電子、電機

車載電池大手の中国CATL、ハンガリーにギガファクトリー設置

中国の車載電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)は12日、ハンガリー東部のデブレツェンにギガファクトリー(大規模工場)を設置すると発表した。電池セルの生産能力は年間100ギガワット時(GWh)。投資額は同国のグリーンフ […]

JLR、英ゲイドン拠点に電磁両立性試験センターを開設

英高級車メーカーのジャガー・ランドローバー(JLR)は3日、ゲイドンの研究開発拠点に電磁両立性(EMC)試験センターを開設したと発表した。将来の自動車の電動化やコネクティビティ化を踏まえて車両の電気ノイズや電波干渉を試験

英GKN、「eドライブ」の累計生産数が200万基に

英自動車駆動部品大手のGKNオートモーティブは4日、電気駆動システム「eドライブ」の生産が200万基を超えたことを明らかにした。同社は電動車に対する需要の増加を受け、同システムのラインナップ拡充と生産強化を行うとともに、

カタールとポーランド、デジタル産業育成で協力

●QFCがポーランドの関係機関と覚書を交わすのはこれが初 ●ポーランドはスタートアップやグローバル企業を呼び込む狙い カタール金融センター(QFC)とデジタル・ポーランド基金はこのほど、両国のデジタル産業育成に関する協力

セルビアがイノベーションハブを設置、EITと協力

●新ハブ「EITコミュニティRISハブ」を設立する計画 ●セルビアのイノベーターがEITの活動に参加しやすくなる セルビアが欧州イノベーション・技術研究所(EIT)と協力し、イノベーションハブを設置する。ネナド・ポポビッ

華為、ロシアでのオンライン販売を停止

●同社は4月初めからロシアでの業務の大半を停止 ●中国からのハイテク関連製品の輸入は減少 中国通信設備大手の華為技術(ファーウェイ)がロシアのオンラインショップを閉鎖した。独『ハンデルスブラット』がロシアメディアを引用し

ロシア、6G技術研究に300億ルーブル投資

●2025年までの導入を目指す計画 ●同国では現在、5Gの周波数帯域は諜報機関が利用 ロシア政府は、100ギガビット/秒を超える超高速通信を実現する第6世代移動通信システム(6G)の研究開発プログラムに300億ルーブル(

スマート除草ソリューション開発 Ullmanna(チェコ)

トラクターに取り付けて雑草を刈るハードウエア製品を開発している。独自技術の「NEWMAN」は人工知能(AI)搭載のロボット式無農薬除草機で、AIが畝ごとに植物の種類を検出して切るかどうかを判断し、ロボティクス技術により正

車部品大手ゲスタンプ、ブルガリアで太陽光発電PPAを計画

●同PPAは工業分野ではブルガリア初 ●ソフィア近郊の工場拡張に合わせ、再可エネに切り替える方針 スペインの自動車部品大手ゲスタンプのブルガリア合弁会社であるエテム・ゲスタンプが、太陽光発電の電力販売契約(PPA)を交わ

露アフトワズ、「ラーダ」にBEVモデルを導入

●乗用車2タイプとバンの計3タイプを計画 ●来年に量産開始、将来的に年数万台規模を生産 ロシア自動車メーカーのアフトワズは4日、乗用車ブランド「ラーダ」の「ラルグス」Largus)」に完全電動車(BEV)モデル「eラルグ

ガス調達コスト転嫁政令が施行、備蓄率73%弱に

天然ガスの供給不足懸念とエネルギー価格高騰への対策が政財界で進められている。政府は調達コストの膨張で財務が悪化しているガス輸入会社の経営破たんを回避するための政令案を作成。企業は天然ガスに代わるエネルギー源の確保や省エネ

製造業新規受注5カ月連続減少、6月は-0.4%に

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が4日発表した6月の製造業新規受注指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で105.7(暫定値)となり、前月を0.4%下回った。減少は5カ月連続。5月の数値は当初、前月

コベストロ―積層造形材料事業を売却―

化学大手の独コベストロは8日、積層造形材料事業を米・イスラエル系の3D印刷機メーカー、ストラタシス(Stratasys)に売却することで合意したと発表した。製品ポートフォリオを最適化する戦略の一環。トーマス・テッパー取締

BMW―4-6月期販売減も売上は大幅増に―

高級車大手の独BMWが3日発表した2022年4-6月期(第2四半期)決算の売上高は347億7,000万ユーロとなり、前年同期を21.6%上回った。華晨中国汽車(ブリリアンス)との合弁会社、BMWブリリアンス・オートモーテ

シーメンス

電機大手の独シーメンスは9日、自動車部品大手の独マーレと電動車向け非接触充電の分野で協業の基本合意を締結したと発表した。同充電システムの標準化を実現し、普及を後押しする狙い。非接触充電はドライバーの利便性を高めるほか、自

電機業界新規受注、6月は増加幅が大きく縮小

電気電子工業会(ZVEI)が8日発表した独電機業界の6月の新規受注高は前年同月比0.5%増となり、7カ月連続で拡大したものの、増加幅はこれまでの2ケタ台から大幅に縮小した。国内受注が13.9%減少し、足を強く引っ張った格

オッポが独でスマホ販売停止、特許訴訟でノキアに敗訴

中国のスマートフォン大手オッポがドイツでの製品販売を停止した。特許訴訟でフィンランド競合のノキアに敗訴したためで、オッポの独サイト上には「わが社のサイトでは現在、製品情報を提供できません」との文面が記されている。広報担当

蘭ヒア、インドの都市交通プラットフォームと提携

蘭デジタル地図大手のヒア・テクノロジーズは7月21日、都市のスマート交通プラットフォームを運営するインドのシティリティ(Citylity)に位置情報サービスを提供すると発表した。シティリティは自社の製品とソリューションに

メルセデスベンツ―22年予測を引き上げ―

高級車大手の独メルセデスベンツは7月27日、2022年12月期の業績予測を引き上げた。上半期決算が好調だったためで、売上高を従来予測の前期を「やや上回る」から「大幅に上回る」へと上方修正。営業利益(EBIT)も「前期並み

中国EVメーカーNIO、ハンガリーにバッテリー工場開設

●同社が海外に生産拠点を置くのはこれが初めて ●バッテリー交換サービス事業も強化 中国の電気自動車(EV)メーカー、上海蔚来汽車(NIO)は7月末、同社初の海外生産拠点となるバッテリー工場をハンガリーに開所することを明ら

BMW、チェコの走行試験場を来夏に稼働

●自動運転や電気自動車、デジタル化に関する試験を行う予定 ●投資額は約3億ユーロ、広さは9万平方メートル 独自動車大手BMWはこのほど、チェコ西部で整備を進める自動運転などに関する走行試験場を来年夏に開設する予定であるこ

日本電産がソフィアにR&D拠点を計画、年内に100人を雇用

●投資額は350万米ドル ●次世代のハードおよびソフトウエア製品を開発 日本電産(Nidec)がブルガリアの首都ソフィアに研究開発(R&D)拠点を設置する計画だ。同国のイノベーション・成長省が27日明らかにしたもので、投

VWの4~6月期営業益28%減、生産は正常化の方向

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が7月28日発表した2022年4~6月期決算の営業利益(特別費計上前)は47億3,500万ユーロとなり、前年同期を27.7%下回った。半導体不足とサプライチェーンのひっ迫、コスト上

ポーランドのソラリス、スロバキアで燃料電池バスを初受注

ポーランドのバス製造大手ソラリスは7月29日、スロバキアのブラチスラバ交通公社(DPB)と燃料電池バス「ウルビーノ12ハイドロジェン」4台の受注契約を結んだ。来年7月に納車する。ソラリスが同国で燃料電池バスを受注するのは

日本電産がソフィアにR&D拠点を計画、年内に100人雇用

日本電産(Nidec)がブルガリアの首都ソフィアに研究開発(R&D)拠点を設置する計画だ。同国のイノベーション・成長省が7月27日明らかにしたもので、投資額は350万米ドル。年内にエンジニア100人を雇用し、次世代の自動

シーメンス・エナジー―洋上風力発電用の変電設備を受注―

エネルギー設備大手の独シーメンス・エナジーは21日、洋上風力発電用の変電設備を蘭送電大手アンプリオン・オフショアから受注したと発表した。受注額は1億ユーロのケタ台の後半。洋上風力発電の送電網接続分野では同社史上最大の額だ

トルンプ―半導体需要の拡大が追い風に、20%増収確保―

工作機械・レーザー大手の独トルンプは21日、2022年6月通期の売上高が前期比20%増の42億ユーロ(暫定値)と大幅に伸びたことを明らかにした。40億ユーロを超えるのは初めて。サプライチェーンの世界的な混乱の影響を強く受

ロシアのIT技術者採用、独企業の8割以上が前向き

ロシアとベラルーシのIT技術者を採用することにドイツ企業の84%が前向きであることが、情報通信業界連盟(Bitkom)のアンケート調査で分かった。専門人材不足が深刻なことが背景にある。求人要件を満たすとともに当局のセキュ

マイクロソフト、ルーマニアに新データセンター設置

●マイクロソフトは追って計画公表を示唆 ●ルーマニアには近年、データセンターの進出が活発 米マイクロソフトがルーマニアに新データセンターを計画しているもようだ。現地メディアの20日の報道によると、ブカレスト近郊のオトペニ

太陽電池モジュール開発 Solarstone(エストニア)

屋根材とソーラーパネルを一体化した屋根材型太陽電池(BIPV)の製造販売を手掛ける。太陽エネルギーを利用しながら通常の屋根材として機能する「2-in-1」の屋根システムとして製品を展開している。住居や公共建物の建設におけ

バス製造大手ソラリス、スペインに電気バス供給

●「ウルビーノ12」4台と充電インフラを23年5月末までに納品 ●ソラリスはスペインの約30都市に電気バスを供給 ポーランドのバス製造大手ソラリスは19日、スペインの首都マドリードの公共交通会社EMTブエンラブラダと、電

ルーマニア、燃料電池車両の調達計画を承認

●座席数160の車両12編成を調達、総費用9億7,300万ユーロ ●調達先企業は非公表も、次官はアルストム製車両の写真を投稿 ルーマニア運輸省は20日、水素燃料電池鉄道車両12編成の調達計画を承認した。鉄道改革庁が進める

スイス重電大手ABB、ロシアから撤退

●すでに2月の戦争開始以降、ロシアでの新規受注を停止 ●年間売上高に占める同国事業の割合は約1~2% スイスの重電大手ABBは21日、ロシア市場からの撤退を発表した。ウクライナへの軍事侵攻を受けた措置。すでに2月の戦争開

トルコ初の原発、第4号機の建設に着手

●アックユ原発は世界で初めてBOO方式で建設 ●1基ごとの出力は1,200メガワット トルコ南部のアックユで建設中の同国初の原子力発電所で21日、4号機の建設が始まった。これにより、設置予定の全4基が着工したことになる。

ガス管NS1再稼働も供給量を20%に削減

ロシア産天然ガスをバルト海経由でドイツに輸送するガス管「ノルドストリーム1(NS1)」はメンテナンス作業を終了し、21日に再稼働した。ただ、供給量は容量の40%とメンテナンス前と同じ低い水準にとどめられている。25日には

BASF―日本で正極材の生産能力拡大―

化学大手の独BASFは20日、日本で展開する戸田工業との合弁会社BASF戸田バッテリーマテリアルズ(BTBM)でハイ・ニッケル系正極材料(CAM)の生産能力を増強すると発表した。需要の拡大に対応するとともに、日本でのサプ

ABB―ロシアから撤退―

スイスの重電大手ABBは21日、ロシア市場からの撤退を発表した。ウクライナへの軍事侵攻を受けた措置。すでに2月の戦争開始以降、同国での新規受注を停止し、現地顧客との既存契約に従い業務を履行するにとどめていた。撤退に伴い、

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