストリアから引き継いで欧州連合(EU)議長国に就任した。2007年に加盟したルーマニアが議長国を務めるのは今回が初めて。6月末までの任期中には英国のEU離脱や欧州議会選挙など、EUの将来を方向
ロシア原子力公社(ロスアトム)の核燃料子会社トゥヴェル(Tvel)が、重大事故発生時の水素発生を抑制する「事故耐性燃料(ATF)」の開発を進めている。ウグリュモフ副会長(研究開発事業担当)によれば、来年か再来年には商業ベ
欧州連合(EU)は13日開いた首脳会議で、ウクライナ情勢を受けて発動したロシアに対する経済制裁を6カ月延長することで合意した。同制裁は来年1月末に期限を迎えるが、停戦協定である「ミンスク合意」の履行に関して進展がみられな
ポーランドがバルト海域の洋上風力発電分野でデンマークと提携する。両国のエネルギー相が11日、カトヴィツェで開催された第24回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP24)で提携覚書を交わした。ポーランドは同分野でのデンマ
ロシア中央銀行は14日、主要政策金利の7日物入札レポ金利を7.5%から0.25ポイント引き上げ、7.75%とすることを決めた。利上げは9月以来3カ月ぶり。市場は据え置きを予想していた。政府の増税予告を受けた短期のインフレ
アルメニアで9日、議会選挙(定数132)が前倒しで実施され、パシニャン暫定首相(43)が率いる政党連合「マイ・ステップ」が70.43%を獲得して圧勝した。今春の反政府デモを率いたパシニャン氏への圧倒的な支持が明確になり、
チェコ電力最大手のCEZが、ハンガリーで電気自動車(EV)向け急速充電スタンドの整備に乗り出す。6日付の現地英字紙ポートフォリオ・ハンガリーが伝えたもので、将来的にブルガリア、ポーランド、ルーマニア、スロバキアにも進出を
米格付け大手ムーディーズは3日発表したリポートで、中東欧における景気減速を背景に、欧州連合(EU)の所得格差縮小が鈍化するリスクを指摘した。中東欧諸国の所得拡大を継続させるには、経済構造の再編を加速し、生産性を高める必要
国営電力大手のスロベニアGENとクロアチアHEPの両社がスロベニア南西部で運営するクルシュコ原子力発電所をめぐり、周辺諸国との摩擦が強まっている。老朽化による懸念に加え、核廃棄物処分に関する決定が間近に迫っているためだ。
コンサルティング大手マッキンゼーが先ごろ発表した中東欧諸国のデジタル経済に関するレポートによると、中東欧諸国はデジタル関連部門の発展を通じて2025年までに国内総生産(GDP)が合わせて最大30%拡大する見通しだ。同社の
天然ガス世界最大手のロシア国営ガスプロムは11月30日、トルコからブルガリア経由でセルビアに天然ガスを輸送する方針を明らかにした。ロシアとトルコを結ぶパイプライン「トルコ・ストリーム」を通じて中欧にガスを供給する。これに
サハリン島とロシア本土を結ぶ架橋計画が再浮上している。連邦近代化計画に盛り込まれ、最終的にはプーチン大統領が実施するかどうかを決定するという。ただ、45億ユーロ前後と推定される工費を考慮すると、実現は難しそうだ。 サハリ
ロシア産の天然ガスを黒海・トルコ経由で欧州に供給するパイプライン「トルコ・ストリーム」の延長計画が具体化してきた。22日付の露経済紙コメルサントが関連国のガス輸送事業会社の今後のガス調達計画をもとに報じたところによると、
欧州連合(EU)と英国の離脱協定案が正式合意に至り、英国議会が同案を承認するかどうかに注目が集まっているが、万一、無秩序な離脱(ハードブレクジット)に至った場合にEU側が受ける影響は、国によって異なる。蘭ING銀行が今月
アルバニアとコソボは26日、コソボ西部ペーヤで開かれた両国政府合同会議で、自由貿易協定(FTA)に調印した。来年上半期中にすべての貿易障壁を取り除く。また、運転免許証など公文書の共通化や移動通信のローミング料金廃止も実施
ウクライナのフロイスマン首相は、22日付独週刊紙『ツァイト』とのインタビューで国内の天然ガス開発を進める方針を明らかにした。国内需要をまかなうとともに、欧州への供給を目指す。ロシア国営ガスプロムが主導する「ノルド・ストリ
欧州連合(EU)の欧州委員会はこのほど、ブルガリアとギリシャの天然ガスパイプラインを接続するプロジェクトに対する、両国政府の支援計画を承認した。同プロジェクトがエネルギー調達の安全・多様化に貢献する一方、競争を大きく損な
ロシア産の天然ガスを黒海・トルコ経由で欧州に供給するパイプライン計画「トルコ・ストリーム」の黒海区間完工を祝う式典が19日、イスタンブールで行われた。来年末までに陸上区間の工事が終了し、輸送が始まる見通しだ。 ロシアは、