外交

日独の関係強化に独機械業界が期待

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は17日、ショルツ首相の訪日を前に声明を発表し、中国の台湾進攻懸念やロシアのウクライナ侵攻など地政学的な緊張が高まるなかで、民主主義、人権、規則に基づく国際秩序という基本的な価値を共有する日 […]

EUと英の北アイルランド合意、地元政党が見直し要求

英国領北アイルランドの民主統一党(DUP)のドナルドソン党首は14日、EU単一市場に残った北アイルランドの通商ルール見直しをめぐるEUと英政府の合意内容について不服を示し、英政府にさらなる見直しを求める声明を発表した。英

EUとタイ、FTA交渉再開へ

欧州委員会は15日、EUとタイの自由貿易協定(FTA)締結に向けた交渉を再開すると発表した。同国とのFTA交渉は2013年に開始されたが、14年に軍のクーデターが起きたため中断されていた。 EUはFTAによって東南アジア

重要鉱物で貿易交渉開始へ、EU・米首脳会談で合意

欧州委員会のフォンデアライエン委員長は10日、バイデン米大統領とホワイトハウスで会談し、電気自動車(EV)などに不可欠な重要鉱物を巡り、新たな貿易協定の交渉を開始することで合意した。米国のインフレ抑制法に盛り込まれたEV

オランダが半導体技術の輸出規制強化へ、対中国で米と協調

オランダ政府は8日、先端的な半導体技術の新たな輸出規制を計画していることを明らかにした。中国を名指しはしていないものの、米国の対中輸出規制に追随する形で、先端技術が軍事利用されるのを防ぐ狙いがある。夏前の導入を目指す。

EUのガス共同調達、ウクライナも参加

欧州連合(EU)の欧州委員会のシムソン委員(エネルギー担当)は9日、EU加盟国が天然ガスを共同調達する仕組みにウクライナが参加すると発表した。ロシアの軍事侵攻でガス不足に陥っているウクライナを支援する狙いがある。 ガス共

5Gインフラから中国製品排除か、通信会社に除去命令の可能性

5G通信インフラで現在、使用している重要な構成機器の詳細情報を提出するようドイツ内務省が国内の移動通信サービス事業者に命じたことが7日、明らかになった。安全保障上のリスクなどを踏まえた措置。同省は特定のメーカーを対象とし

EU公的補助ルールを時限緩和、米国と同等の支援が可能に

欧州連合(EU)の欧州委員会は13日、再生可能エネルギーや電気自動車(BEV)をはじめとするグリーン産業の競争力強化を目的とする「グリーンディール産業計画」の一環として、加盟国がネットゼロ産業(温室効果ガス排出の実質ゼロ

重要鉱物で貿易交渉開始へ、IRAを踏まえEU・米首脳が合意

欧州連合(EU)欧州委員会のフォンデアライエン委員長は10日、バイデン米大統領とホワイトハウスで会談し、電気自動車(BEV)などに不可欠な重要鉱物を巡り、新たな貿易協定の交渉を開始することで合意した。米国のインフレ抑制法

フォルクスワーゲン―初の北米電池工場は加オンタリオ州に―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は13日、カナダ南東のオンタリオ州セントトーマスに車載電池セル工場を建設すると発表した。同社が欧州域外に設置する初のセル生産拠点となる。北米で生産するグループブランドの電気自動車(

ロシア産原油輸入量が1月は実質ゼロに、EUの制裁で

ドイツ連邦統計局は13日、ロシア産原油の輸入量が1月は3,500トンとなり、前年同月(280万トン)比で99.9%縮小したと発表した。欧州連合(EU)のロシア制裁が反映されている。輸入した3,500トンもすべて、他のEU

EUのガス共同調達、ウクライナも参加

●ロシアの侵攻でガス不足に陥っている同国を支援する狙い ●23年の冬に備えて数カ月以内に最初の調達契約を結ぶ目標 欧州連合(EU)の欧州委員会のシムソン委員(エネルギー担当)は9日、EU加盟国が天然ガスを共同調達する仕組

重要鉱物で貿易交渉開始へ、EU・米首脳会談で合意

●貿易協定の締結により、EU企業は米市場にアクセスしやすく ●希土類などの調達で「脱中国依存」を図る狙いも 欧州委員会のフォンデアライエン委員長は10日、バイデン米大統領とホワイトハウスで会談し、電気自動車(EV)などに

トルコ、ロシア・ベラルーシへのトランジット輸送管理を強化

●トルコはロシアの「並行輸入」の主要経路のひとつ ●米国や欧州委からの是正圧力の高まりが背景か トルコ政府が欧米による対ロシア制裁で禁輸対象となっている製品をロシア、ベラルーシにトランジット輸送することを禁じたもようだ。

中東欧、西欧のEU加盟国に先駆けて台湾関係を強化

●台湾関連でのEUの行動回数は19年の23回から22年には167回へ急増 ●リトアニア、スロバキア、チェコ、ポーランドが回数増に貢献 中欧アジア研究所(CEIAS)の最新リポートによると、中東欧諸国が台湾との関係緊密化で

加盟国の24年財政計画、債務削減は柔軟に=欧州委

欧州委員会は8日、EU加盟国の2024年の財政計画に関するガイダンスを公表した。赤字を厳しく制限する財政規律の適用を一時的に停止する措置が同年に終了するが、2022年に発表したEUの財政ルール改正案に沿って、各国の実情に

重要鉱物で貿易交渉開始へ、EU・米首脳会談で合意

欧州委員会のフォンデアライエン委員長は10日、バイデン米大統領とホワイトハウスで会談し、電気自動車(EV)などに不可欠な重要鉱物を巡り、新たな貿易協定の交渉を開始することで合意した。米国のインフレ抑制法に盛り込まれたEV

ECB、24年にサイバー攻撃に対するストレステスト実施

欧州中央銀行(ECB)がユーロ圏の主要行を対象に、サイバー攻撃への耐性を調べるためのストレステスト(健全性審査)の実施を計画していることが分かった。銀行監督委員会のエンリア委員長が、3日付のリトアニア経済紙とのインタビュ

オランダが半導体技術の輸出規制強化へ、対中国で米と協調

オランダ政府は8日、先端的な半導体技術の新たな輸出規制を計画していることを明らかにした。中国を名指しはしていないものの、米国の対中輸出規制に追随する形で、先端技術が軍事利用されるのを防ぐ狙いがある。夏前の導入を目指す。

英が不法移民対策強化案を発表、国外追放など厳しい措置

英政府は7日、不法移民対策を強化する法案を発表した。英仏海峡を小型ボートで渡ってくる違法入国者が急増していることに対応したもので、難民と認めず、国外追放するという厳しい内容だ。 同法案では英仏海峡を渡って不法入国する人の

EUのガス共同調達、ウクライナも参加

EUの欧州委員会のシムソン委員(エネルギー担当)は9日、EU加盟国が天然ガスを共同調達する仕組みにウクライナが参加すると発表した。ロシアの軍事侵攻でガス不足に陥っているウクライナを支援する狙いがある。 ガス共同調達は、ロ

EUと英政府が北ア問題で合意、ようやく対立に終止符

欧州連合(EU)と英国は2月27日、英国がEUを離脱した後もEU単一市場に残った英領北アイルランドの通商ルールを定めた「北アイルランド議定書」の見直しで合意した。英本土から北アイルランドに入る物品の通関・検疫手続きを大幅

北海の送電線を相互連結、電力の安定供給や効率利用に向け

ドイツ連邦経済・気候省は2月27日、北海の洋上風力発電パークと陸地を結ぶ送電線を相互に連結するプロジェクト案を公表した。欧州の電力供給の安定性を高めるほか、送電線の利用効率を高め、電力料金の低下や温室効果ガスの排出削減に

EUと英政府が北ア問題で合意、ようやく対立に終止符

EUと英国は2月27日、英国がEUを離脱した後もEU単一市場に残った英領北アイルランドの通商ルールを定めた「北アイルランド議定書」の見直しで合意した。英本土から北アイルランドに入る物品の通関・検疫手続きを大幅に簡素化する

EU、ウクライナ製品への関税免除延長へ

欧州委員会は2月23日、ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナを支援するため2022年に導入した特例的な貿易制限緩和措置の適用を1年間延長すると発表した。欧州連合(EU)がウクライナから輸入する全製品への関税を引き続きゼロ

国際規格への影響力強化へ、産学官の連携機関設立

ドイツ連邦経済・気候省は2月23日、「ドイツ標準化戦略フォーラム」という機関を立ち上げた。規格と標準がDX(デジタルトランスフォーメーション)、GX(グリーントランスフォーメーション)で決定的に重要な意味を持つことを踏ま

北海の送電線を相互連結、電力の安定供給や効率利用に向け

ドイツ連邦経済・気候省は2月27日、北海の洋上風力発電パークと陸地を結ぶ送電線を相互に連結するプロジェクト案を公表した。欧州の電力供給の安定性を高めるほか、送電線の利用効率を高め、電力料金の低下や温室効果ガスの排出削減に

シェフラー―米に工場建設へ、インフレ抑制法を活用し―

軸受大手の独シェフラーは米国に工場を建設する意向だ。同国で施行されたインフレ抑制法(IRA)はシェフラーの自動車、産業向け事業に大きなメリットをもたらすため。クラウス・ローゼンフェルト社長は日曜版『ヴェルト』紙のインタビ

イランの自動車大手、ロシアから4万5,000台を受注

●サイパーとBMグループの取引規模は4億5,000万米ドル ●シャーヒン、クウィーク、サイナーの3モデルを輸出 イラン2位の自動車メーカー、サイパー(SAIPA)はこのほど、ロシアのBMグループから自動車4万5,000台

EU、ウクライナ製品への関税免除延長へ

●EUは22年6月、全品目を対象に輸入関税を免除する特例制度を導入 ●当初は1年の時限措置、貿易への貢献を評価し1年の延長を決定 欧州委員会は2月23日、ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナを支援するため2022年に導入

国際規格への影響力強化へ、ドイツが産学官連携機関を設立

ドイツ連邦経済・気候省は23日、「ドイツ標準化戦略フォーラム」という機関を立ち上げた。規格と標準がDX(デジタルトランスフォーメーション)、GX(グリーントランスフォーメーション)で決定的に重要な意味を持つことを踏まえた

EU、ウクライナ製品への関税免除延長へ

欧州委員会は23日、ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナを支援するため2022年に導入した特例的な貿易制限緩和措置の適用を1年間延長すると発表した。EUがウクライナから輸入する全製品への関税を引き続きゼロにする。 EUは

1人当たりGDPが2000ユーロ減少、ロシアのウクライナ進攻で

ロシアのウクライナ進攻に伴いドイツの国内総生産(GDP)は昨年2月の戦争勃発から2023年末までに約1,600億ユーロ(4%)縮小する見通しだ――。独商工会議所連合会(DIHK)のペーター・アドリアン会長が地方紙『ライニ

ベルギーから独への天然ガス輸送能力倍増、将来は水素も

ドイツのオーラフ・ショルツ首相は14日、ベルギー北部のゼーブルッヘ港で同国のアレクサンダー・デクロー首相と会談し、ベルギーからドイツへの天然ガス輸送能力を拡大することで合意した。デクロー氏は輸送能力を2倍に拡大すると明言

22年の貿易黒字55%減少、エネ高騰で輸入が膨らむ

ドイツ連邦統計局は16日、2022年の貿易収支は797億ユーロの黒字となったものの、黒字幅は前年の1,753億ユーロを54.5%下回ったと発表した。天然ガスや石油などエネルギー価格の高騰で輸入が膨らんだことが背景にある。

EUと英、北ア問題めぐる協議が大詰め

英国がEUを離脱した後もEUのEU単一市場に残った英領北アイルランドの通商ルールをめぐるEUと英の協議が大詰めを迎えている。欧州委員会のフォンデアライエン委員長と英スナク首相は18日に会談し、同問題での合意に向けて協議が

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