自動車

ボルボ・カー、内装材で本革を全廃へ

スウェーデン自動車大手のボルボ・カーは9月23日、内装製品に本革(レザー)を用いず、代替の高級素材への置き換えを進めていくと発表した。2040年までに完全な循環型ビジネスの確立を目指す戦略の一環で、リサイクルおよびバイオ

ABB、世界最速の充電ステーション発表

スイス電機大手のABBは9月30日、世界最速の電動車用充電ステーション「Terra 360」を発表した。2021年末までに欧州市場で販売を開始する。2022年には、米国、ラテンアメリカ、アジア・太平洋地域にも市場投入する

独コンチネンタル、地平線機器人と合弁設立

独自動車部品大手のコンチネンタルは9月29日、自動運転向け人工知能(AI)チップを研究開発する中国のスタートアップ、地平線機器人(ホライズン・ロボティクス)と合弁会社を設立すると発表した。新会社を通して、運転支援システム

ボロコプター―中国で吉利と合弁、UAMサービスに向け―

空飛ぶタクシーを開発する独ボロコプターは22日、同社の株主である中国自動車大手の浙江吉利控股集団と合弁会社を設立すると発表した。アーバン・エア・モビリティ(UAM)サービス事業を中国で共同展開する。 浙江吉利の子会社、沃

韓国車部品大手ハノン、ハンガリーでの生産を増強

●ペーチ、レーチャーグ両工場を増強 ●同社はハンガリーで30年に渡りコンプレッサーなどを生産 自動車の熱・エネルギー管理システムを手がける韓国のハノン・システムズはこのほど、ハンガリー南部ペーチの新工場の建設と、北部レー

シュコダ自動車、植物由来の内装用素材を開発

●テンサイを原料とする素材をリベレツ工科大と共同開発 ●ススキ由来の素材と併せ内装製品に使用 独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は22日、車の内装に用いる植物由来のバイオ素材を開発し、特許申請

トルコのホーン大手セゲル、EVモデルへの製品採用拡大

●製品はテスラ「ロードスター」や中国EVメーカーなどが採用 ●競合は少なく、「欧州で3社、世界では10社~12社」 トルコのホーン大手セゲル(Seger)が世界市場での存在感を増している。同国最大のホーンメーカーである同

メルセデスベンツ―ステランティスなどの電池合弁に出資―

独ダイムラーの乗用車・バン子会社メルセデスベンツは24日、欧州競合ステランティスと仏エネルギー大手トタルエナジーズの電池合弁会社オートモティブ・セル・カンパニー(ACC)に資本参加すると発表した。メルセデスは2030年を

エルゴ子会社、長城汽車の欧州進出で提携

独保険大手のエルゴはこのほど、自動車・モビリティ事業子会社のエルゴ・モビリティ・ソリューションズ(EMS)が中国自動車大手の長城汽車(GWM)の欧州市場進出において業務提携することで合意したと発表した。GMWは、欧州への

独BASF、中国電池大手CATLと気候中立に向け戦略提携

独化学大手のBASFは16日、中国の電池メーカー、コンテンポラリー・アンペレックス・テクノロジー・リミテッド(寧徳時代新能源科技、CATL)と気候中立(クライメート・ニュートラル)の取り組みで戦略提携すると発表した。具体

独シェフラー、ハンガリーに電動車部品の新工場を開設

独自動車・産業部品大手のシェフラーは17日、ハンガリー西部のソンバトヘイに建設した新工場を開設したと発表した。新工場はシェフラー・グループにとって電動車専用の部品のみを生産する世界初の工場となる。また、シェフラーは同工場

独ボロコプター、吉利子会社と合弁設立

「空飛ぶクルマ」と呼ばれる電動の垂直離着陸が可能な機体eVTOL(電動垂直離着陸機)を開発しているドイツの新興企業ボロコプターは22日、中国の吉利科技集団(Geely Technology Group)の子会社である沃飛

タイヤ大手ミシュラン、本社に新レセプションビルが完成

仏タイヤ大手のミシュランは13日、クレルモン・フェランの本社施設に新しいレセプションビルが完成したと発表した。投資額は2,000万ユーロ。木材とガラスを多用した独創的な建築デザインで、町の「顔」と呼ぶにふさわしい外観とな

印鉄鋼大手タタ、蘭製鉄所で水素還元製鉄の実現可能性調査へ

インド鉄鋼大手のタタ製鉄は15日、欧州子会社のタタ・スチール・ヨーロッパを通してオランダのエイマイデン製鉄所の脱炭素化に向けて水素利用の実現可能性を調査すると発表した。同製鉄所は環境対応を強化するため二酸化炭素(CO2)

Daimler

独自動車大手ダイムラーの商用車部門ダイムラー・トラック は14日、南アフリカ子会社のDaimler Trucks and Buses Southern Africaが同国の物流大手Bakers SA Limitedにメル

Skoda auto

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車 は13日、ローマ教皇フランシスコのスロバキア訪問にあたり、新型電動SUV「エンヤック(Enyaq)iV」と小型SUV「カロック(Karoq)」各2

Start2Park

ドイツのフランクフルト応用科学大学(フランクフルトUAS)の都市交通研究室(ReLUT)などが実施する駐車スペース探しに関する研究プロジェクト。 ドイツの大都市では駐車スペースを探すために時間がかかるケースも多いが、従来

充電スタンドでのカード決済サービス、23年7月から義務化

ドイツ政府の充電スタンド政令案が17日、州政府の代表で構成される連邦参議院で可決された。カード決済サービスの提供を充電事業者に義務付けることが柱で、デビットカードとクレジットカードでの決済が可能となる。 充電スタンドを利

インフィニオン―墺パワー半導体工場を開所―

半導体大手の独インフィニオンは17日、オーストリア南部のフィルラハでパワー半導体工場の開所式を行った。半導体は現在、世界的に不足し、コロナ禍からの経済回復の足取りを鈍らせており、ラインハルト・プロス社長は「欧州に(半導体

BASF―CATLと戦略提携、電池材料分野で―

化学大手の独BASFは16日、中国の電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)と電池材料分野で戦略パートナーシップを締結すると発表した。正極材と電池リサイクルの分野で協業。電池の持続可能なバリューチェーンを構築するとともに

ニコラ・イベコ―電気トラックの欧州生産へ、独工場が開所―

伊トラック大手イベコと米スタートアップ企業ニコラ・モーターの合弁会社ニコラ・イベコ・ヨーロッパは15日、ドイツ南部のウルムにあるイベコ工場内で新生産ホールの開所式を行った。欧州向けの電動車両を製造する計画で年内にも製造を

シェフラー―ハンガリーで新工場開所―

自動車部品大手の独シェフラーは17日、ハンガリー西部のソンバトヘイで第2工場を開所した。シェフラーグループ初の電動車部品専門工場で、150人を新規雇用する。新工場の稼働により、グループのEモビリティ関連受注高が来年にも2

ヴィテスコ

自動車部品大手コンチネンタルから分離・独立したパワートレイン製造の独ヴィテスコは16日、フランクフルト証券取引所で株式市場デビューを果たした。初値は59.80ユーロ。時価総額は24億ユーロで、アナリストの事前予想(33億

通勤者の7割が乗用車を使用、コロナで3割が鉄道など回避

出勤に乗用車を利用する人は昨年、通勤者全体の68%を占めたことが、ドイツ連邦統計局の発表で分かった。バス・鉄道は13%、自転車は10%、徒歩は7%にとどまっている。昨年はコロナ禍で公共交通機関の利用者が減り、乗用車、自転

独自部品大手シェフラー、ソンバトヘイで第2工場開所

●同社初の電動車・ハイブリッド車部品専門工場 ●2023年までに年産能力を80万ユニットに引き上げる計画 独自動車部品大手のシェフラーは17日、ハンガリー西部のソンバトヘイで第2工場を開所した。シェフラーグループ初の電動

中国のバッテリー部品メーカー、ハンガリー工場が着工

●投資額は約1.8億ユーロ、稼働開始は2023年の予定 ●リチウムイオン電池用のセパレータフィルムを生産 中国のバッテリー部品メーカー、上海エナジー(上海恩捷新材料科技:Semcorp)はこのほど、ハンガリー東部デブレツ

シュコダ自が9月末に生産を一時停止、半導体部品不足を受け

●同社は8月にも1週間の生産調整を実施 ●トヨタ自動車は21日に生産再開 独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車が9月末、国内工場での生産を1週間停止する。長引く車載電子機器向け半導体部品の不足が

半導体のメレキシス、ブルガリア拠点を拡張

●成長戦略の一環、世界的な半導体不足に対応する狙いも ●7500万ユーロを投じ、ソフィア拠点の面積を3倍に拡大 半導体の開発製造を手がけるベルギーのメレキシスが、ブルガリアのソフィアにある生産・研究開発(R&D

ロシア、電動車の道路通行料免除を計画

●政府が進める電動車普及策の一環 ●有料道路の割合は低く、全国的な普及の後押しには力不足か ロシア政府は2022年から、電気自動車(EV)の有料道路利用を無料とする方針だ。このほど閣議決定したもので、政府が進める電動車普

中国のバッテリー部品メーカー、ハンガリー工場が着工

中国のバッテリー部品メーカー、上海エナジー(上海恩捷新材料科技)はこのほど、ハンガリー東部デブレツェン近郊で工場建設を開始した。同国外務省によると、投資額は650億フォリント(1億8,600万ユーロ)。政府が130億フォ

7月のEU新車販売23%減、半導体不足で5カ月ぶり低迷

欧州自動車工業会(ACEA)が16日に発表したEU(マルタを除く26カ国)の7月の新車乗用車の販売(登録)台数は82万3,949台となり、前年同月から23.2%減少した。コロナ禍の影響で低迷が続いた新車販売は3月から復調

インフィニオン、オーストリアのパワー半導体工場が開所

半導体大手の独インフィニオンは17日、オーストリア南部のフィルラハに設置したパワー半導体工場の開所式を行った。半導体は世界的に不足し、コロナ禍からの経済回復の足取りを鈍らせており、ラインハルト・プロス社長は「欧州に(半導

BASF、中国企業と電池材料で提携

化学大手の独BASFは16日、中国の電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)と電池材料分野で提携すると発表した。正極材と電池リサイクルの分野で協業し、電池の持続可能なバリューチェーンを構築するとともに、CATLの欧州事業

独オペルのEVパネルバン「コンボeカーゴ」、受注開始

欧州自動車大手ステランティス傘下の独オペルは9日、パネルバン「コンボカーゴ」の電動(EV)モデル「コンボeカーゴ」の受注を開始したと発表した。販売価格はオランダ市場で2万7,599ユーロからとなる。新モデルはクラス最高レ

日産、欧州のEV販売で25万台達成

日産自動車は6日、欧州市場における電気自動車(EV)の販売台数が累計で25万台に達したと発表した。内訳は、乗用車モデル「リーフ」が20万8,000台、配送用バン「e-NV200」が4万2,000台。同社は2023年末まで

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