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2015/1/28

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独サッカー代表のラーム前主将、第2の人生は事業家

この記事の要約

独サッカー代表のフィリップ・ラーム前主将(31)がケア用品メーカー、ジクストゥスの出資者となる。ジクストゥスが23日、明らかにしたもので、事業にも関与する。ラーム氏は「事業家として参加するのはとても刺激的だ」と意欲を示し […]

独サッカー代表のフィリップ・ラーム前主将(31)がケア用品メーカー、ジクストゥスの出資者となる。ジクストゥスが23日、明らかにしたもので、事業にも関与する。ラーム氏は「事業家として参加するのはとても刺激的だ」と意欲を示した。昨年のサッカー・ワールドカップで優勝を勝ち取ったような成果を実業界でも得られるかに注目が集まりそうだ。スポーツ用品見本市ISPO(ミュンヘン)の開幕日(2月5日)から同社での活動を開始する。

ジクストゥスはスポーツ選手用のフットケア、ボディケア用品を手がける企業で、独オリンピック選手団に製品を供給している。所在地はバイエルン州南部のハウスハム村。ラーム氏の所属チーム「バイエルン・ミュンヘン」も同州にある。ラーム選手は記者会見で、同社の企業哲学や製品の品質のほか、地域に根差した公正な生産活動を行っていることが決め手となったと語った。

引退後はサッカー以外の分野でも活動したいと以前から考えており、「まったく新しいテーマに取り組みさらに成長したい」と抱負を語った。ただ、バイエルン・ミュンヘンとの契約が2018年まで残っているため、当面は二足のわらじを履くことになりそうだ。

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