社会保障・医療

mRNA薬のキャリア開発・生産を政府が支援

ドイツ連邦経済・気候省は3日、伝令RNA(mRNA)医薬品の重要材料である脂質ナノ粒子(LNP)の開発・生産助成指針を発表した。mRNAベースの医薬品は効果と将来性が高いことが新型コロナウイルスワクチンで確認され、今後さ […]

1月1日付の法令改正

【労働・社会保障・税】 ・最低賃金引き上げ。1時間9.60ユーロから9.82ユーロに(7月1日からは10.45ユーロ) ・労使が折半する公的年金保険料の料率、18.6%に据え置き ・年金受給開始年齢、1956年生まれで6

メルク―バイオ医薬品の米社買収、mRNA事業強化へ―

ライフサイエンス大手の独メルクは6日、医薬品製剤開発・製造支援事業(CDMO)の有力企業である米エクセリード(Exelead)を買収することで合意したと発表した。将来性の高い伝令RNA(mRNA)分野で事業を強化する狙い

バイエル―ゲノム編集の米マンモスと協業―

製薬大手の独バイエルは10日、米バイオ企業マンモス・バイオサイエンシズと協業合意したと発表した。遺伝子・細胞治療薬事業を強化する狙い。マンモスが持つゲノム編集技術を活用して治療が困難な疾患の医薬品を開発する。 マンモスは

入れ墨インク規制の適用開始、有害化学物質の使用禁止

EUで4日、タトゥー(入れ墨)の着色用インクに含まれる数千種類の化学物質の使用を禁止する新たな規制が施行された。国ごとに異なるルールをEU全体で統一し、幅広い物質を規制の対象とすることで、がんなどの健康被害を防ぐのが狙い

英の新規感染者が20万人突破、政府は規制強化せず

英政府は4日、新型コロナウイルスの1日当たりの新規感染者が21万8,724人に達したと発表した。20万人を超えるのは初めて。感染力が高いオミクロン株への置き換わりが急速に進んでいる。それでも、ジョンソン首相は同日、規制を

EUのワクチン接種証明、有効期間9カ月に

欧州委員会は12月21日、EU共通の新型コロナウイルスワクチン接種証明書について、有効期間を9カ月間とすることを決定したと発表した。欧州でコロナ感染が急拡大する中、免疫力が低下した人が域内を旅行するのを制限するのが狙い。

ノババックスのワクチン、EUが承認

欧州委員会は12月20日、米バイオ医薬品会社ノババックスが開発した新型コロナウイルスワクチンの使用を承認したと発表した。EUで承認された新型コロナワクチンは米ファイザー・独ビオンテック連合、米モデルナ、英アストラゼネカ、

独の飲食店利用、追加接種か陰性証明が条件に

ドイツのショルツ首相は7日、新型コロナウイルスの急速な感染拡大に対応するための規制強化策を発表した。レストランやカフェなどを利用する際、これまではワクチンを2回接種していれば入店できたが、今後は3回目の追加接種か陰性証明

伊政府、50歳以上のワクチン接種を義務化

イタリア政府は5日、50歳以上の人に新型コロナウイルスワクチンの接種を義務付けると発表した。オミクロン株の感染が拡大し、新規感染者が過去最高を更新しているためで、接種義務化の対象を広げて感染、医療ひっ迫を抑えたい考えだ。

コロナ規制を一段と強化、接種完了者にも接触制限拡大

ドイツのオーラフ・ショルツ新首相と国内16州の首相は21日、新型コロナウイルス対策に関する協議をテレビ会議方式で実施した。従来株に比べ感染力の高い新変異株オミクロンに感染する人が国内で増えてきたことを受けたもので、遅くと

追加接種完了者は陰性証明義務免除に、2Gプラス適用地域で

ドイツのカール・ラウターバッハ保健相と国内16州の保健相は14日のテレビ会議で、新型コロナウイルスワクチンの追加(ブースター)接種を完了した人が「2Gプラス」ルールの適用対象となっている施設に入ったりイベントに参加する場

ECBが緊急資産購入措置を3月末に終了

欧州中央銀行(ECB)は16日に開いた定例政策理事会で、コロナ禍対応として実施している緊急資産購入プログラムを予定通り2022年3月末に打ち切ることを決めた。ユーロ圏で物価が急上昇していることから、金融正常化の方向に舵を

メルク―ナイジェリア初のワクチン生産に向け協業―

製薬・化学大手の独メルクは14日、ナイジェリア初のワクチン生産設備の製造プロセス開発に向けバイオ企業イノベーティブ・バイオテック(IB)と協業すると発表した。アフリカ諸国でのワクチン現地開発を目指す西アフリカ・パンデミッ

接種完了率70%に到達、15日の接種者は過去最高の150万人に

独ロベルト・コッホ研究所(RKI)は16日、新型コロナウイルスワクチンの接種完了率(ジョンソン・エンド・ジョンソン製を除き2回の接種で完了)が70.0%(人口比)に達したことを明らかにした。新規感染者数が高水準で推移して

ワクチン不足が棚卸で判明

新型コロナウイルスワクチンがこの冬、ドイツで不足するとの見通しをカール・ラウターバッハ新保健相が14日、公共放送ARDのニュース番組で明らかにした。保健省で棚卸を実施したところ、来年第1四半期の分が足りないことが判明した

新型コロナ感染者の4割で後遺症

新型コロナウイルス感染者の約40%で何らかの後遺症(ロングコビット)が出ていることが、マインツ大学病院の調査で分かった。ロングコビットは感染に気付かなかった無症状の感染者でも確認されている。 同大学病院は1万人以上の市民

EU域内の旅行制限、加盟国の足並みに乱れ

●入国時に陰性証明の提示を義務付ける加盟国が相次ぐ ●7月に運用開始したEUの共通証明書は形骸化しつつある 欧州連合(EU)加盟国は16日に開いた首脳会議で、域内で新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染が

英がアフリカからの渡航制限解除、変異株の市中感染拡大で

英政府は14日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が確認されたことを受けて実施しているアフリカ11カ国からの渡航制限を15日に解除すると発表した。すでに市中感染が広がっていることから、厳格な水際対策の意味は

トルコ最低賃金、50%引き上げへ

トルコのエルドアン大統領は17日、最低賃金を来年1月1日付で約50%引き上げると発表した。新最低賃金は4,250トルコリラ(約275.40ドル)となる。自国通貨の大幅下落で対ドル換算価値が半減したことや、インフレ率上昇で

ECBが緊急資産購入措置を3月末に終了、従来の金融緩和は継続

欧州中央銀行(ECB)は16日に開いた定例政策理事会で、コロナ禍対応として実施している緊急資産購入プログラムを予定通り2022年3月末に打ち切ることを決めた。ユーロ圏で物価が急上昇していることから、金融正常化に舵を切る。

EU域内の旅行制限、加盟国の足並みに乱れ

EU加盟国は16日に開いた首脳会議で、域内で新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染が拡大している問題について協議し、すべての人がワクチンを打ち、追加接種(ブースター接種)も受けることが極めて重要という点で

EUの追加接種、J&J製ワクチンも使用可能に

EUの欧州医薬品庁(EMA)は15日、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製の新型コロナウイルスワクチンについて、追加接種(ブースター接種)に使用することを勧告した。J&Jのワクチンは1回の接種

ファイザーのコロナ飲み薬、EMAが緊急使用認める判断

欧州医薬品庁(EMA)は16日、米製薬大手ファイザーが開発した新型コロナウイルスの経口治療薬「パクスロビド」の緊急使用を認めると発表した。承認審査は終えていないが、EU域内で感染の再拡大が続いていることから、重症化リスク

エーザイのアルツハイマー治療薬、EMAが承認見送り勧告

欧州医薬品庁(EMA)は17日、製薬大手エーザイと米バイオ医薬品大手バイオジェンが共同開発したアルツハイマー病治療薬「アデュヘルム(一般名:アデュカヌマブ)」について、販売を承認しない勧告を発表した。米国では6月に条件付

EU当局、新型コロナワクチン「交互接種」を推奨

欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)と欧州疾病予防センター(ECDC)は7日、異なる種類の新型コロナウイルスワクチンを接種する「交互接種」を推奨する勧告を出した。最初の2回の接種で組み合わせる場合と、追加接種(ブース

オーストリアのワクチン接種義務、14歳以上が対象

オーストリア政府は9日、新型コロナウイルスワクチンの接種義務化法案を発表した。14歳以上の人に3回の接種を義務付け、従わない場合は罰金を科す。議会での承認を経て、2022年2月1日から施行する。 同法案によると、政府は3

英が行動規制強化、在宅勤務推奨など

英政府は8日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染拡大を受けて、イングランドで行動規制を強化すると発表した。在宅勤務の推奨、マスク着用義務の拡大などが柱となる。ロックダウン(都市封鎖)の再実施は避けなが

感染防止改正法案が成立、薬剤師などにワクチン接種資格

ドイツ連邦議会(下院)と連邦参議院(上院)は10日、感染防止改正法案を可決した。新型コロナウイルスの感染が極めて高い水準に達し、集中治療がひっ迫していることに対処することが狙い。改正法は12日付で施行されており、州はこれ

墺のワクチン接種義務、違反者には罰金

オーストリア政府は9日、新型コロナウイルスワクチンの接種義務化法案を発表した。14歳以上の人に3回の接種を義務付け、従わない場合は罰金を科す。議会での承認を経て、2022年2月1日から施行する。 同法案によると、政府は3

ブースターで新変異株に高い効果=ビオンテック

独バイオ医薬品企業ビオンテックと米製薬大手ファイザーは8日、両社が共同開発した新型コロナウイルスワクチン「BNT162b2」のブースター接種(3回目の接種)を受ければ、新変異株「オミクロン」に対しても高い効果が得られると

新型コロナワクチンの「交互接種」をEU当局が推奨

欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)と欧州疾病予防センター(ECDC)は7日、異なる種類の新型コロナウイルスワクチンを接種する「交互接種」を推奨する勧告を出した。最初の2回の接種で組み合わせる場合と、追加接種(ブース

5~11歳への接種を解禁、勧告対象は制限

独ロベルト・コッホ研究所(RKI)の予防接種常任委員会(STIKO)は9日、5~11歳を対象とする新型コロナウイルスワクチンの接種について制限付きで勧告する方針を発表した。基礎疾患を持つ児童と、重症化リスクの高い高齢者な

在宅勤務でケガ、労災が適用

ホームオフィスで働く被用者にとって朗報だ。最高裁の連邦会裁判所(BSG)が自宅での怪我を労裁と認定したのである。 裁判はある企業で外交員として勤務する被用者が労災保険運用機関を相手取って起こしたもの。原告は営業活動で顧客

スロバキア、放射線治療計画の策定支援ツール導入

●策定時間が3割以上短縮し、より早い治療開始が可能に ●放射線医の仕事量の大幅削減にもつながる スロバキアで、人工知能(AI)を活用した放射線治療計画策定支援ツールにより、がん治療の効率化が進んでいる。計画策定にかかる時

EU当局、新型コロナワクチン「交互接種」を推奨

EUの欧州医薬品庁(EMA)と欧州疾病予防センター(ECDC)は7日、異なる種類の新型コロナウイルスワクチンを接種する「交互接種」を推奨する勧告を出した。最初の2回の接種で組み合わせる場合と、追加接種(ブースター接種)で

ロシュの抗リウマチ薬、EU当局がコロナ治療への転用勧告

EUの欧州医薬品庁(EMA)は6日、スイス製薬大手ロシュの抗リウマチ薬「ロアクテムラ」を域内で新型コロナウイルス感染症の治療薬として使用することを勧告した。欧州委員会による承認を経て、コロナ患者への投与が開始される。 ロ

オーストリアのワクチン接種義務、14歳以上が対象

オーストリア政府は9日、新型コロナウイルスワクチンの接種義務化法案を発表した。14歳以上の人に3回の接種を義務付け、従わない場合は罰金を科す。議会での承認を経て、2022年2月1日から施行する。 同法案によると、政府は3

英が行動規制強化、在宅勤務推奨など

英政府は8日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染拡大を受けて、イングランドで行動規制を強化すると発表した。在宅勤務の推奨、マスク着用義務の拡大などが柱となる。ロックダウン(都市封鎖)の再実施は避けなが

欧州のコロナ感染、数カ月以内に新変異株が主流に

欧州で新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染が広がっている。欧州連合(EU)保健当局の欧州疾病予防センター(ECDC)は2日、域内では数カ月以内にコロナ感染の半数以上をオミクロン株が占めるようになるとの見

ワクチン接種義務化、加盟国は検討を=欧州委員長

欧州委員会のフォンデアライエン委員長は1日、欧州連合(EU)加盟国はワクチン接種の義務化を検討するべきとの考えを示した。すでに新型コロナウイルス感染が急速に再拡大している域内で、新たな変異株「オミクロン株」の流行によって

欧州医薬品庁、仏バルネバ製ワクチンの逐次審査開始

欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は2日、仏ワクチンメーカーのバルネバが開発中の新型コロナウイルスワクチンの承認に向けた「逐次審査」を開始したと発表した。同社のワクチンはオミクロン株に対する有効性も期待されている。

英が全成人に追加接種へ、オミクロン株対策で

英政府は11月29日、新型コロナウイルスワクチンの追加接種(ブースター接種)について、全成人を対象とする方針を打ち出した。新たな変異株「オミクロン株」の流行に備えて、40歳以上となっている対象を拡大する。前回の接種との間

ワクチン接種義務化で国と州が合意、小売店にも2Gルール適用

ドイツのアンゲラ・メルケル首相とオーラフ・ショルツ次期首相、および国内16州の首相は2日のテレビ会議で、新型コロナウイルスの感染防止策を強化することで合意した。感染者が急増し、集中治療体制崩壊の可能性を排除できなくなって

ワクチン接種義務化、加盟国は検討を=欧州委員長

欧州連合(EU)欧州委員会のフォンデアライエン委員長は1日、EU加盟国はワクチン接種の義務化を検討するべきとの考えを示した。すでに新型コロナウイルス感染が急速に再拡大している域内で、新たな変異株「オミクロン株」の流行によ

上部へスクロール