ドイツ電気電子産業界の動き

独シーメンス、ウクライナのエネルギー大手にGISを供給

独電機大手シーメンスは9日、ウクライナのエネルギー大手DTEKからガス絶縁開閉装置(GIS)を受注したと発表した。同社が供給するのは「ブルーGIS」と呼ばれる機種で、DTEKの炭鉱施設で利用される予定。環境性能に優れた同

ボッシュ―半導体新工場、年末に生産開始―

自動車部品大手ボッシュは8日、独東部のドレスデンに建設した半導体工場での生産を年末に開始すると発表した。同工場では需要の拡大が見込まれる車載品とIoT向け製品を製造する。 ボッシュはこれまで西南ドイツのロイトリンゲンにあ

ボロコプター―NTTや東京センチュリーから資金調達―

空飛ぶクルマを開発する独ボロコプターは3日、総額2億ユーロを投資家から調達する契約に調印したと発表した。自動車大手ダイムラーなど既存の出資者のほか、東京センチュリー、NTT、資産運用大手ブラックロック、インフラ大手アトラ

グローバルファウンドリーズ

半導体受託製造大手の米グローバルファウンドリーズ(GF)が増産体制を構築する意向だ。世界的な半導体不足を踏まえたもので、米ニューヨーク州マルタ、シンガポール、独ドレスデン工場の生産能力を2022年までに拡張する。投資額は

メルク

製薬・化学大手の独メルクは4日、液晶や半導体材料を手がけるパフォーマンスマテリアルズ部門の名称を「エレクトロニクス」に改めると発表した。ハイテク材料向け事業の強化戦略に基づく措置。「半導体ソリューション」「ディスプレー・

シーメンス・エナジーがDAX昇格

フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所は3日、主要株式指標の入れ替えを発表した。電機大手シーメンスから分離・独立したエネルギー設備大手のシーメンス・エナジーが最上位30銘柄からなるDAXにワンランク下のMDAXか

家電大手ミーレの工場で集団感染、5工場が連鎖停止

高級白物家電大手のミーレは2月26日、独西部のオイスキルヒェンにあるモーター工場で新型コロナウイルスの集団感染が発生したことを明らかにした。これに伴い同工場の生産が一時、停止されたことから、川下工程などの計5工場が3月第

電機輸出が3年来の低水準、20年の減少幅5.7%に

独電気電子工業会(ZVEI)が22日発表した同国の2020年の電機製品輸出高は前年比5.7%減の2,027億ユーロとなり、3年来の低水準に落ち込んだ。コロナ禍が響いた格好。輸出先上位10カ国のなかで増加したのは1位中国(

PVC不足で電線業界が苦境に

独電気電子工業会(ZVEI)は19日、欧州の電線メーカーがポリ塩化ビニル(PVC)の供給不足に直面していることを明らかにした。PVCは電線を被覆する絶縁材として必要不可欠の素材。産業や家電、自動車、送電、通信など幅広い分

電機輸出が3年来の低水準、20年の減少幅5.7%に

独電気電子工業会(ZVEI)が22日発表した同国の2020年の電機製品輸出高は前年比5.7%減の2,027億ユーロとなり、3年来の低水準に落ち込んだ。コロナ禍が響いた格好。輸出先上位10カ国のなかで増加したのは1位中国(

PVC不足で電線業界が苦境に

独電気電子工業会(ZVEI)は19日、欧州の電線メーカーがポリ塩化ビニル(PVC)の供給不足に直面していることを明らかにした。PVCは電線を被覆する絶縁材として必要不可欠の素材。産業や家電、自動車、送電、通信など幅広い分

アカゾール―車部品のボルグワーナーに身売り―

リチウムイオン電池システム製造の独アカゾールは15日、自動車部品大手の米ボルグワーナーに自社を売却することで合意したと発表した。ボルグワーナーが持つ世界的な事業網を活用して成長を加速させる狙い。アカゾールは身売り後も独立

環球晶円

台湾半導体ウエハー大手の環球晶円(グローバルウェーハズ)は9日、独同業シルトロニックへの株式公開買い付け(TOB)に成功したと発表した。シルトロニック株をこれまでに50.8%確保。TOBの成立条件とした「50%以上の株式

電機業界受注4カ月連続増、稼働率は通常水準の82%に

ドイツ電気電子工業会(ZVEI)が9日発表した独業界の12月の新規受注高は前年同月比13.0%増と2ケタ台の伸びを記録した。増加は4カ月連続。国内受注が23.7%増、ユーロ圏(ドイツを除く)が19.8%増と大きく拡大。ユ

センサー大手の独バルーフ、ハンガリーR&D事業を強化

センサーの世界的大手である独バルーフ・エレクトロニカが、ハンガリーにおける研究開発(R&D)事業強化に21億フォリント(約580万ユーロ)を投じる。西部ヴェスプレーム工場のR&D能力を50%引き上げる

シーメンス―業績予測引き上げ―

電機大手の独シーメンスは3日の決算発表で、2021年9月通期の業績見通しを引き上げた。20年10-12月期(第1四半期)の実績が良好だったためで、為替変動と事業の買収・売却を除いた実質ベースの売上高を従来予測の「緩やかな

欧州電子業界が品質向上で提携、東欧3カ国も参加

独インフィニオンの主導で、電子部品・システムの品質向上を図るプロジェクト「インテリジェント・リライアビリティ4.0(iRel40)」が動きだしている。欧州製品の競争力維持に向けて、部品レベルから高性能・長寿命の製品づくり

フォルクスワーゲン―車載電池リサイクルを開始―

自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は1月29日、車載電池リサイクルのパイロット設備をドイツ北部のザルツギターで稼働させたと発表した。電動車の本格普及と廃車の増加をにらんだ取り組みで、廃電池から材料を効率的に取り出す技

シーメンス・エナジー―従業員7800人を削減―

エネルギー設備大手の独シーメンス・エナジーは2日、コスト削減計画を発表した。競争力の持続的な確保に向けて、事業環境が大幅に悪化している在来型発電部門にメスを入れる。これに伴い従業員の1割弱に当たる7,800人を2025年

独電機業界、今年は5%の生産増に

独電気電子工業会(ZVEI)は1月28日、独電機業界の実質生産高が今年は前年比で5%増加し、3年ぶりに拡大へと転じるとの予測を発表した。昨年は新型コロナ危機の直撃を受けて7%減(暫定値)と大幅に下落したことから、危機前の

ハイデルベルガー―電動車充電器の生産能力倍増―

印刷機械大手の独ハイデルベルガー・ドルックマシーネンは20日、電動車の家庭用充電器(ウォルボックス)の第2生産ラインをヴィースロッホ-ヴァルドフル工場で稼働させたと発表した。電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド車(

環球晶円―独社へのTOB、価格を短期間で2度引き上げ―

台湾半導体ウエハー大手の環球晶円(グローバルウェーハズ)は独同業シルトロニックへの株式公開買い付け(TOB)で買い取り価格を引き上げることを22日と25日にそれぞれ発表した。同価格のつり上げを狙う複数のヘッジファンドが圧

シーメンス―10-12月期好調、デジタル産業は57%増益に―

電機大手の独シーメンスは21日、2020年10-12月期(第1四半期)の業績が市場予想を大幅に上回ったと発表した。3部門中2部門で営業増益を確保。デジタル産業部門と中国事業が特に好調だった。同社全体の売上高や利益は明らか

11月の電機輸入が増加、20年ぶりに輸出とほぼ同額に

独電気電子工業会(ZVEI)が20日発表した独電機業界の11月の輸出高は前年同月比0.4%減の189億ユーロへとやや縮小した。輸入高は7.6%増の188億ユーロへと大きく拡大。20年ぶりに輸出と同じ水準となった。 1~1

ハイデルベルガー―電動車充電器の生産能力倍増―

印刷機械大手の独ハイデルベルガー・ドルックマシーネンは20日、電動車の家庭用充電器(ウォルボックス)の第2生産ラインをヴィースロッホ-ヴァルドフル工場で稼働させたと発表した。電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド車(

環球晶円―独社へのTOB、価格を短期間で2度引き上げ―

台湾半導体ウエハー大手の環球晶円(グローバルウェーハズ)は独同業シルトロニックへの株式公開買い付け(TOB)で買い取り価格を引き上げることを22日と25日にそれぞれ発表した。同価格のつり上げを狙う複数のヘッジファンドが圧

ハイデルベルガー―電動車充電器の生産能力倍増―

印刷機械大手の独ハイデルベルガー・ドルックマシーネンは20日、電動車の家庭用充電器(ウォルボックス)の第2生産ラインをヴィースロッホ-ヴァルドフル工場で稼働させたと発表した。電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド車(

シーメンス―10-12月期好調、デジタル産業は57%増益に―

電機大手の独シーメンスは21日、2020年10-12月期(第1四半期)の業績が市場予想を大幅に上回ったと発表した。3部門中2部門で営業増益を確保。デジタル産業部門と中国事業が特に好調だった。同社全体の売上高や利益は明らか

環球晶円―独社へのTOB、価格を短期間で2度引き上げ―

台湾半導体ウエハー大手の環球晶円(グローバルウェーハズ)は独同業シルトロニックへの株式公開買い付け(TOB)で買い取り価格を引き上げることを22日と25日にそれぞれ発表した。同価格のつり上げを狙う複数のヘッジファンドが圧

シーメンス―10-12月期好調、デジタル産業は57%増益に―

電機大手の独シーメンスは21日、2020年10-12月期(第1四半期)の業績が市場予想を大幅に上回ったと発表した。3部門中2部門で営業増益を確保。デジタル産業部門と中国事業が特に好調だった。同社全体の売上高や利益は明らか

11月の電機輸入が増加、20年ぶりに輸出とほぼ同額に

独電気電子工業会(ZVEI)が20日発表した独電機業界の11月の輸出高は前年同月比0.4%減の189億ユーロへとやや縮小した。輸入高は7.6%増の188億ユーロへと大きく拡大。20年ぶりに輸出と同じ水準となった。 1~1

11月の電機輸入が増加、20年ぶりに輸出とほぼ同額に

独電気電子工業会(ZVEI)が20日発表した独電機業界の11月の輸出高は前年同月比0.4%減の189億ユーロへとやや縮小した。輸入高は7.6%増の188億ユーロへと大きく拡大。20年ぶりに輸出と同じ水準となった。 1~1

ICT市場が今年は好転見通し

情報通信業界連盟(Bitkom)は13日、ドイツの情報通信技術(ICT)市場が2021年は前年比2.7%増の1,744億ユーロとなり、2年ぶりに拡大する見通しを発表した。コロナ禍で見送られた投資が実施されるうえ、在宅勤務

水素経済実現へ、政府がプロジェクト支援に7億ユーロ

ドイツ連邦教育・研究省(BMBF)は13日、環境に優しい「グリーン水素」の実用化に向けて計3件のプロジェクトを支援すると発表した。同国は炭素中立目標の達成に向けて国内で水素経済を実現するとともに、グリーン水素に関連する技

ティッセンクルップ―電解槽をカナダで受注―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップは18日、傘下企業ティッセンクルップ・ウーデ・クロリン・エンジニアズがカナダ電力大手イドロ・ケベックから電解槽を受注したと発表した。イドロ・ケベックは同電解槽を利用してグリーン水素など

シーメンス―エジプト初の高速鉄道を受注―

電機大手のシーメンスは14日、エジプト初の高速鉄道を建設することなどで同国政府と基本合意したと発表した。競合の仏アルストム、中国中車(CRRC)に競り勝って受注を獲得した。シーメンスは2015年にエジプト政府から受注した

電機業界受注3カ月連続増に、生産も1年2カ月ぶりに拡大

独電気電子工業会(ZVEI)が11日発表した同国電機業界の11月の新規受注高は前年同月比14.0%増と大幅に伸びた。比較対象である2019年11月の水準が低かったという事情はあるものの、拡大は3カ月連続となっており、新型

電動キックボードの人身事故、1-9月は1600件弱に

電動キックボードの人身事故件数が2020年1-9月期は1,570件だったことが、連邦統計局の発表で分かった。利用者数が比較的少ないこともあり、自転車の同7万3,293件を大幅に下回り、人身事故全体に占める割合も0.8%に

小型廃家電の回収をスーパーにも義務付け

ドイツ政府は12月16日の閣議で、廃家電法(電気・電子機器法)改正案を承認した。廃家電の回収義務を小型製品に限りスーパーマーケットなどにも拡大適用し、リサイクル比率を高めることが狙い。連邦議会(下院)と連邦参議院(上院)

電機輸出の減少幅、10月は5.4%に拡大

独電気電子工業会(ZVEI)が12月21日発表した独電機業界の10月の輸出高は前年同月比5.4%減の182億ユーロとなり、減少幅は前月の0.9%から拡大した。1~10月は前年同期比7.2%減の1,659億ユーロだった。

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