企業情報

メルセデス―バン部門の競争力強化へ―

独高級大手メルセデスベンツは16日、バン部門の新戦略を発表した。モデルのプレミアム化を推進すると同時にコストを削減。競争力を強化する意向だ。市場開拓の余地が大きい米国と中国では販売を加速する。同社は主力の乗用車部門ですで […]

BMW―次世代BEV「ノイエ・クラッセ」を中国で生産―

高級乗用車大手の独BMWは中国・瀋陽で開催した現地合弁BMWブリリアンス・オートモーティブ(BBA)の設立20周年イベントで、次世代電気自動車(BEV)「ノイエ・クラッセ」を同地で生産すると発表した。搭載する次世代電池も

ボッシュ―ミドルウエアの中国企業に出資―

自動車部品大手の独ボッシュは車両向けのミドルウエアを開発・製造する中国のスタートアップ企業オートコア・エーアイ(AutoCore.ai)に出資すると発表した。ベンチャー投資子会社ロバート・ボッシュ・ベンチャー・キャピタル

コンチネンタル―ロシアから撤退、カルーガ工場など売却―

自動車部品大手の独コンチネンタルは22日、ロシアからの撤退を発表した。すでにモスクワ南西部のカルーガにある工場を現地投資会社S8キャピタルに売却することで当局の承認を受けている。取引額は非公表。競合の仏ミシュランとフィン

シーメンス―1-3月期の純利益3倍以上に―

電機大手の独シーメンスが16日発表した2023年1-3月期(第2四半期)決算の純利益は前年同期比236%増の34億7,700万ユーロと3倍以上に拡大した。元子会社シーメンス・エナジーの保有株で評価益を計上したほか、本業が

ドイツ鉄道―高速鉄道ICE73編成を発注―

ドイツ鉄道(DB)は17日、高速鉄道ICE、73編成を製造元の2社に追加発注したと発表した。今回の取引によりDBが保有するICEの平均車齢は2030年までに現在の18年から12年へと大幅に若返る。 スペインのタルゴに「I

アルディ・ジュド―ネット通販の試験プロジェクト―

ディスカウントストア大手アルディ・ジュドがネット通販のパイロットプロジェクトを実施する。同社がインターネットで販売を行うのは初めて。食品業界紙『レーベンスミッテルツァイトゥング』が報じた。 本社所在地ミュールハイム・アン

ティッセンクルップ―水素製鉄向け電解槽を受注―

独複合企業ティッセンクルップは22日、電解プラント・エンジニアリング子会社ティッセンクルップ・ヌセラがスウェーデンの鉄鋼スタートアップ企業H2グリーン・スチール(H2GS)から電解槽を受注したと発表した。欧州初の本格的な

ノースボルト―独工場を北米工場と同時並行で建設―

ドイツ北部のシュレスヴィヒ・ホルシュタイン(SH)州ハイデにスウェーデンのスタートアップ企業ノースボルトが車載リチウムイオン電池セルの巨大工場(ギガファクトリー)を設置するプロジェクトは、ほぼ計画通りのタイムスケジュール

ポルシェ―モービルアイと自動運転で協業―

独フォルクスワーゲン(VW)の高級スポーツ車子会社ポルシェは9日、自動運転技術の有力企業であるイスラエルのモービルアイと戦略協業すると発表した。VWの小型商用車ブランド「VWヌッツファールツォイゲ(VWN)」もモービルア

ボッシュ―水素エンジン車を共同開発―

自動車部品大手の独ボッシュは10日、レーシングカーの設計・製造を手がける仏リジェ・オートモーティブと戦略パートナーシップを締結したと発表した。水素エンジン搭載の高性能車両を共同開発。6月に開催されるル・マン24時間レース

LEGイモビリエン―三菱電機のエアコン採用―

独不動産大手LEGイモビリエンが三菱電機と戦略パートナーシップを締結した。所有する賃貸住宅に三菱電機製のエアコンを導入する。ラース・フォンラックム最高経営責任者(CEO)への取材をもとに12日付『ヴェルト』紙が報じた。

DMG MORI―軍事目的での自社製品使用を防止へ―

DMG森精機の独子会社DMG MORI(旧ギルデマイスター)は自社製の工作機械が転売され軍事目的で使われるのを防止する考えだ。同社製品が顧客の工場から撤去されたり解体された場合、遠隔操作で使用できなくできるシステムの搭載

ラインメタル―ウクライナで合弁―

軍需大手の独ラインメタルがウクライナ同業のウクルオボロンプロムと合弁会社を設立する。アーミン・パッパーガー社長への取材をもとに経済紙『ハンデルスブラット』が12日、報じた。すでに契約を締結済みだ。 装甲車両のメンテナンス

ウイングコプター―欧州投資銀から融資獲得―

配達ドローン開発・製造の独ウイングコプターは11日、欧州投資銀行(EIB)から融資を受けると発表した。旗艦モデル「ウイングコプター198(W198)」の生産拡大、欧州内外での配達サービス拡充、技術開発に充てる。昨年6月に

フォルクスワーゲン―評価損で大幅減益に―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が4日発表した2023年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益は57億4,700万ユーロとなり、前年同期を31.0%下回った。比較対象の22年1-3月期は原料調達のリスクヘッジ取引

栗田工業―欧州の水処理装置メーカーを買収―

栗田工業は3日、フランス企業アルカーデ・ホールディングから水処理装置の製造・販売を手がける独仏など4カ国の子会社を完全買収することで合意したと発表した。電子産業向け水処理装置事業の現地製造拠点とサプライチェーンを獲得。欧

メルク―韓国にバイオプロセス施設を設置―

ライフサイエンス大手の独メルクは3日、韓国中西部の大田広域市にバイオプロセス施設を設置することなどで、市当局および産業通商資源部(MOTIE)と基本合意したと発表した。アジア太平洋地域のバイオ・製薬会社向けにライフサイエ

ワッカー・ケミー―スペインの発酵製品メーカーを買収―

化学大手の独ワッカー・ケミーは8日、スペインの発酵製品メーカー、ADLバイオファーマを投資会社カルテシアから完全買収したと発表した。バイオテクノロジー事業の売上高を2030年までに10億ユーロに拡大する方針に基づく措置。

ユニパー―1-3月期に黒字転換、スポット価格低下で―

エネルギー大手の独ユニパーが4日発表した2023年1-3月期(第1四半期)決算の純損益は67億3,000万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(31億100万ユーロ)から大幅に好転した。エネルギーの調達価格が低下したほか、

ソフトウエアAG―投資会社がTOB価格引き上げ―

独IT大手ソフトウエアAGは4日、同社に対し株式公開買い付け(TOB)を提案している米投資会社シルバー・レイクが買い取り価格を引き上げたと発表した。ソフトウエアAGの競合が拘束力のない暫定的な買収提案を行ったことを受けた

インフィニオン―中国企業からSiCウエハー調達へ―

半導体大手の独インフィニオンは3日、SiC(炭化ケイ素)半導体の製造に用いるウエハーとブール(ウエハーを切り出す前の円柱形の人造結晶原石)を中国の北京天科合達藍光半導体(タンケブルー)から長期調達することで合意したと発表

台湾積体電路製造―ドレスデンに欧州3社と合弁設立の方向―

半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)がドイツ東部のドレスデンに欧州同業3社と合弁工場を設立するもようだ。工場が設置されれば、欧州の半導体供給の安定に寄与する。補助金の獲得に向け現在、当局と交渉を行って

ZF―合弁の半導体R&D拠点はニュルンベルクに―

自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは3日、戦略提携先の米半導体大手ウルフスピードと共同で独南東部のニュルンベルク圏にSiC(炭化ケイ素)半導体の研究・開発(R&D)拠点を設置する計画を明らかにした。西南ドイツの

メルセデス―低炭素アルミを年内にも投入―

高級乗用車大手の独メルセデスベンツは9日、低炭素アルミニウムを用いた車両の量産を年内に開始すると発表した。自社製品の炭素中立(カーボンニュートラル)を2039年までに達成する目標実現に向けた取り組みの一環。まずは電気自動

GHTモビリティ―親会社DBの融資停止で経営破たん―

「クレバーシャトル」ブランドでオンデマンドのライドシェア(相乗り)サービスを提供するドイツのGHTモビリティは3日、会社更生手続きの適用を裁判所に申請したと発表した。親会社のドイツ鉄道(DB)が融資を突然、停止したことか

インフィニオン―ドレスデン新工場が着工―

半導体大手の独インフィニオンは2日、同国東部のドレスデンで新工場の鍬入れ式を行った。欧州連合(EU)は半導体の自給率引き上げを目指しており、式典には欧州委員会のウルズラ・フォンデアライエン委員長や独オーラフ・ショルツ首相

BASF―中国事業強化方針を再確認―

化学大手の独BASFは4月27日の株主総会で、中国事業を大幅に強化するこれまでの方針を改めて確認した。株主の間からは台湾進攻など地政学リスクを懸念する声が上がったが、経営陣は世界の化学業界売上の約50%を占める中国が同社

レンゴー独に新工場建設―

レンゴーは4月25日、ドイツ西部のノルトライン・ヴェストファーレン州に現地子会社トライコーの新工場を建設すると発表した。供給力の充実を通して幅広い包装ニーズに迅速対応できる態勢を整えるとともに、グループのグローバルな重量

メルセデス―増益確保、上位モデルの販売増で―

高級車大手の独メルセデスベンツが4月28日発表した2023年1-3月期決算の営業利益(EBIT)は55億400万ユーロとなり、前年同期を5%上回った。物価高騰で調達コストは膨らんだものの、利幅の大きい上位モデルの販売が好

ドイツ取引所―投資管理ソフト会社を買収―

フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所は4月27日、デンマークの投資管理ソフトウエア企業シムコープを買収することで合意したと発表した。乱高下する金融市場の影響を受けにくい分野で事業を強化する考え。既存事業とシムコ

ドイツ銀行―英投資銀ヌミスを買収―

ドイツ銀行は4月28日、英国の投資銀行ヌミスを買収することで合意したと発表した。英国で企業向け事業を強化する狙い。買収が実現すると、ドイツ銀は英市場の主要な投資銀行となる。 株式公開買い付け(TOB)を通してヌミスを買収

ドイツ銀行―1-3月期利益が10年ぶりの高水準に―

独銀最大手のドイツ銀行が4月27日発表した2023年1-3月期(第1四半期)決算の税引き前利益は前年同期比12%増の18億5,200万ユーロとなり、10年ぶりの高水準に達した。金利上昇に伴う収入増が大きい。純利益は9%増

ヘンケル―ロシア事業を現地企業に売却―

化学大手の独ヘンケルは20日、ロシア事業を現地投資会社のコンソーシアムに売却することで合意したと発表した。取引金額は540億ルーブル(約6億ユーロ)。すでに当局の承認を得ており、クロージング待ちの状態にある。 売却先の投

フォルクスワーゲン―グループの1-3月期販売7.5%増加―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が21日に発表した1-3月期のグループ新車販売台数は204万600台となり、前年同期を7.5%上回った。比較対象の2022年1-3月期は半導体不足やロシアのウクライナ侵攻が響いて大

テネット―交直変換所をシーメンスEなどに発注―

送電大手の蘭テネットは20日、北海の洋上風力発電パーク3カ所を陸上の送電網と連結するプロジェクトに絡んで、洋上・陸上の交直交換所と関連インフラを独シーメンス・エナジー(SE)と西ドラガドス・オフショアの企業連合に発注した

MANエナジー―CCUSでCO2圧縮機に商機、年商10億ユーロへ―

大型エンジン大手の独MANエナジー・ソリューションズが二酸化炭素(CO2)圧縮機事業に大きな期待をかけている。脱炭素の流れを背景にCCUS(CO2回収・有効利用・貯留)市場が今後、大幅に拡大し、CO2の有効利用と貯留に必

ボッシュ―ポーランドにヒートポンプ工場建設―

複合企業の独ボッシュは19日、ポーランド南西部のドブロミエシュにヒートポンプ工場を設置すると発表した。ヒートポンプの生産能力を拡大し、増大する欧州需要に対応する。投資額は約2億5,500万ユーロ。2024年に着工し、25

フィースマン―米同業に身売りか―

暖房機器大手の独フィースマンが米同業キャリア・グローバルに身売りするという観測が浮上している。ロイター通信などが報じたもので、売却交渉は進展した段階にあるという。関係各社は報道内容へのコメントを控えている。 報道によると

ソフトウエアAG―SaaS化に向け投資会社に身売り―

独IT大手ソフトウエアAGは21日、米投資会社シルバー・レイクが同社を買収する計画を明らにした。シルバー・レイクの支援を受けて事業改革を進め、大幅な成長につなげる狙いだ。 シルバー・レイクは株式公開(TOB)を通してソフ

フォルクスワーゲン―中国での電動車開発を30%短縮へ―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は18日、中国にフルコネクテッド電動車開発・イノベーション・調達センターを設立すると発表した。自社の開発・調達能力を統合するとともに、現地サプライヤーを早い時点で製品開発に関与させ

ZF―SiC半導体をSTMから調達―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは13日、スイス半導体大手のSTマイクロエレクトロニクス(STM)からSiC(炭化ケイ素)半導体モジュールを調達することで合意したと発表した。ZFはSiC半導体を米ウルフスピ

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