通信

ノキアが英BTに5G向け機器供給、ファーウェイ排除を追い風に

欧州通信機器大手のノキア(フィンランド)は9月29日、英通信大手BTグループと第5世代(5G)移動通信網向けの無線アクセス機器の供給契約を結んだと発表した。これによって同社はBTにとって最大の通信機器供給事業者となる。 […]

VW、コロナ禍で構造改革を加速

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は9月30日、従来型の自動車メーカーからの脱皮に向けた取り組みを強化する意向を表明した。ヘルベルト・ディース社長は株主総会で、「コロナ禍を理由に改革を遅らせるのではなく、加速する」

ウーバー―ダイムラーとBMWの配車合弁を買収も―

配車サービスの米ウーバー・テクノロジーズがダイムラーとBMWの配車合弁フリーナウの買収を検討しているとの観測が浮上している。ブルームバーグ通信が28日報じたもので、買収が実現すると欧州、ラテンアメリカ市場でシャアを大きく

テレフォニカ―独で5Gサービス開始―

スペイン電気通信サービス大手テレフォニカの独法人テレフォニカ・ドイチュラント(ミュンヘン)は24日、次世代移動通信規格5Gのサービスを開始すると発表した。競合ドイツテレコムとボーダフォンは同サービスをすでにスタートさせて

サムスン電子―スマホ決済サービスを独で開始―

サムスン電子は24日、独自のスマホ決済サービス「サムスンペイ」を10月28日から独市場に投入すると発表した。スマホ決済サービスを同市場で提供するのは米IT大手グーグル(グーグルペイ)、アップル(アップルペイ)に次いで3社

ロケット・インターネット―上場廃止を決議―

独投資会社ロケット・インターネット(ベルリン)は24日に開催したバーチャル臨時株主総会で上場廃止を決議した。株価は新規株式公開(IPO)を実施した当時の半分以下に落ち込んでいることから、株主からは強い批判が出たが、経営陣

ハノーバーメッセが2年ぶり開催、ハイブリッド方式で

独見本市会社ドイチェ・メッセは24日、世界最大の産業見本市「ハノーバーメッセ」を来年、2年ぶりに開催すると発表した。新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえ、現場でのリアル展示とインターネットでのバーチャル展示を交えたハイ

マーレ―従業員を1割削減―

自動車部品大手の独マーレ(シュツットガルト)は16日、コスト削減の強化方針を発表した。新型コロナ危機を受けて経営環境が一段と悪化し、危機前の水準に市場が回復するには数年を要すると予想されることから、一段と踏み込んだ措置を

BASF―社内サービス分野で人員削減―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は22日、財務から物流、通信、人事、環境、ヘルスケア、セキュリティまでの幅広いサービスを社内向けに提供する「グローバル・ビジネス・サービス・ユニット」で人員削減を実施すると

ドイツ銀行―国内支店を2割削減へ―

独銀最大手のドイツ銀行(フランクフルト)は22日、国内支店数を現在の500カ所強から可能な限り早く約400カ所に削減する方針を明らかにした。ネットバンキングの普及に伴う支店利用の減少が、新型コロナウイルス感染症の流行で加

デリバリー・ヒーロー―日本市場に参入―

出前仲介プラットホーム大手の独デリバリー・ヒーロー(ベルリン)は17日、日本市場に参入したと発表した。傘下のフードパンダを通して飲食物と日用品の配達を行う。デリバリー・ヒーローのニクラス・エストベルク最高経営責任者(CE

デリバリー・ヒーロー―ラテンアメリカで買収―

出前仲介プラットホームを運営する独デリバリー・ヒーロー(ベルリン)は16日、スペイン同業のグローボ(Glovo)からラテンアメリカ事業を取得することで合意したと発表した。事業のグローバル化を推進する戦略に基づく措置。数週

テレフォニカと楽天モバイル、5G「オープンRAN」で提携

スペイン通信最大手のテレフォニカは16日、次世代の移動通信規格「5G」を用いた通信システムで楽天モバイルと提携したと発表した。基地局設備をオープン化する「オープンRAN」と呼ばれる無線アクセスネットワークの推進などで連携

ドイツテレコム、欧州クラウドで仏OVHと提携

独通信大手のドイツテレコムは14日、ITサービス子会社Tシステムズが仏クラウド大手OVHクラウドと提携すると発表した。ドイツ政府が2019年に打ち出した欧州クラウド構想「ガイアX」に基づくサービスを来年初頭から提供してい

日英がEPAで大筋合意、農産品の新たな低関税枠設けず

日英両政府は11日、経済連携協定(EPA)の締結で大筋合意した。昨年2月に発効した日本と欧州連合(EU)のEPAを概ね踏襲した内容で、幅広い品目の関税が撤廃される。10月に新協定の署名が行われる見通しで、双方の議会による

ドイツテレコム―欧州クラウドで仏OVHと協業―

電気通信大手のドイツテレコム(ボン)は14日、ITサービス子会社Tシステムズが仏クラウド大手OVHクラウドと協業すると発表した。ドイツ政府が昨年打ち出した欧州クラウド構想「ガイアX」に基づくサービスを来年初頭から提供して

シャープがダイムラーに勝訴、LTE特許訴訟で

シャープは11日、現行の通信規格であるLTE(4G)の特許をめぐり自動車大手の独ダイムラーを提訴している裁判でドイツのミュンヘン地方裁判所から勝訴の判決文を受領したと発表した。ダイムラーは通信技術の独特許訴訟でフィンラン

スペースX、トルコの通信衛星打ち上げ

トルコ政府は8日、米宇宙開発ベンチャーのスペースXが同国の人工衛星の打ち上げを今年末に行うと発表した。打ち上げ予定の「テュルクサット5A」はテレビ放送とブロードバンドデータの送受信に用いられるもので、中東、欧州及び南北ア

ボッシュ―デジタル業務プロセスの統合でSAPと戦略協業―

自動車部品大手の独ボッシュと企業資源計画(ERP)ソフト大手の独SAPは9日、デジタル業務プロセスの統合に向けて戦略パートナーシップを締結したと発表した。バリューチェーンに沿った会社データの交換や使用を管理する新たな標準

日英がEPAで大筋合意、農産品の新たな低関税枠設けず

日英両政府は11日、経済連携協定(EPA)の締結で大筋合意した。昨年2月に発効した日本とEUのEPAを概ね踏襲した内容で、幅広い品目の関税が撤廃される。10月に新協定の署名が行われる見通しで、双方の議会による承認を経て2

シャープがダイムラーに勝訴、LTE特許訴訟で

シャープは11日、現行の通信規格であるLTE(4G)の特許をめぐる独自動車大手ダイムラーとの訴訟で勝訴したと発表した。ダイムラーは通信技術の特許訴訟でフィンランドのノキアに先ごろ敗訴したばかり。ダイムラーは今回の判決を不

ロシア、アンゴラから通信衛星を受注

ロシアの衛星製造会社レシェトニェフ(Reshetnev)がアンゴラから「アンゴサット2」通信衛星を受注した。現行の「アンゴサット1」衛星を更新するもので、製造・打ち上げ・保守などを一手に引き受ける。 アンゴサット2は20

ロスナノ、デジタル技術投資基金を創設

ロシア国営のハイテク企業ロスナノはこのほど、デジタル技術投資基金を創設した。資金規模は40億ルーブル(4,480万ユーロ)で、その半分を政府のデジタル経済振興予算から得た。今年末から5件以上のプロジェクトに投資を開始し、

メルセデスベンツ―I4.0工場を開設―

ダイムラーの乗用車・バン子会社メルセデスベンツ(シュツットガルト)は2日、西南ドイツのジンデルフィンゲン工場内に新設した組立ホール「ファクトリー56」の操業を開始した。同ホールにはつながる工場「インダストリー4.0(I4

アウクスマネー―米投資大手センターブリッジが買収―

お金を借りたい人と貸したい人を仲介するソーシャルレンディングのプラットホームを運営する独アウクスマネー(デュッセルドルフ)は2日、米投資大手センターブリッジの傘下に入ることで合意したと発表した。市場での地位と技術力を強化

家電見本市IFAがハイブリッド開催、リアル展示は大幅縮小

欧州最大の家電見本市IFAが3日から5日にかけてベルリンで開催された。今年は新型コロナウイルス感染症の流行を受けてリアル展示を大幅に縮小。インターネットでの展示を交えたハイブリッド開催となった。期間は3日と例年より短かか

情報通信業界の景況感が安定化

Ifo経済研究所の調査をもとに情報通信業界連盟(Bitkom)が3日発表した独情報通信技術(ICT)業界の8月の景況感指数(現状判断を示す指数と今後6カ月の見通しを示す期待指数の中央値)は12.4となり、前月を1.1ポイ

産業用ソフトの英アヴィバ、ソフトバンク出資の米社を買収

英産業用ソフトウエア大手アヴィバ・グループは8月25日、ソフトバンクグループ傘下のビジョン・ファンドなどが出資する同業の米OSIソフトを50億ドルで買収すると発表した。世界各地で導入されているリアルタイムデータ管理ソフト

コンチネンタル―人員削減を1.5倍の3万人に拡大―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は1日、2029年までの10年間に従業員を約3万人削減する方針を発表した。昨秋時点では2万人の削減を予告していたが、新型コロナ危機の影響で世界の自動車生産の低迷が長期化する公

ボッシュ―自動駐車テストをフォードなどと米で実施―

モノのインターネット(IoT)を基軸に事業を展開する独ボッシュ(シュツットガルト)は8月27日、自動駐車の実地テストを自動車大手の米フォード、米不動産会社ベッドロックと米国で共同実施すると発表した。米国初のインフラベース

ロケット・インターネット―上場廃止へ―

独投資会社ロケット・インターネット(ベルリン)は1日、上場廃止方針を発表した。上場の継続に伴い発生するコストの削減と、企業としての自由度を高め同社と経営資源のポテンシャルを引き出すことが狙い。同社は近年、本来の投資対象で

事業所委の対面会議を禁止できるか?

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて事業所体制法(BetrVG)に事業所委員会の会議に関する特別ルールが追加された。これまでは参加メンバーが一堂に会して会議を開くことが義務付けられていたが、第三者が会議の内容を知ることが

産業用ソフトの英アヴィバ、ソフトバンク出資の米社を買収

英産業用ソフトウエア大手アヴィバ・グループは25日、ソフトバンクグループ傘下のビジョン・ファンドなどが出資する同業の米OSIソフトを50億ドルで買収すると発表した。世界各地で導入されているリアルタイムデータ管理ソフト「P

ボッシュ、自動駐車テストをフォードなどと米で実施

モノのインターネット(IoT)を基軸に事業を展開する独自動車部品大手のボッシュは27日、自動駐車の実地テストを自動車大手の米フォード、米不動産会社ベッドロックと共同で米国で実施すると発表した。米国初のインフラベースの自動

クララ・テクノロジーズ―アルファベットが出資―

独米系の人工知能(AI)スタートアップ企業クララ・テクノロジーは20日、米グーグルの親会社アルファベットが同社に1,500万ドルを出資すると発表した。出資額と出資比率は不明。アルファベットはAIスタートアップを対象とする

エンパル―中国メーカーから太陽光発電モジュールを調達―

太陽光発電設備のレンタルサービスを手がける独スタートアップ企業エンパル(ベルリン)が世界最大のモジュールメーカーである中国の西安隆基新能源有限公司(Longi Energy)から製品供給を受ける契約を結んだ。エンパルへの

電機業界の国内受注が急増、6月は+33%

独電気電子工業会(ZVEI)がこのほど発表した独業界の6月の新規受注高は前年同月比1.1%減となり、下げ幅は前月の同27.9%から大幅に縮小した。計測機器・プロセスオートメーション、鉄道車両、電池がけん引車となり国内受注

デリバリー・ヒーローがDAX昇格、ワイヤーカードの破綻で

フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所は19日、上場最大手企業30社を対象とする株価指数DAXに出前仲介プラットホーム運営のデリバリー・ヒーローを採用すると発表した。DAX採用の金融サービス大手ワイヤーカードが6

シーメンス―4-6月期の営業益増加―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が6日発表した2020年4-6月期(第3四半期)決算の製造分野(4月1日付で非継続事業となった発電設備部門=シーメンス・エナジーを含まない)の営業利益(EBITA、調整済み)は17億9

日立、スペイン向け高速鉄道車両を受注

日立製作所は12日、伊鉄道システム子会社の日立レール(イタリア)がカナダ同業ボンバルディアと共同で、スペインの鉄道会社向けの高速鉄道車両を受注したと発表した。受注額は約8億ユーロに上る。 受注したのはイタリアの鉄道運営会

米リバティ、スイスの携帯電話サービス大手を買収

米メディア大手リバティ・グローバルは12日、スイスの携帯電話サービス大手サンライズを買収することで合意したと発表した。買収額は68億スイスフラン(約7,970億円)。リバティはスイスでの事業基盤を大きく強化し、最大手スイ

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