IT産業

デジタル化推進を経済界が次期政権に要求

次期政権の課題としてデジタル化の推進を挙げる企業が最も多いことが、ドイツ商工会議所連合会(DIHK)のアンケート調査で分かった。行政手続きの迅速化を求める声も強く、ペーター・アドリアン会長は「強力なデジタルインフラと迅速

ワンス―ソフトバンクGなどから資金調達―

IoTサービスの独スタートアップ企業ワンス(1NCE)は9月29日、ソフトバンクグループや電気通信大手のドイツテレコムから総額5,000万ドルの資金を調達したと発表した。事業の国際化促進とクラウドベースのIoTプラットホ

ZF―ソフト会社買収、「つながる車」分野で協業深化へ―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは1日、提携先の独ソフト会社ダブルスラッシュへの出資比率を従来の40%から51%に引き上げ子会社化したと発表した。「つながる車」分野の協業を深化させる考え。 ダブルスラッシュ

コンチネンタル―業界の構造転換受け組織再編―

自動車部品大手の独コンチネンタルは9月30日、組織再編計画を発表した。自動車業界の構造転換をチャンスととらえ競争力を一段と強化する狙い。組織を簡素化し、経営のスピードと透明性を高める考えだ。ソフトウエア分野のコンピテンス

独ITセキュリティ当局が小米スマホを調査

ドイツ連邦情報技術セキュリティ庁(BSI)が中国メーカー小米のスマートフォンの技術調査を開始した。同社製スマホに不当な検閲機能が組み込まれているとするリトアニア国防省の発表を受けたもの。監督官庁である連邦内務省の広報担当

独コンチネンタル、AIチップの中国企業と合弁

自動車部品大手の独コンチネンタルは9月29日、人工知能(AI)チップを手がける中国スタートアップ企業、地平線機器人(ホライズン・ロボティクス)と合弁会社を設立することで合意したと発表した。車載AIの開発と商業化の加速が狙

ロシア系食品即配サービスのジフィ、2,800万ドルを調達

●ジフィは「15分以内」の即配サービスが売り ●同社はベテラン起業家の2氏が共同設立 ロシア人創業の英食品配達サービス、ジフィ(Jiffy)はこのほど実施したシリーズAラウンドで2,800万米ドルを調達した。事業をロンド

ロシア、国産アプリのプリインストールを義務化

●ヤンデックス、カスペルスキー両社のアプリが義務化 ●オペレーションシステムを有する機器も対象 ロシアで販売されるコンピューターに、来年初めからIT大手ヤンデックスの検索アプリと、カスペルスキーのウイルス対策アプリをあら

ロシア通信大手MTS、AIスタートアップに総額1,000億ドル投資

●初の案件はエッジAIチップを得意とする台湾系の米クネロン ●AI分野のベンチャー投資は「過剰気味」なため、対象を吟味 ロシア移動体通信大手MTSの人工知能(AI)事業MTS AIはこのほど、アクセラレーターの米プラグ・

セルビア政府の監視システム案、人権擁護団体が凍結を要求

●ベオグラードの監視カメラ映像分析に生体認識ソフトを導入 ●同市のカメラはファーウェイ製、今夏の時点で1,200台以上 セルビア政府が作成した「内務法案」に対し、国内で懸念の声があがっている。首都ベオグラードに設置された

利用1位の健康アプリはハイキング・サイクリング用ナビ

独情報通信業界連盟(Bitkom)は22日、情報通信機器とサービスの利用に関する消費者アンケート調査結果を発表した。それによると、スマートフォン、スマートウォッチ、タブレット端末、フィットネストラッカーを持つ人が最も多く

EDCサービスの印ビューナウ、ブルガリアに進出

●通信遅延が生じにくいEDCは迅速なデータ処理分野に向く ●受け入れ地のプロブディフ・テックパークはでは人材開発も エッジデータセンター(EDC)開発で急成長するインドのビューナウ・インフォテック(VueNow Info

クロアチアIT大手スパン、IPOで1,300万ユーロ調達

●ザグレブ証取における国内IT企業のIPOはこれが初めて ●投資家の反応は良好、1株当たり価格はオファー上限の額に クロアチアのIT大手スパン(Span)はこのほど、ザグレブ証券取引所で新規株式公開(IPO)を行い、1億

IT大手のヤンデックス、DBMS事業を分社化

●DBMS事業のクリックハウスを分社化 ●VC各社から5,000万米ドル弱の出資を受ける ロシアIT大手ヤンデックスは20日、オープンソースのデータ管理システム(DBMS)を運営するクリックハウス(ClickHouse)

ロシア発祥のITコンサル大手、事業国際化を推進

●バルト3国とベラルーシ、およびアフリカ市場に進出 ●昨年の売上高は前年比13.2%増の20億ドル弱へ拡大 ロシアをルーツに持つITコンサルティング・ライセンス販売業者ソフトラインが事業の国際化を推進している。今月にはラ

トルコのCYグループ、可動式農園を開発

●コンテナ内で気候や日照時間に関係なく野菜や果物を栽培 ●設置してから最初の収穫までわずか1カ月 トルコの複合企業CYグループが、貨物用コンテナを利用した可動式農園を開発した。気候や日照時間に関係なく、野菜や果物を育てら

トルコと韓国、投資・スタートアップの支援で協力

●トルコは韓国のスタートアップや投資家を自国に招致する計画 ●両国はスタートアップのエコシステムの支援と発展などで協力 トルコと韓国が投資分野とスタートアップ企業の支援で相互協力する。トルコ大統領府投資事務所のダーリョー

トルコ中銀、デジタル通貨の実証試験で提携

●現行の決済インフラの補完的システムという観点から調査 ●試験結果は来年発表の予定 中央銀行デジタル通貨(CBDC)の研究開発プロジェクトに取り組むトルコ中央銀行(CBRT)は15日、実証試験に向けて、国内の情報通信技術

ロシアの配車アプリ「インドライバー」がユニコーンに

●2月時の企業価値は12億3,000万ドル ●同アプリは料金が交渉制、時間はかかるが他社よりも安上がり ロシアの配車アプリ「インドライバー(InDriver)」が秘かにユニコーン(評価額10億ドル超の未上場企業)になって

コミュニティデータ分析プラットフォーム開発 チェコ

特定のグループ(=コミュニティ)で交わされるやり取りをデータ化し、企業に有益な情報として役立てるコミュニティ・データインテリジェンス・プラットフォームを開発運営している。企業が顧客や利害関係者からなるコミュニティ内で起き

半導体のメレキシス、ブルガリア拠点を拡張

●成長戦略の一環、世界的な半導体不足に対応する狙いも ●7500万ユーロを投じ、ソフィア拠点の面積を3倍に拡大 半導体の開発製造を手がけるベルギーのメレキシスが、ブルガリアのソフィアにある生産・研究開発(R&D

ビットコイン発明者の像建立~ハンガリー

ハンガリーの首都ブダペストのテクノロジーパークで、ビットコインを発明した「サトシ・ナカモト」の胸像の除幕式が執り行われた。ビットコイン関連の取材を得意とするジャーナリストのオンドラーシュ・ジュ―ルフィさんの発案で建立され

メルク

化学・製薬大手の独メルクは20日、電子材料部門に2025年末までの5年間で総額30億ユーロ強を投資すると発表した。データ送信量の急増や5G、IoTを背景に半導体とディスプレー向け材料の需要が大幅に拡大すると見込まれること

トルコ中銀、デジタル通貨の実証試験で提携

中央銀行デジタル通貨(CBDC)の研究開発プロジェクトに取り組むトルコ中央銀行(CBRT)は15日、実証試験に向けて、国内の情報通信技術の有力企業・機関と提携したと発表した。様々なデジタル化技術を評価し、システム設定を最

独中小サプライヤー、車両電動化に乗り遅れ

急速に進展する車両電動化の流れにドイツの中小サプライヤーが付いていけず脱落する懸念が出ている。財界系シンクタンクIW経済研究所が14日に公開したレポートで明らかにしたもので、調査担当者は、従業員再教育などの分野で支援を行

ルーマニアのデジタルDNA開発ヒューマンズ、900万ドル調達

●個人の特徴を体系化するAIアルゴリズムの作成を目指す ●情報提供者は自分のAIモデルをNFTとして利用可能に 特定の人に固有な性質をデータ化した「デジタルDNAの」技術開発に取り組むルーマニアのスタートアップ企業ヒュー

ロシアのテクノロジー2社、米国上場を計画

●カーシェアのデリモービルと不動産データのツィアンの大手2社 ●それぞれ3億5,000万米ドル前後の調達を狙う ロシアのカーシェアリング大手デリモービル(Delimobil)と不動産データベース大手ツィアン(Cian)が

露ズベル、デジタル技術関連子会社の上場を検討

●ヤンデックス、メール・ル、オゾンなどは国外で上場済み ●ズベルのデジタル事業の上期最終損益は192億ルーブルの赤字 ロシアの国営金融・テクノロジー大手ズベルはこのほど、デジタル技術関連子会社の一部を上場させる方針を明ら

露ファッションEC大手クピビップ、営業終了

●同社は2008年設立、近年は業績が落ち込む ●ヤンデックスが買収狙うも、7月に突然取引解消を発表 ロシア電子商取引(EC)市場の格安ファッション分野で先駆的役割を担ったクピビップ(KupiVIP)が、9月初めに営業を終

ウクライナ議会、暗号資産法案を可決

●暗号通貨人気の高い同国、保有や取引を合法化 ●ただし、今後も国内通貨フリブナが唯一の合法的な決済手段 ウクライナ議会は8日、暗号資産を合法化する法案をほぼ全会一致で可決した。暗号資産の法的位置づけをはっきりさせる狙い。

エドテックサービス開発 トルコ

2017年設立のエドテック企業。7歳~14歳の子供向けに、自作を通じて先端技術に触れられる学習キットを開発提供している。ロボットや自動運転車などを自分で組み立てることで技術への理解を深めるとともに、オンライン学習プラット

ヤンデックス、年内にモスクワで完全自動運転車の試験開始

●無人タクシー実用化に向けた最初のステップ ●年内の法改正を経て、公道走行の規制が解除される見通し ロシアIT大手のヤンデックスは8日、完全自動運転車の公道走行試験を年内にモスクワ市内で開始すると発表した。同社が事業化を

EUの対西バルカン投資で低炭素化・デジタル化を促進=EIB

●EUは同地域の経済支援に最大90億ユーロを投資する予定 ●商業銀行を窓口として低利融資を実施 欧州投資銀行(EIB)のスロベニア・クロアチア・西バルカン融資事業を管轄するマッテオ・リヴェリーニ部長はこのほど、西バルカン

JPモルガン―VW傘下のデジタル決済会社を買収―

米金融大手JPモルガンは8日、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)傘下のデジタル決済サービス会社フォルクスワーゲン・ペイメンツを買収することで合意したと発表した。自社の決済システムを補完する狙い。買収金額は明らかにして

独テレコム、SBGからTモバイルUS株取得

独通信最大手のドイツテレコムは7日、米携帯電話サービス大手TモバイルUSの株式約5.3%をソフトバンクグループ(SBG)から取得することで合意したと発表した。TモバイルUSを子会社化する方針に基づく措置。SBGはドイツテ

ヤンデックス、年内にモスクワで完全自動運転車の試験開始

ロシアIT大手のヤンデックスは8日、完全自動運転車の公道走行試験を年内にモスクワ市内で開始すると発表した。同社が事業化を目指す無人タクシーの実用化に向けた最初の一歩となる。 試験は同市南部ヤセネヴォ地区で実施する。ロシア

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