金融

セルビア中銀が今年4回目の利下げ、政策金利1%に

セルビア中央銀行(NBS)は10日、政策金利を0.25ポイント引き下げ、史上最低の1%に設定した。利下げは6カ月ぶりで、今年4回目。インフレ率が低迷していることから追加利下げに踏み切った。 10月のインフレ率は前月と同じ […]

スウェーデンのフィンテック企業、リトアニアに進出

フィンテックを手掛けるスウェーデンのスタートアップ企業ユニは9日、リトアニアの首都ビリニュスに製品開発拠点を設置すると発表した。同国ではすでにフィンテック企業が200社以上存在し、最近はダンスケバンクやSEBなど北欧の銀

PSA、電子決済サービスをアフターマーケット部門にも拡大

仏自動車大手のPSAは1日、オンラインの新車販売で導入している電子決済サービス(e-payment)をアフターマーケット部門にも拡大すると発表した。仏フィンテック企業のスコア・アンド・セキュア・ペイメント(SSP)と提携

ユーロ圏の消費者、コロナ禍でキャッシュレス化進む

ユーロ圏でコロナ禍を機に、消費者のキャッシュレス化が進んでいる。欧州中央銀行(ECB)が7月に実施した調査によると、新型コロナウイルスの感染が拡大し始めてからキャッシュレスで買い物をする機会が増えたという人が4割に上った

ユーロ圏の消費者、コロナ禍でキャッシュレス化進む

ユーロ圏でコロナ禍を機に、消費者のキャッシュレス化が進んでいる。欧州中央銀行(ECB)が7月に実施した調査によると、新型コロナウイルスの感染が拡大し始めてからキャッシュレスで買い物をする機会が増えたという人が4割に上った

ドイツ銀行―リテール部門で支店と従業員削減―

独銀最大手のドイツ銀行(フランクフルト)が業績不振のリテール部門で行員と支店を削減する考えだ。カール・フォン・ローア副頭取は従業員宛ての文書で、国内のリテール事業を立て直すためにはコストの大幅な圧縮が必要不可欠だとの認識

アリアンツ―豪銀の損保事業買収―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)は2日、オーストラリアの金融大手ウエストパック銀行から損保事業を取得することで合意したと発表した。小規模買収を通して国外事業を強化する戦略の一環。ウエストパック銀行の支店を通して販売す

TUI―国や株主が18億ユーロ支援―

新型コロナウイルス感染症の世界的な流行の直撃で資金繰りが悪化している独旅行大手TUI(ハノーバー)は2日、取引先銀行、大株主および国との間で総額18億ユーロの支援協定を取り決めたと発表した。コロナ禍絡みで国の支援を受ける

資金洗浄対策ソリューションのサルヴ、150万ユーロを調達

資金洗浄対策ソリューション「AMLブリッジ」を開発したエストニアの新興企業サルヴが、150万ユーロの資金調達に成功した。他の欧州連合(EU)加盟国に進出する目的だ。 サルヴは10月に、エストニアの4大銀行(LHV、ルミノ

露ズベルがEC部門設立を計画、国内のEC市場大手の座を狙う

ロシアの国営金融・テクノロジー大手ズベル(旧ズベルバンク)はこのほど、電子商取引(EC)専従の事業部門を設置する計画を明らかにした。物流事業のズベル・ロジスティカと食品配達サービスのズベルマーケットなどが同部門に移管され

露ズベルが国内初のAI研究所を設立、来年1月開所

ロシアのフィンテック大手である国営ズベル(旧ズベルバンク)が、同国初となる人工知能(AI)研究所をモスクワに設立する。グレフ最高経営責任者(CEO)が3日に開かれたAIジャーナル会議で明らかにしたもので、来年1月の開所を

EBAが融資返済猶予策再開、3月末まで実施

欧州銀行監督機構(EBA)は2日、EUの銀行の貸倒引当金に関するルールを弾力的に運用することで、コロナ禍で苦境に陥り、融資返済が厳しくなっている企業・個人を救済する措置を再開すると発表した。域内で新型コロナウイルス感染が

ユーロ圏の消費者、コロナ禍でキャッシュレス化進む

ユーロ圏でコロナ禍を機に、消費者のキャッシュレス化が進んでいる。欧州中央銀行(ECB)が7月に実施した調査によると、新型コロナウイルスの感染が拡大し始めてからキャッシュレスで買い物をする機会が増えたという人が4割に上った

米S&Pグローバル、英IHSマークイットを買収

米金融情報会社のS&Pグローバルは11月30日、英同業IHSマークイットを買収することで合意したと発表した。買収額は債務引き受けを含めて440億ドル。誕生する新会社は世界有数の情報企業となる。 買収は株式交換方

スペイン2銀行の統合、株主総会で承認

スペイン大手銀行のカイシャバンクとバンキアが経営統合する計画が3日、カイシャバンクの株主総会で承認された。統合はバンキアの株主総会が1日に承認済み。スペインの競争当局、経済省の承認を経て実現する。 両行は9月、統合で合意

アリアンツ、豪銀の損保事業買収

保険大手の独アリアンツは2日、オーストラリアの金融大手ウエストパック銀行から損保事業を取得することで合意したと発表した。小規模な買収によって海外事業を強化する戦略の一環。ウエストパック銀行の支店を通じて販売するアリアンツ

バイエル、動物薬大手エランコの株式売却

独バイエルは1日、保有している米動物用医薬品大手エランコ・アニマル・ヘルスの株式の大部分を売却したと売却したと発表した。バイエルはエランコから資本を全面的に引き揚げる意向を表明しており、残る株式の売却を進める方針だ。 バ

露ズベルが国内初のAI研究所を設立、来年1月開所

ロシアのフィンテック大手である国営ズベル(旧ズベルバンク)が、同国初となる人工知能(AI)研究所をモスクワに設立する。グレフ最高経営責任者(CEO)が3日に開かれたAIジャーナル会議で明らかにしたもので、来年1月の開所を

露決済大手ヤンデックス・チェックアウト、国際事業開始

ロシアのモバイル決済大手ヤンデックス・チェックアウトはこのほど、国際決済サービスを開始することを明らかにした。月内に国際事業のブランド「ヨーマネー(YooMoney)」を立ち上げ、国内事業は「ヨーカッサ(YooKassa

印スイス系のアグリテックVC、トルコ食品市場に進出

印スイス系の農業ベンチャーキャピタル(VC)、パイオニアリング・ベンチャーズはこのほど、トルコの食品市場に参入する意向を明らかにした。現地紙『ヒュリエットデイリー』によると、同社は現地に子会社「DistriCoアナトリア

ズベル、AIマーケティングの新興企業に資本参加

ロシア国営の金融・テクノロジー大手ズベル(旧ズベルバンク)はこのほど、ブランド経営・管理ツール開発の新興企業ウォッチアウトAIの株式8%を取得した。昨年のシード投資(1,000万ルーブル)を株式に転換するもので、ウォッチ

ズベルバンクとメール・ル、合弁事業で意見対立

ロシア最大手銀行で国営のズベル(旧ズベルバンク)と国内IT大手メール・ル(Mail.ru)が、合弁事業に関する方針の一致に苦心している。経営に関する決定権や総合サービスの構築基盤といった根幹にかかわる問題で歩み寄りがみら

墺保険大手VIG、蘭アエゴンから中東欧事業を買収

保険大手のウィーン・インシュアランス・グループ(VIG、オーストリア)は11月29日、蘭競合のアエゴンから中東欧事業を買収すると発表した。取引金額は8億3,000万ユーロ。これにより、VIGはハンガリーで最大手となるなど

エストニアのアニメ制作会社、ナスダック・タリンでIPO

エストニアの証券取引所ナスダック・タリンは11月27日、アニメ制作会社イメピルトが12月16日に新興企業向け市場「ファースト・ノース」で新規株式公開(IPO)を実施すると発表した。最大で150万ユーロの調達を目指す。募集

東欧2カ国、「法の支配」めぐる抵抗続く

ポーランドのモラウィエツキ首相とハンガリーのオルバン首相は11月26日、ブタペストで首脳会談を行い、欧州連合(EU)がコロナ復興基金などの資金配分で「法の支配」の順守を条件とすることに反対することを確認した。復興基金を含

アディダス―傘下のリーボック売却か―

スポーツ用品大手の独アディダス(ヘアツォーゲンアウラハ)が業績不振の米ブランド「リーボック」の売却に向けて動き出したもようだ。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が11月27日、報じたもので、投資銀行JPモルガンに売却先

バイエル―動物薬大手エランコ株を売却―

ライフサイエンス大手の独バイエル(レバークーゼン)は1日、保有している米動物薬大手エランコ・アニマル・ヘルスの株式の大部分を売却したと売却したと発表した。バイエルはエランコから資本を全面的に引き上げる意向を表明しており、

東欧2カ国、「法の支配」めぐる抵抗続く

ポーランドのモラウィエツキ首相とハンガリーのオルバン首相は26日、ブタペストで首脳会談を行い、EUがコロナ復興基金などの資金配分で「法の支配」の順守を条件とすることに反対することを確認した。復興基金を含む次期中期予算(対

スペイン大手銀BBVA、サナデルとの合併が破談

スペイン2位銀行のバンコ・ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア(BBVA)と中堅銀行のサバデル銀行は27日、合併交渉を打ち切ったと発表した。BBVAがサバデルを事実上、買収する形での統合に向けて協議を進めていたが、買収額を

ドイツ取引所、DAX指数採用銘柄を40に拡大

フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所は23日、主要な4つの株価指数(DAX、MDAX、SDAX、TecDAX)の改革計画を発表した。最も代表的な指数であるDAXの採用銘柄を2021年9月に現在の30社から40社

英保険大手アビバ、伊子会社を売却

英保険大手アビバは23日、イタリア子会社のアビバ・ビータを同国の大手銀行UBIバンカに売却すると発表した。非中核事業から手を引く戦略に沿ったもので、売却額は4億ユーロに上る。 アビバ・ビータはアビバがイタリアで展開する4

ドイツ取引所―投資情報の米ISS買収、ESG事業強化へ―

フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所は17日、米投資情報サービス会社インスティテューショナル・シェアホルダー・サービシズ(ISS)を買収すると発表した。ISSは近年、重要性を増しているESG(環境・社会・企業統

DAXが来年9月から40銘柄に、ESGの採用基準化は先送り

フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所は23日、主要な4株価指数(DAX、MDAX、SDAX、TecDAX)の改革計画を発表した。4指数の頂点に立つDAXの採用銘柄を来年9月に現在の30社から40社に増やすことが

マスターカード、東欧6カ国でグーグルペイサービスをスタート

米クレジットカード大手のマスターカードは17日、東欧6カ国を含む欧州10カ国で新たにグーグルペイ・サービスを開始すると発表した。実店舗・オンラインを問わず、簡便な決済サービスを提供するとともに、新型コロナ流行で広がってい

コロナ後もハイブリッド勤務を継続=ドイツ銀

ドイツ銀行のクリスティアン・ゼーヴィング頭取は20日開催された銀行関連のバーチャル会議で、コロナ禍の終息後も出勤と在宅を組み合わせたハイブリッド勤務体制を継続する意向を表明した。同行ではピーク時に全世界の行員(8万7,0

東欧で企業国有化を求める声高まる=EBRD調査

欧州復興開発銀行(EBRD)がこのほど発表した旧社会主義諸国の体制転換後の現状に関する報告書によると、これら諸国の国民の45%が経済における国家の役割の拡大と企業の国有化を求めていることがわかった。背景には所得と資産が一

欧州復興開発銀、トルコでサプライチェーン金融開始

欧州復興開発銀行(EBRD)は17日、トルコ企業を対象とするサプライチェーン・ファイナンス(SCF)を開始すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けた企業を支援するのが目的。企業の規模を問わず資金を供給する。

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