ドイツ自動車部品工業界の動き

ボッシュ―マイクロソフトと協業、車載ソフト開発支援へ―

自動車部品大手の独ボッシュは18日、車両とクラウドをシームレスにネットワーク化するためのプラットホームの開発で米IT大手マイクロソフトと協業すると発表した。顧客の自動車メーカーが車両のライフサイクル全体を通して新しい機能 […]

トルコの車部品メーカー、ブルガリアに第2工場

トルコのバイラクタルラル(Bayraktarlar)・グループのブルガリア子会社で、自動車部品製造を手がけるオデロ・ファルバ・ブルガリアが第2工場を設置する。プロブディフ近郊のトラキア経済区(TEZ)にある既存拠点を拡張

米ボルグワーナー、独AKASOLを買収

米自動車部品大手のボルグワーナーは15日、独リチウムイオン電池システムメーカーのAKASOLを買収すると発表した。AKASOLの株式1株あたり120ユーロを提示している。これは過去3カ月の終値の平均に約23%のプレミアム

独クノールブレムゼ、電動車分野の開発ユニットを新設

独商用車・鉄道車両用ブレーキ大手のクノールブレムゼは8日、新たな開発ユニット「eCUBATOR」を開設し、同社の電動車(エレクトロモビリティ)分野のノウハウを集約すると発表した。新ユニットは、社内・社外のエンジニア約60

チェコ国境で入国制限、独サプライヤーの生産に影響

ドイツ政府が新型コロナウイルスの感染拡大防止策としてチェコからの入国制限を実施していることで、チェコとの国境付近に拠点を置くドイツの自動車部品メーカーでは、チェコからの越境通勤の従業員が出社できず、生産に影響が出ている。

アカゾール―車部品のボルグワーナーに身売り―

リチウムイオン電池システム製造の独アカゾールは15日、自動車部品大手の米ボルグワーナーに自社を売却することで合意したと発表した。ボルグワーナーが持つ世界的な事業網を活用して成長を加速させる狙い。アカゾールは身売り後も独立

独ヴィッテ・オートモーティブ、チェコIMAを買収

独自動車部品会社のヴィッテ・オートモーティブはこのほど、電子機器を開発するチェコのIMAを2021年1月1日付で完全子会社化したと発表した。IMAの技術を制御システムやセンサー分野に活用し、例えば、ジェスチャー操作の分野

独ZF、米国で大型受注獲得

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは9日、北米の複数の自動車メーカーから商用車向けの8速自動変速機「パワーライン」の大型受注を獲得したと発表した。受注総額は数十億ユーロで、ZFの商用車セグメントにとって過去最

Hella

独自動車照明・電子部品大手のヘラー は3日、韓国の自動車部品大手万都(マンド)との合弁会社Mando Hella Electronicsの保有株式50%を万都に売却すると発表した。事業のグローバル化に伴い、同国の顧客ニー

ボッシュ―EUの次期排ガス規制を警戒―

自動車部品大手の独ボッシュは4日の決算記者会見で、欧州連合(EU)が導入を検討している自動車の次期排ガス規制「ユーロ7」に懸念を表明した。内燃機関車の実質的な禁止命令になる恐れがあるためで、フォルクマル・デナー社長は「ユ

独ZF、VWグループから電動車用ブレーキシステムを受注

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは1月25日、独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)グループから電動車用のブレーキシステムを受注したと発表した。VWの電気自動車「ID.3」と「ID.4」のほか、VWグルー

独コンチネンタル、HL規格のタイヤ生産

独自動車部品大手のコンチネンタルは21日、タイヤの最大負荷能力を示す荷重指数(LI:ロードインデックス)が「HL」の乗用車用タイヤを生産すると発表した。従来の「XL」規格のタイヤと同じ空気圧で比較した場合、HLタイヤの方

独コンチネンタル、HL規格のタイヤ生産

独自動車部品大手のコンチネンタルは21日、タイヤの最大負荷能力を示す荷重指数(LI:ロードインデックス)が「HL」の乗用車用タイヤを生産すると発表した。従来の「XL」規格のタイヤと同じ空気圧で比較した場合、HLタイヤの方

マーレなど独3社、ハンガリーに追加投資

ハンガリーのシーヤールト外務貿易相は18日、ドイツの大手企業3社が同国での増産に向けて追加投資することを明らかにした。投資額は総額40億フォリント(1,120万ユーロ)で、政府が12億フォリントを助成する予定。1,770

ZFがマイクロソフトなどと提携、生産のデジタル化推進で

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは13日、生産活動のデジタル化を促進するデジタル・マニュファクチャリング・プラットフォーム(DMP)の構築に向け、米マイクロソフトおよび監査大手プライスウォーターハウスクーパ

コンチネンタル、セルビア新工場を3月開所

独自動車部品大手コンチネンタルが今年3月、セルビア北部ボイボディナ自治州の州都ノビサドに新工場を開所する。同州政府が12日明らかにした。投資額は1,300万ユーロで、ディスプレイやカメラなどを含む車載情報機器の生産拠点と

コンチネンタル―「構造転換の勝ち組に」―

自動車部品大手の独コンチネンタルは12月16日、新事業戦略を発表した。自動車業界の構造転換と二酸化炭素(CO2)排出規制の強化に積極的に対応することで競争力を高めることが狙い。ニコライ・ゼッツァー最高経営責任者(CEO)

ZFの商用車向け8速AT、本社工場で量産開始

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは11日、8速自動変速機(AT)の商用車向けシリーズ「ZFパワーライン」の量産を開始したと発表した。従来比で10%の燃費改善と、乗用車と同等の快適性が特長。中型トラックや大型

独ボッシュ、車載コンピューター事業を強化

独自動車部品大手のボッシュは16日、車載コンピューター事業の強化に向け2021年1月から新しい事業部門クロスドメインコンピューティングソリューションを発足させると発表した。ボッシュは車載コンピューターでこれまでに数十億ユ

InductInfra

電気自動車が走行中に充電することができる非接触型(ワイヤレス)充電システムの研究プロジェクト。新しい構造工学のコンセプトや材料の研究、インフラ設備への導入などを研究する計画。 ドイツのアーヘン工科大学(RWTH)、中堅建

独ボッシュ、24年に定置用燃料電池の量産開始

独自動車部品大手のボッシュは7日、2024年に定置用燃料電池の量産を開始する計画を発表した。提携先の英燃料電池開発会社のセレス・パワーが開発した固体酸化物形燃料電池(SOFC)の技術をベースとする分散型発電設備をライセン

BASF

独化学大手のBASF はこのほど、車両のセンサーアプリケーション用に改良したポリブチレンテレフタレート(PBT)「ウルトラデュアー RX(Ultradur RX)」を開発したと発表した。Ultradurを使用したセンサー

Hella

独自動車照明・電子部品大手のヘラー は1 日、 同社のマイルドハイブリッド(MHV)向けソリューションである「パワーパック48ボルト」と「デュアルボルテージ・バッテリーマネジメントシステム」が中国で「インダストリーディベ

マレリ―独に電動ドライブトレイン工場開設―

マレリはこのほど、独西部のケルンに電気自動車(EV)用ドライブトレインの生産施設を開設すると発表した。欧州では二酸化炭素(CO2)排出規制などを背景に電動車需要が急速に増えていることから、需要を取り込む考えだ。 1万8,

独コンチネンタル、ハンガリーの2拠点に256億フォリント投資

独自動車部品大手のコンチネンタルはこのほど、ブダペストおよび同国西部のヴェスプレームにある拠点を拡張する計画を明らかにした。256億フォリント(7,150万ユーロ)を投じ、コネクテッドカーなど次世代の自動車モデル用の電子

独軍需大手ラインメタル、チェコGSGと戦略提携

独軍需・自動車部品大手のラインメタルは11月26日、チェコの産業・軍需会社チェコスロヴァク・グループ(CSG)と戦術軍用車両の分野での協力について覚書(MoU)を締結したと発表した。両社は、トラックメーカー、タトラが本社

ヴァルメット、バッテリー試験センターをドイツに開設

フィンランドの自動車受託生産メーカー、ヴァルメット・オートモーティブ(VA)は11月27日、ドイツ南部のヴァイヘンブロンで電動車(EV)用バッテリーの試験センターを開設したと発表した。同センターの敷地面積は約1,500平

独軍需大手ラインメタル、チェコGSGと戦略提携

独軍需・自動車部品大手のラインメタルは11月26日、チェコの産業・軍需会社チェコスロヴァク・グループ(CSG)と戦術軍用車両の分野での協力について覚書(MoU)を締結したと発表した。両社は、トラックメーカー、タトラが本社

マレリが独ケルンに工場設置、EV用ドライブトレイン生産

自動車部品大手のマレリ(本社:埼玉)は11月26日、独ケルンに電気自動車(EV)用ドライブトレインの工場を建設すると発表した。生産施設の面積は1万8,000平方メートルで、将来の拡張も見込む。稼働開始は2021年上期の予

Mann+Hummel

独自動車・産業用フィルター大手のマン・ウント・フンメル(M+H) は11月24日、英ウルヴァーハンプトンのヒルトン・クロス・ビジネスパークにある中核工場を閉鎖すると発表した。同工場の生産は、2022年末までに完全に停止し

FCAと独研究所、3Dプリンター部品を共同開発

ドイツのフラウンホーファー・付加製造技術研究所(IAPT)はこのほど、欧米自動車大手のフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)と、積層造形(3Dプリンター)によるFCAのスポーツカー用のブレーキキャリパー統合

自動車業界支援を国が拡大、総額は30億ユーロ増の50億に

ドイツ政府は17日、与党、自動車産業が盛んな州、自動車業界労使の代表などとのテレビ会談で、同業界への支援を大幅に拡大することを明らかにした。100年に1度の構造転換と新型コロナ危機という2つの試練に直面する業界をサポート

蜂巣能源科技―電池工場を独に建設、生産能力は24GWh―

中国の電池新興企業、蜂巣能源科技(SVOLT)と西南ドイツのザールラント州政府は17日に共同記者会見を開き、SVOLTが同州にリチウムイオン電池工場を建設すると発表した。欧州自動車メーカーが電動車の生産を今後、急速に増や

中国SVOLT、ドイツに生産進出

ドイツのザールラント州政府と中国のリチウムイオン電池メーカー、蜂巣能源科技(SVOLT)は17日の共同記者会見で、SVOLTが同州に2工場を建設する計画を発表した。ユーバーヘルン近郊のリンスラーフェルトに電池セル工場を、

ボッシュとBASF、農業用デジタル技術の合弁設立

独自動車部品大手のボッシュはこのほど、独化学大手BASFの子会社BASFデジタルファーミングと合弁会社を設立すると発表した。同合弁を通して、世界市場向けに農業向けのデジタル技術を販売していく。11月10日に合意書に署名し

独ヘラー、リトアニアの電子部品工場を拡張

独自動車部品大手のヘラーは11日、リトアニアのカウナスにある電子部品工場を拡張すると発表した。電子部品の需要拡大を見込み、今後数年間で生産能力を継続的に増強していく。長期的な生産能力の拡大に5,000万ユーロ前後を投資す

コンチネンタル―2期連続赤字見通し―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は11日の決算発表で2020年12月期の業績見通しを明らかにした。同社は当初、売上高を425億~445億ユーロ、売上高営業利益率(調整済みベース)を5.5~6.5%とする予測

自動車部品のZFが工場を一時閉鎖、コロナ集団感染で

自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンが独西部のアイトルフで運営するショックアブソーバー工場で新型コロナウイルスの集団感染が発生したことが11日、明かになった。広報担当者は同日メディアの問い合わせに、従業員およそ7

独コンチネンタル、モイアにタイヤサービス提供

独自動車部品大手のコンチネンタルは2日、フォルクスワーゲン(VW)グループ傘下のモビリティサービス子会社モイア(MOIA)が提供する電気自動車の相乗りサービス(ライドプーリング)にタイヤおよびサービスを提供すると発表した

パワーセル、ボッシュから燃料電池スタック受注

スウェーデンの燃料電池開発会社パワーセル・スウェーデンは6日、独自動車部品大手のボッシュから燃料電池スタック「パワーセルS3」を受注したと発表した。取引規模は総額で約970万スウェーデン・クローナ(90万1,000ユーロ

独ヘラー、リトアニアの電子部品工場を拡張

独自動車部品大手のヘラーは11日、リトアニアのカウナスにある電子部品工場を拡張すると発表した。電子部品の需要拡大を見込み、今後数年間で生産能力を継続的に増強していく。長期的な生産能力の拡大に5,000万ユーロ前後を投資す

ZF Friedrichshafen

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェン は、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン州アイトルフにあるショックアブソーバー工場を差し当たり11月12日~15日まで閉鎖する。同社の広報担当者は11日、アイトルフ工場

Hella

独自動車用照明・電子部品大手のヘラー は5日、平らでコンパクトな設計の作業用LEDライト「フラット・マウンティング・ソリューション(FMS)」を発売すると発表した。例えば、自治体の業務車両や救急車、建機、農機などの車両サ

独コンチネンタルの社長が辞任、健康上の理由から

独自動車部品大手のコンチネンタルは10月29日、同社のエルマー・デーゲンハルト社長(61)が2020年11月30日付で辞任する意向を監査役会に伝えたと発表した。健康上の理由によるもので、2024年8月11日までとなってい

独クノールブレムゼ、レイル・ビジョンへの出資拡大

独商用車・鉄道車両用ブレーキ大手のクノールブレムゼは10月26日、イスラエルの新興企業レイル・ビジョンへの出資を拡大したと発表した。レイル・ビジョンの増資に伴い、1,000万米ドルを投資して同社の資本の19.8%を追加取

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