航空宇宙産業

独製造業売上、9月は1.3%減に

ドイツ連邦統計局が9日発表した同国の9月の製造業売上高は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.3%減(暫定値)となり、8月の同2.0%増(修正値)から大幅に悪化した。食料品と化学を除くすべての主要部門で売り上げ […]

英ロールスロイスが厳しい立場に、A380などの事故で

豪カンタス航空のエアバスA380型機とボーイング747型機でエンジントラブルなどが立て続けに起きことを受け、両エンジンを供給した英ロールスロイスが窮地に立たされている。5日には同社株が一時9%以上も下落したほか、独ルフト

英仏が軍事協力条約に署名、国防費削減など狙い

英国のキャメロン首相と仏サルコジ大統領は2日、通常兵力および核兵器に関する2つの軍事協力条約に署名した。両国ともに金融危機の影響で緊縮財政を強いられ、国防費の削減が不可欠な現状を踏まえ、かつての軍事的ライバルとの「歴史的

東邦テナックス―ドイツで炭素繊維の新生産ライン稼働―

帝人グループで炭素繊維事業を展開する東邦テナックスは20日、ドイツのグループ会社トーホウ・テナックス・ヨーロッパ社(ブッパタール市、TEE社)のオーバーブルフ工場で炭素繊維の第4生産ラインを稼働させたと発表した。年産能力

東邦テナックス、独で炭素繊維の新生産ライン稼働

帝人グループで炭素繊維事業を展開する東邦テナックスは20日、ドイツのグループ会社トーホウ・テナックス・ヨーロッパ社(ブッパタール市、TEE社)のオーバーブルフ工場で炭素繊維の第4生産ラインを稼働させたと発表した。年産能力

「政府調達の改善を」、独経済相が日本に注文

ドイツのライナー・ブリューデルレ経済相は15日、訪問先の日本で大畠章宏・経済産業相などと会談したなかで、日本が欧州連合(EU)と自由貿易協定を締結することを支持すると述べるとともに、同協定を実現するには「いくつかの障害を

独製造業売上3カ月ぶりに好転、8月は1.8%増に

連邦統計局が8日発表した2010年8月のドイツ製造業売上高は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を1.8%上回り、3カ月ぶりに改善した。国外売上が3.5%増と好調で、特にユーロ圏は4.0%増えて全体を押し上げた。ユ

8月製造業受注3.4%増に

連邦経済省が6日発表した2010年8月の独製造業受注高(暫定値)は前月比で実質3.4%増加し、同1.6%減(修正値)となった7月から大きく改善した。好景気のほか、大型受注が多かったことで受注が押し上げられた格好。大型受注

導電性樹脂、新技術で製造時間短縮

繊維強化樹脂(CFRP)に電導性を持たせるために添加するカーボンナノチューブ(CNT)を簡単に作成する技術をフラウンホーファー応用素材研究所(IFAM)が開発した。大気圧プラズマを用いてCNTの表面構造を変化させ、ポリマ

Jenoptik AG―航空宇宙子会社を売却―

光学機器大手の独Jenoptik(イエナ)は3日、宇宙研究向け機器の製造子会社Jena-Optronik GmbHを売却すると発表した。売却先については「航空宇宙分野の世界最大手企業」と表現するにとどめ、具体名を明らかに

Rofin-Sinar TechnologiesInc.―スイス同業LASAGを買収―

独米系のレーザー機器メーカーRofin-Sinar Technologies(ハンブルク/プリマス)は1日、時計大手スウォッチのレーザー機器子会社LASAGを買収すると発表した。製品の幅と顧客層を拡大する狙い。取引金額な

独北部にCFKの一大研究開発拠点が誕生

ドイツ北部ニーダーザクセン州のシュターデで21日、炭素繊維複合材(CFK)の研究開発センターCFK Nordの開所式が行われた。同センターでは航空機やトラック、鉄道車両に利用されるCFKの製造技術を研究開発、施設を利用す

独RTT、3Dビジュアル化ソフトの新バージョンをリリース

産業用3次元コンピューター・グラフィックス(CG)サービス会社のリアルタイム・テクノロジー(RTT、ミュンヘン)は13日、3次元可視化ソリューション「RTT DeltaGen」の最新バージョンをリリースした。新バージョン

ロステクノロジー、ボーイング機を50機購入

ロシアの国営商社であるロステクノロジー(RT)が、米ボーイングから次世代737型旅客機50機を購入する。平均標準価格を基にした発注規模は37億米ドル。契約は35機の追加購入オプションを含んでおり、10月の監査役会の許可を

米政府のボーイング向け補助金は「違法」=WTO中間報告

航空機メーカーへの補助金をめぐるEUと米国の通商紛争に関連して、世界貿易機関(WTO)は15日、米政府によるボーイングへの公的支援に対する紛争処理小委員会(パネル)の中間報告を双方に提示した。報告書の内容は公表されていな

7月製造業受注2.2%減に、大型受注の減少響く

連邦経済省が7日発表した2010年7月のドイツ製造業受注高(暫定値)は前月を実質2.2%下回り、同3.6%増となった6月のから大きく減少した。6月は船舶・航空機・鉄道車両の分野で大型受注が極端に多くその反動が出た格好。7

EUが米国への制裁を見送り、反ダンピング措置めぐる紛争で

EUは8日、米国の反ダンピング措置をめぐる通商紛争で、同国への制裁を見送る意向を表明した。EUは米国がEU製品に対する反ダンピング税の課税に際して用いている「ゼロイング」と呼ばれるシステムの是非をめぐる紛争で勝訴し、制裁

独3次元CGソフト会社RTT、シーメンスから出資受け

産業用3次元コンピューター・グラフィックス(CG)サービス会社のリアルタイム・テクノロジー(RTT、ミュンヘン)は17日、シーメンスの投資部門(シーメンス・ベンチャー・キャピタル、SVC)から出資を受けることになったと発

ビジネスクラスの利用が増加、景気回復が追い風に

景気回復を背景に出張経費を拡大する企業が増え、ファースト・ビジネスクラスの利用も拡大してきた。国際航空運送協会(IATA)によると、6月のファースト・ビジネスクラスの利用者数は前年同月から16.6%増加、増加幅はエコノミ

6月製造業受注3.2%増に

ドイツ連邦経済省が5日発表した2010年6月の製造業受注高(暫定値)は前月比で実質3.2%増と大幅に拡大した。世界的な景気回復のほか、大型受注が極めて多かったことがプラスに働いた。地域別では国外受注が5.7%増えて全体を

繊維製品、大幅値上げの見通し

衣料など繊維製品の価格が今後数カ月で少なくとも5%、多ければ10%以上引き上げられる見通しだ。繊維メーカー業界団体Textil+Modeのハインツ・ホーン会長が7月27日付『ヴェルト』紙のインタビューで明らかにした。 \

墜落したルフトハンザ貨物機、安全性に問題

7月24日にサウジアラビアのリヤド空港で墜落したルフトハンザの貨物機について、安全性の問題が以前から指摘されていたことが分かった。2日付『南ドイツ新聞』が報じた。 \ 事故機はマクドネル・ダグラス(現ボーイング)製の「M

極東に新宇宙基地建設へ

ロシアのプーチン首相は19日、極東アムール州に新たなロケット打ち上げ基地「ボストチヌイ宇宙センター」を建設する計画を明らかにした。今後3年間でインフラ整備などに247億ルーブルを投入する。 \ ボストチヌイ宇宙センターは

Leoni AG―「事業の第3の柱は長期テーマ」=社長―

自動車部品大手の独Leoni(ニュルンベルク)は中核事業を当面、電線とワイヤーハーネスの2つに絞り、新たな中核事業は当面、構築しない意向だ。同社のクラウス・プロープスト社長が日刊紙『ヴェルト』のインタビューで明らかにした

イルクート、マレーシアから大型受注

ロシアの統一航空機製造会社(OAK)傘下の航空機メーカー、イルクートは21日、マレーシアのリース会社Crecom Burj Resourcesから短・中距離旅客機「MC-21」50機を受注したと発表した。受注金額は30億

仏政府の航空部品メーカー支援、欧州委が疑問視

欧州委員会は20日、仏政府が航空部品メーカーに対して実施している為替リスク保険に関する支援策「エアロ2008」が公的支援ルールに違反している疑いがあるとして、本格調査に着手した。 \ 仏政府が2008年秋に始めた「エアロ

5月製造業売上3.7%増に、3カ月連続で拡大

ドイツ連邦統計局が9日発表した同国製造業の2010年5月の売上高は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比3.7%増(暫定値)となり、伸び率は4月の同1.4%(修正値)から大幅に拡大した。売上増は3月から3カ月連続。

米GE、ワルシャワの開発センターを拡張

米ゼネラル・エレクトリック(GE)はワルシャワのエンジニアリング・デザイン・センター(EDC)を拡張し、エンジニア100人を新たに雇用する計画だ。同センターの従業員数は1,000人に拡大することになる。ポーランド有力紙『

独エンジニアリング大手、ジンデルフィンゲンに新拠点

独エンジニアリングサービス大手のユーロ・エンジニアリング(ウルム)は1日、ダイムラーの本社工場があるジンデルフィンゲンに新拠点を開設すると発表した。年内にエンジニアなど20人を新規採用する予定。同地ではまた、新たな事業と

伊アグスタ、ロシア合弁工場の建設開始

ヘリコプター製造大手の伊アグスタ・ウェストランドとロシアン・ヘリコプターズは22日、モスクワ近郊トミリノで合弁工場の建設工事に着手したと発表した。投資金額は4,000万ユーロで、2011年からアグスタの中型ヘリを生産する

民間向け無人航空機をDLRが開発

ドイツ航空宇宙センター(DLR)が民間利用を想定した完全自律飛行型の無人航空機(UAV)の開発を進めている。「プロメテウス(Prometheus)」と名付けられた同UAVは全幅3メートル、重量25キログラムで、最大8キロ

EADS

欧州航空宇宙大手EADSのルイ・ガロワ社長はこのほど、米空軍の次世代給油機入札で、米Northropに代わる新たな提携先を確保したと発表した。提携先の具体名は明らかにされていないが、米軍需大手Raytheonが有力視され

独技術開発会社、米に進出

ドイツの工業デザイン開発・ITサービス会社であるインドゥストリーハンザ(ミュンヘン)はこのほど、米アトランタに拠点を開設した。米国市場で足場を固めるとともに、現地顧客への支援体制を強化する。独自動車業界紙『アウトモビール

米ウッドワード、クラクフに工場開設

エネルギー制御システム大手の米ウッドワードガバナーはこのほど、クラクフ経済特区内のニェポウォミツェ(Niepolomice)に工場を開設したと発表した。ポーランド情報・外国投資庁(PAIiIZ)が13日発表した。 \ ウ

東レ、エアバスなどに炭素繊維を長期供給

東レは10日、欧州航空宇宙大手EADSおよび同社傘下のエアバスなどに航空機用炭素繊維プリプレグ(樹脂含浸シート)を2025年までの15年間供給する基本契約を締結したと発表した。これまではプリプレグ加工メーカーを通じてEA

EADS(2010年1-3月期決算)

2010年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は1億300万ユーロで、前年同期から39%減少。航空機部門エアバスが超大型旅客機「A380」の納入遅延で営業利益が92%減ったことが響いた。売上高は6%増の90億ユーロ。 \

東レ―Airbusに炭素繊維プリブレグを長期供給―

東レは10日、欧州航空宇宙大手EADSと同傘下のAirbusなどに航空機用炭素繊維プリプレグ(樹脂含浸シート)を2025年までの15年間供給する基本契約を締結したと発表した。これまではプリプレグ加工メーカーを通じてEAD

立体的に見える地図、ドレスデンの企業が開発

ドレスデンのスタートアップ企業MBM Systemsが、地形図を立体(3D)印刷する技術を開発した。レンチキュラーレンズと呼ばれる特殊なレンズに印刷するもので、独自の印刷手法によって最大20センチメートルの高い奥行き効果

「ガリレオ」周波数めぐりEUと中国が対立

欧州連合(EU)が推進する欧州独自の全地球測位システム「ガリレオ」計画をめぐり、EUと中国が水面下で火花を散らし合っている。中国が独自に開発中の全地球測位システム「北斗(Beidou)」とガリレオで利用予定の周波数帯がか

代替燃料で駆動する飛行機、競争が本格化

水素燃料や太陽電池など、化石燃料を使用しない飛行機の開発競争が加速している。スイスSolar Impulsは7日、太陽エネルギーのみを駆動源とする飛行機「Solar Impulse HB-SIA」の初試験飛行に成功。高度

独リュッカー、09年は黒字確保

独技術開発会社のリュッカー(ヴィースバーデン)が3月25日発表した2009年通期決算の最終利益は150万ユーロにとどまり、前年の650万ユーロから76.9%落ち込んだ。景気悪化により全部門で受注が減少したことが響いた。営

EUのエアバス支援は違法、WTOパネルが最終報告

欧州の航空機大手エアバスと米ボーイングへの補助金をめぐり、米国とEUがそれぞれ世界貿易機関(WTO)に提訴している問題で、WTOの紛争処理小委員会(パネル)は23日、EUによるエアバスへの補助金を違法とする最終報告を双方

EADS N.V.―米空軍入札で提案内容見直しも―

欧州航空防衛大手EADS(蘭スキポール)は19日、コンソーシアムパートナーの離脱で事実上の撤退に追い込まれていた米空軍の次期空中給油機調達入札で、提案内容を見直したうえで再び応札する可能性を明らかにした。米国防総省がこれ

ドイツの民間研究開発、南部3州がけん引

ドイツ産業界の研究開発(R&D)は南部3州のバーデン・ヴュルテンベルク(BW)、バイエルン、ヘッセンの3州が圧倒的にリードしていることが、研究開発や教育の促進団体である科学促進者連盟(Stifterverban

EADS子会社、ルーマニアに工場建設

欧州航空宇宙大手EADSの部品子会社であるPremium Aerotecは4日、ルーマニアに工場を建設すると発表した。工場の建設地であるブラショフ近郊のギンバフ(Ghimbav)で同日、用地の買収契約を締結した。工場は年

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