自動車

ロック・テック―欧州初のリチウム工場を独東部に建設―

独カナダ系の資源会社ロック・テック・リチウムは10日、ドイツ東部のブランデンブルク州に水酸化リチウム工場を建設する計画を発表した。水酸化リチウムはリチウムイオン電池の正極材に投入される物質。同州には米電気自動車(EV)大 […]

トルコのオトカ、ヨルダンからバス136台を受注

●取引規模は3,200万米ドル、来年末までに納入を完了 ●アンマンで運行されるオトカ製バスは計271台に トルコのバス製造最大手オトカ(Otokar)は5日、ヨルダンで大型受注を獲得したと発表した。首都アンマンの公共交通

ボルボカー、9月の販売30%減に。半導体部品不足が響く

スウェーデン乗用車大手のボルボカーが10月4日発表した9月の世界販売は前年同月比30.2%減の4万6,452台にとどまり、3カ月連続のマイナスとなった。比較対象の昨年9月が新型コロナの営業規制解除を受けて6万7,636台

ロールスロイス、30年までにEV専業へ

英高級車メーカーのロールス・ロイス・モーター・カーズは9月29日、2030年までにガソリン車の製造・販売を打ち切ると発表した。23年に初の電気自動車(EV)を発売するのを皮切りに新車のEVへの切り替えを進め、EV専業メー

独ZF、ダブルスラッシュへの出資拡大

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは1日、独ソフトウエア会社ダブルスラッシュ(doubleSlash)への出資比率を1日付で、これまでの40%から51%に引き上げたと発表した。ZFは2016年から同社に出資し

蘭ヒア、ロンドン交通局などと協力し大気汚染を改善

蘭デジタル地図大手のヒア・テクノロジーズは9月30日、独ボッシュ、ロンドン交通局(TfL)と協力し、同市の大気汚染を改善するプロジェクトに取り組んでいると発表した。ヒアの位置情報データと大気質の測定データをもとに対象区域

Tech Center i-protect

独自動車大手のダイムラーが産学の提携先と共同で安全システムについて研究している技術センター。2016年1月の設立で、2021年9月30日には協力関係をさらに5年間延長する協定を締結した。 協力の延長に伴い、ダイムラー傘下

トタルエナジーズと中国CTG、EV充電インフラの合弁設立で合意

仏エネルギー大手のトタルエナジーズは9月28日、中国の国有発電大手である中国長江三峡集団(CTG)とエレクトリック・モビリティに関する折半出資の合弁会社を中国に設立する計画について合意書を締結したと発表した。同合弁を通し

Norma

ホースクランプ(ホースバンド)やケーブルタイ(結束バンド)を製造する独ノルマ・グループ はこのほど、独自動車大手ダイムラーのメキシコ子会社ダイムラー・バスズ・メキシコから2020年の「商用車部門・サプライヤー賞  Mas

ドイツ新車登録、9月は25.7%減少 1/3

ドイツ連邦陸運局(KBA)は10月5日、同国の2021年9月の乗用車新車登録が19万6,972台となり、前年同月に比べ25.7%減少したと発表した。1~9月の累計は、前年同期比1.2%減の201万7,561台だった。 9

Daimler

独ダイムラーの乗用車・小型商用車子会社メルセデスベンツ は1 日、電気駆動ミニバス「eヴィトー・ツアラー」に車載電池容量が小さいモデルを追加したと発表した。今回新たに用意したのは、電池容量が60キロワット時(kWh)の車

ドイツ、生産・輸出も低迷、半導体の供給不足が影響

独自動車工業会(VDA)によると、9月の国内生産は前年同月比44%減の20万8,700台、輸出も前年同月比43%減の15万4,400台と、大幅な2ケタの減少だった。引き続き半導体の供給不足が生産減少に影響している。1~9

英新車登録、9月は34.4%減少 1/2

英自動車工業会(SMMT)は10月5日、同国の2021年9月の乗用車新車登録が21万5,312台となり、前年同月に比べ34.4%減少したと発表した。前年同月は新型コロナウイルスの影響により、販売が低迷していたにも関わらず

ボルボ・トラックス、電気トラック100台受注

スウェーデンのトラック大手ボルボ・トラックスは10月6日、デンマークの海運・物流大手DFDSから電気トラック「FMエレクトリック」100台を受注したと発表した。ボルボにとっては過去最大の商用受注となる。納車は、2022年

ZF―ソフト会社買収、「つながる車」分野で協業深化へ―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは1日、提携先の独ソフト会社ダブルスラッシュへの出資比率を従来の40%から51%に引き上げ子会社化したと発表した。「つながる車」分野の協業を深化させる考え。 ダブルスラッシュ

ロールスロイス―30年までにEV専業へ―

独高級車大手BMW傘下の英ロールス・ロイス・モーター・カーズは9月29日、2030年までにガソリン車の製造・販売を打ち切ると発表した。23年に初の電気自動車(EV)を発売するのを皮切りに新車のEVへの切り替えを進め、EV

ダイムラー―商用車部門の分離を株主総会で決議―

自動車大手の独ダイムラーは1日のバーチャル臨時株主総会で商用車部門の分離を決議した。年内に同部門の新規株式公開(IPO)を実施する考えだ。商用車部門の分離に伴い、ダイムラーは経営資源を商用車・バン事業に集約するとともに、

コンチネンタル―業界の構造転換受け組織再編―

自動車部品大手の独コンチネンタルは9月30日、組織再編計画を発表した。自動車業界の構造転換をチャンスととらえ競争力を一段と強化する狙い。組織を簡素化し、経営のスピードと透明性を高める考えだ。ソフトウエア分野のコンピテンス

オペル―アイゼナハ工場の操業年末まで停止、半導体不足で―

自動車大手ステランティスのドイツ子会社オペルが同国中部のアイゼナハにある完成車工場の操業を10月4~10日の週から停止する。半導体不足を受けた措置で、少なくとも年内は工場を閉鎖する。業界紙『オートモビルボッヘ』が報じた。

レオニ―産業用電線事業を米ビズリンクに売却―

自動車部品大手の独レオニは1日、ケーブル接続ソリューション大手の米ビズリンク・ホールディングに産業用電線事業を売却する見通しを明らかにした。ビズリンク取締役会の承認を経て成約する。レオニは経営再建を進めており、取引の成立

BMW

高級車大手の独BMWは9月30日、2021年12月期の業績予測を引き上げた。半導体不足で生産・販売台数は押し下げられているものの、新車と中古車の販売価格上昇で十二分に相殺されることから上方修正。自動車部門の売上高営業利益

製造業の原材料不足がまたも記録更新

原材料不足に苦慮する独メーカーの割合が9月は77.4%に達し、前月(同69.2%)に引き続き過去最高を更新したことが、Ifo経済研究所の企業アンケート調査で分かった。調査責任者は「調達サイドのボトルネックはますます狭まっ

自動車業界の現状判断が2カ月連続で大幅悪化

Ifo経済研究所が4日発表した独自動車・自動車部品業界の9月の景況感アンケート調査結果によると、事業の現状判断を示す指数(現状を「良い」とする回答の割合から「悪い」の割合を引いた数=DI)は前月の32.0ポイントから13

旧ユーゴのカルト車「ユーゴ」、電動モデルで復活か

●リマックやフィアットなどのプロジェクト参加を予想 ●バッテリーにセルビアで産出したリチウムを用いる構想 セルビアで旧ユーゴスラビア時代の自動車を復活させる構想が出ている。自動車デザイナーのデヤン・フリストフ氏が企図して

ウクライナ、日本とのFTA締結に期待

●駐日大使が談話、2年以内に協定締結に至る可能性 ●両国はまた、二重課税防止協定の改正で交渉中 ウクライナが日本との自由貿易協定(FTA)締結に大きく期待している。在日ウクライナ大使館のコルスンスキー大使はこのほど、両国

輸入物価の上げ幅が一段と拡大、8月は16.5%に

ドイツ連邦統計局が9月29日発表した8月の輸入物価指数は前年同月を16.5%上回り、上げ幅は前月の同15.0%を一段と上回った。エネルギーと中間財がこれまでに引き続き全体を強く押し上げ、第2次石油危機の渦中にあった198

ロールスロイス、30年までにEV専業へ

英高級車メーカーのロールス・ロイス・モーター・カーズは9月29日、2030年までにガソリン車の製造・販売を打ち切ると発表した。23年に初の電気自動車(EV)を発売するのを皮切りに新車のEVへの切り替えを進め、EV専業メー

ダイムラー、商用車部門の分離を株主総会で決議

自動車大手の独ダイムラーは1日に開いた臨時株主総会で、商用車部門の分離を決議した。年内に同部門の新規株式公開(IPO)を実施する方針だ。商用車部門の分離に伴い、ダイムラーは経営資源を商用車・バン事業に集約するとともに、来

高級EVのポールスター、米でSPAC上場へ

スウェーデン自動車大手ボルボ・カーと中国同業の浙江吉利控股集団の合弁会社で、高級電気自動車(EV)の生産を手がけるポールスター(スウェーデン)は9月27日、特別買収目的会社(SPAC)との合併によって米ナスダック市場に上

独コンチネンタル、AIチップの中国企業と合弁

自動車部品大手の独コンチネンタルは9月29日、人工知能(AI)チップを手がける中国スタートアップ企業、地平線機器人(ホライズン・ロボティクス)と合弁会社を設立することで合意したと発表した。車載AIの開発と商業化の加速が狙

オートリブ、研究諮問委員会に2氏を招聘

スウェーデンの自動車安全システム大手オートリブは9月22日、同社の研究諮問委員会に研究者2名を新たに迎えたことを明らかにした。自動車と交通社会の安全を実現するソリューションの開発に向け、両氏の豊富な知見と未来洞察を期待し

仏フォルシア、同国の環境企業協会に加盟

仏自動車部品大手のフォルシアは9月24日、2050年までに気候中立(カーボンニュートラル)を実現する目標に向け、同国の環境企業協会(EpE)に加盟すると発表した。EpEは国内に拠点を置く内外の有名企業60社以上が分野横断

シュコダ自、リベレツ工科大とバイオ素材を共同開発

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社シュコダ自動車は、同国のリベレツ工科大学と内装用のバイオ素材を共同開発している。テンサイを原料にした素材はこのほど特許を申請した。 テンサイを使用した素材は、ドアパネル

Hella

独自動車用照明・電子部品大手のヘラー は9月20日、LED警告灯「K-LED Nano」を発売したと発表した。当該警告灯は、同社製品の中では最も小さいサイズ(高さ68ミリメートル)のランプだが、高輝度の照明を実現している

Continental

独自動車部品大手のコンチネンタル は9月24日、独高級スポーツカーメーカーのポルシェの電気自動車(EV)「タイカン」の新車装着タイヤを供給すると発表した。今回供給するのは、夏タイヤ「PremiumContact 6」、オ

BattMAN ReLife

使用済みの車載充電池の「健康状態」を数分以内で分析することができるソフトウエア。状態に応じて、車載充電池として、あるいは、自動車以外の用途で再利用したり、電池をリサイクル処理して部材を再利用することができる。 このソフト

独VW、中国安徽省にバッテリーシステム工場を建設

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)・グループは9月23日、中国の安徽省合肥市でバッテリーシステム工場の建設を開始したと発表した。同工場は2023年下半期に生産を開始する予定。生産開始時の従業員数は約200人を予定し

VWとエーオン、急速充電装置の市場投入で協力

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は9月22日、独電力大手エーオン(E.ON)と協力し、急速充電装置「エーオン・ドライブ・ブースター(E.ON Drive Booster)」を市場投入すると発表した。 同装置は、充

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