機械

機械業界の新規受注、11月も2ケタ減に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が11日発表した独業界の11月の新規受注高は前年同月を実質14%下回り、2カ月連続で2ケタ減となった。国内受注が7%、国外が同17%縮小。国外の内訳はユーロ圏が30%減、ユーロ圏外が11%減

水素関連特許、EUと日本が主導

●特許シェアはEU28%、日本24%。EU加盟国では独11%が最大 ●最終用途、電解セクターでも日本は首位 水素分野の特許出願を欧州連合(EU)と日本が主導していることが、欧州特許庁(EPO)と国際エネルギー機関(IEA

仏車部品大手フォルビア、チェコ工場にAMR14台を導入

●AMRはデンマークMiR社の「MiR600」と「MiR250」を7台ずつ ●同AMRは3Dカメラ、ライダー、赤外線の3つのセンサーを搭載 仏自動車部品大手フォルビアはこのほど、チェコ南西部ピセクにある「フォルシア・クリ

水素関連特許、EUと日本が主導

水素分野の特許出願をEUと日本が主導していることが、欧州特許庁(EPO)と国際エネルギー機関(IEA)が10日に公表した共同報告書で明らかになった。炭素中立の実現には再生可能エネルギー電力だけでなく、環境に優しい方法で製

輸入物価の上げ幅3カ月連続で縮小、11月は14.5%に

ドイツ連邦統計局が4日発表した11月の輸入物価指数は前年同月比14.5%増となり、上げ幅は前月の23.5%から大幅に縮小した。上昇率の低下は3カ月連続。直近のピークである8月(32.7%)に比べると半分以下に縮小している

製造業新規受注が20年7月以来の低水準に

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が6日発表した11月の製造業新規受注指数(2015年=100)は物価・季節・営業日数調整後の実質で前月比5.3%減の97.3(暫定値)と大幅に落ち込み、コロナ禍初期の20年7月以来の低水準とな

11月の鉱工業生産は微増

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が9日発表した11月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価・季節・営業日数調整後の実質で98.1(暫定値)となり、前月を0.2%上回った。増加は2カ月ぶり。新規受注は低迷しているものの、

RWE―水素分野で同業エクイノールと戦略協業―

エネルギー大手の独RWEは5日、ノルウェー同業エクイノールと水素分野で戦略パートナーシップを締結したと発表した。独・欧州の脱炭素化を促進するとともに、エネルギー安定供給を確保する狙い。 エクイノールはまず、天然ガスを原料

コマツ、鉱山機械の独社を買収

コマツは12月20日、鉱山機械製造の独GHHグループを買収すると発表した。気候変動への意識の高まりを背景に需要の増加が見込まれる坑内掘りハードロック向け鉱山機械の分野で事業を強化する狙い。買収金額は明らかにしていない。2

生産者物価のピーク越え鮮明に、2カ月連続で大幅低下

ドイツ連邦統計局が20日発表した11月の生産者物価指数(2015年=100)は前月比3.9%減の158.7となり、2カ月連続で大幅に低下した。過去最高となった9月(172.5)に比べると8.0%低い水準だ。物価を最も強く

コマツ―鉱山機械の独社を買収―

コマツは20日、鉱山機械製造の独GHHグループを買収すると発表した。気候変動への意識の高まりを背景に需要の増加が見込まれる坑内掘りハードロック向け鉱山機械の分野で事業を強化する狙い。買収金額は明らかにしていない。2023

シーメンス・エナジー―子会社ガメサへのTOBで93%確保―

エネルギー設備大手の独シーメンス・エナジーは19日、風力発電機子会社シーメンス・ガメサ・リニューアブル・エナジー(SGRE)への株式公開買い付け(TOB)で、すでに保有する分も含め株式92.72%を確保したと発表した。今

機械業界でサプライチェーンひっ迫が緩和

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は13日、独業界の2022年の実質生産成長率を従来予測の1%に据え置いた。1~10月は前年同期を実質0.4%下回ったものの、生産の足かせとなっているサプライチェーンのひっ迫がやや緩和している

10月鉱工業生産-0.1%に、エネとエネ集約産業で大幅減

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が7日発表した10月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価・季節・営業日数調整後の実質で98.2(暫定値)となり、前月を0.1%下回った。減少は2カ月ぶり。経済省は需要と企業景況感の冷え

RWE―米で洋上風力を落札、浮体式を初めて商業運営へ―

エネルギー大手の独RWEは7日、洋上風力発電パークの設置に向けた米西部カリフォルニア州のプロジェクトを落札したと発表した。浮体式風力発電パークを建設・運営する。浮体式では同社初の商業プロジェクトとなる。 カリフォルニア州

製造業新規受注3カ月ぶりに増加、10月は+0.8%に

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が6日発表した10月の製造業新規受注指数は物価・季節・営業日数調整後の実質で前月比0.8%増(暫定値)となり、3カ月ぶりに拡大した。経済省は企業景況感がやや改善していることを踏まえ、「製造業の

輸入物価の上げ幅2カ月連続で縮小、10月は23.5%に

ドイツ連邦統計局が2日発表した10月の輸入物価指数は前年同月比23.5%増となり、上げ幅は2カ月連続で縮小した。上昇率自体は依然として大きいものの、直近のピークである8月(32.7%)に比べると9ポイント以上、低い。最大

製造業の原材料不足が21年4月以来の低水準に

製造業サプライチェーンのひっ迫が緩和してきたもようだ。Ifo経済研究所が11月の独企業アンケート調査をもとに30日に発表したところによると、原材料・部品が不足しているとの回答は前月の63.8%から59.3%へと低下し、2

機械業界の新規受注、10月は12%減に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が1日発表した独業界の10月の新規受注高は前年同月を実質12%下回り、3カ月ぶりに減少した。国内受注が13%、国外が同11%縮小。国外の内訳はユーロ圏が16%減、ユーロ圏外が9%減だった。V

工作機械業界の新規受注、名目9%増も実質は横ばいに

独工作機械工業会(VDW)が24日発表した独業界の7-9月期の新規受注高は前年同月を9%上回った。調達・製造コストの上昇分を顧客に転嫁したことが背景にあり、国内受注が3%、国外が同9%の幅で伸びた。物価を加味した実質ベー

消費者信頼感2カ月連続改善

市場調査大手GfKが25日発表したドイツ消費者信頼感指数の12月向け予測値は11月の確定値(-41.9ポイント)を1.7ポイント上回るマイナス40.2ポイントへと改善した。同指数の上昇は2カ月連続。高騰している天然ガス・

グリーン水素国際市場の成長を加速、独が基金設立へ

ドイツのスヴェーニャ・シュルツェ経済協力開発相とシュテファン・ヴェンツェル経済政務次官は15日、エジプトのシャルム・エル・シェイクで開催中の国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)で、新たな水素基金2本を立

EnBW―発電所の電源をガスに転換、将来は水素を使用―

エネルギー大手の独EnBWは17日、シュツットガルト市ミュンスター地区にある熱電併給型火力発電所の電源を石炭からガスへと切り替えるプロジェクトで、当初から水素燃料を投入できるようにする計画を明らかにした。約3年後の稼働開

ティッセンクルップ―通期で黒字転換―

独複合企業ティッセンクルップが17日発表した2022年9月通期決算の純損益は11億3,600万ユーロの黒字となり、前期の赤字(1億1,500万ユーロ)から大幅に改善した。経営再建が奏功したほか、素材・鉄鋼価格が大幅に上昇

電機・自動車労使が合意、ベア8.5%・一時金3千ユーロ

独バーデン・ヴュルテンベルク地区の電機・自動車・機械業界で18日未明、労使が新協定を取り決めた。賃金を計8.5%引き上げるとともに、一時金を計3,000ユーロ支給するという内容。協定の期間は今年10月1日~2024年9月

ガス使用メーカーの89%が消費量を抑制

天然ガスを使用する独メーカー(全体の59%)のうち89%が過去6カ月間に消費量を引き下げたことが、Ifo経済研究所の10月のアンケート調査で分かった。そのうちの75%は生産以外の分野で消費量を抑制。生産分野で抑制を行った

1-9月期機械輸出+4%、ユーロ安で米国向けが大幅増に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が15日発表した同国の1-9月期の機械輸出高は1,403億ユーロ(暫定値)となり、前年同期を4.0%上回った。エネルギー、原材料コスト上昇分の川下転嫁が反映されており、物価調整後の実質ベース

伊ブレンボ、1-9月期は26.4%の増益

伊ブレーキシステム大手のブレンボが9日発表した2022年1-9月期決算は、売上高が前年同期比33.6%増の27億2,820万ユーロ、営業利益(EBITDA)は26.4%増の4億8,230万ユーロと大幅な増収増益となった。

シェフラー―セラミック部品メーカーを買収―

軸受大手の独シェフラーは14日、超硬素材の有力企業であるルクセンブルクのセラティジットから軸受部品子会社セラスピン(CERASPIN)を完全買収することで合意したと発表した。産業向け事業を強化する狙い。取引金額は公表しな

ラインメタル―スペインの弾薬メーカーを買収―

軍需大手の独ラインメタルは14日、スペイン爆薬大手のマクサムから子会社エクスパル・システムズを完全買収することで合意したと発表した。弾薬事業を強化する狙い。エクスパルを12億ユーロと評価して取引を行う。来年夏までの買収手

日立エナジー―送電大手から系統連係設備を受注―

日立エナジーは10日、ドイツで送電事業を展開する蘭テネットからモジュール式系統連系設備一式を受注したと発表した。受注には420キロボルト(kV)で世界初の六フッ化硫黄ガス(SF6ガス)フリーのガス絶縁開閉装置(GIS)「

ボッシュ―量子コンでIBMと協業、DXには100億ユーロ投資―

IoT大手の独ボッシュは9日、同社主催のイベント「ボッシュ・コネクテッド・ワールド」で、米IT大手IBMと量子コンピューティング分野で協業すると発表した。モーターや燃料電池など炭素中立のパワートレインに投入する材料のシミ

日立エナジー、独送電大手から系統連係設備を受注

日立エナジーは10日、ドイツで送電事業を展開するテネット(本社:オランダ)からモジュール式系統連系設備一式を受注したと発表した。受注には420キロボルト(kV)で世界初の六フッ化硫黄ガス(SF6ガス)フリーのガス絶縁開閉

独がカザフに水素外交事務所を設置へ

ドイツのアンナレーナ・ベアボック外相は10月31日から11月2日にかけてカザフスタンとウズベキスタンを訪問した。大国ロシアと中国のはざまで難しいかじ取りを余儀なくされている中央アジア諸国に独・欧州が「誠実で公正なオファー

水素・LNG分野で独がエジプトと協業へ

ドイツ政府とエジプト政府は3日、グリーン水素とLNG(液化天然ガス)分野での協業に向け基本合意した。ドイツは化石燃料をベースとする経済から環境に優しいエネルギー経済へとエジプトが移行することを支援。エジプトからグリーン水

製造業新規受注が大幅減、9月は-4%に

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が4日発表した9月の製造業新規受注指数は物価・季節・営業日数調整後の実質で前月比4.0%減(暫定値)となり、ウクライナ戦争勃発直後の3月以来の大きな下げ幅を記録した。減少は2カ月連続。経済省は

鉱工業生産3カ月ぶりに増加、先行き見通しは暗く

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が7日発表した9月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価・季節・営業日数調整後の実質で97.8(暫定値)となり、前月を0.6%上回った。増加は6月以来で3カ月ぶり。第3四半期(7~9月)

ニコン―独金属AM企業株86%を確保、公開買い付けで―

ニコンは4日、金属アディティブマニュファクチャリング(AM)の有力企業である独SLMソリューションズ・グループに対する株式と転換社債の公開買い付けで、期限の1日までに計86.17%の株式(転換社債を含む)を確保したと発表

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