トルコ・ストリーム延伸、セルビア区間が稼働
ロシア産天然ガスをトルコ経由で欧州に運ぶパイプライン「トルコ・ストリーム」を西欧方面に延伸する「バルカン・ストリーム」のセルビア区間が稼働し、1月1日からトルコ・ストリームを経由したロシア産ガスの輸送が正式に始まった。セ […]
ロシア産天然ガスをトルコ経由で欧州に運ぶパイプライン「トルコ・ストリーム」を西欧方面に延伸する「バルカン・ストリーム」のセルビア区間が稼働し、1月1日からトルコ・ストリームを経由したロシア産ガスの輸送が正式に始まった。セ […]
ロスネフチがシベリア連邦大学の科学者と共同で、環境負荷の小さい掘削液を開発している。シードオイルをベースにし、生分解性の成分を含むという。 ロスネフチは、外国製品に性能が劣らない「グリーン掘削液」の開発を非常に重要な課題
ロシア石油最大手の国営ロスネフチは7日、国内中南部のサマラ精製コンビナート内にあるノボシビルスク製油所で、作業員の保護装備としてスマートヘルメットの実証試験を行ったと発表した。通信大手ロステレコムとの合同プロジェクトで、
高圧技術大手の米ハスケルとチェコのガス燃料販売業ボネットは8日、チェコ石油化学大手ユニペトロルが進める水素ステーション設置プロジェクトで、ハスケル製の「ジェノ(Geno)」ステーションを採用すると発表した。来年の夏からプ
ロシアとドイツを結ぶバルト海天然ガスパイプライン「ノルド・ストリーム2」に関し、ロシア国営ガスプロムが過半数株を握るプロジェクト運営会社は11日、敷設工事を再開したと発表した。関連企業に対する米国の制裁発動を受けて工事を
ポーランド石油最大手で国営のPKNオルレンはこのほど、独パッサウ出版グループから民間メディア大手のポルスカプレスを買収した。取引額や具体的な日程は明らかにしていない。現地経済紙『プルス・ビズネス』によれば、買収額は1億2
ルーマニアの石油ガス大手OMVペトロムがバイオ混合燃料の生産を拡大している。欧州連合(EU)が目指す、交通分野の排出削減のため燃料全体に占める再生可能エネルギー源の比率を2020年の10%から30年までに14%に引き上げ
チェコ電力最大手で国営のCEZは9日、英ロールスロイスと小型モジュール原子炉(SMR)開発での提携で基本合意した。 ロールスロイスは、低コストのSMR設計に取り組むUK SMRコンソーシアムを主導している。同コンソーシア
トルコの複合企業カルヨン(Kalyon)ホールディングは10日、アンカラにあるソーラーモジュール工場の拡張で中国電子科技集団(CETC)と提携すると発表した。太陽電池・パネルの生産能力を現行の500メガワットの2倍に増強
ギリシャからアルバニアを経由してイタリアに至る「アドリア海横断パイプライン(TAP)」が15日開通した。これにより、アゼルバイジャンの天然ガスをトルコ経由で欧州に輸送する「南ガス回廊」が完成した。 TAPの全長は878キ
ロシア石油最大手の国営ロスネフチは2日、子会社サモトロルネフチェガス(Samotlorneftegaz)が石油生産で汚染された水域から石油の主成分である炭化水素を除去する新しい技術を開発し、成果を上げていると発表した。同
ポーランド国営石油大手のPKNオルレンはルーマニアをはじめ欧州での事業を積極的に拡大していく方針だ。10月末に行われたオバイテク最高経営責任者(CEO)とルーマニアのオルバン首相との会見を受けて発表されたもので、ますは同
インフラ建設大手の中国電力建設集団(パワーチャイナ)はこのほど、ウクライナの風力発電事業者「ウィンドファーム」と発電容量800メガワット(MW)規模の風力発電ファームを建設することで合意した。ウィンドファームの発表による
ロシア国立原子力研究大学(MEPhl)の研究チームが水素貯蔵材料の研究に向けて、新しい試験設備を製作した。フィルム状の水素吸蔵合金に適した合金組成や製造法を見出す目的だ。同大学によると、この種の設備はほかに類を見ないとい
チェコ電力大手のエネルゴプロは1日、トルコ東部で建設していた2つの水力発電所が稼働したと発表した。建設費は8億米ドル強(約190億コルナ)で、チェコ企業の水力発電所投資として1989年11月以来最大となった。エネルゴプロ
商船三井(MOL)は2日、ロシア2位のガス会社ノバテクが北極圏ギダン半島で進める液化天然ガス(LNG)生産事業「アークティックLNG2」向けの輸送事業で、新造の砕氷LNGタンカー3隻の定期傭船契約を締結したと発表した。韓
ロシア石油最大手で国営のロスネフチはこのほど、有機化合物のアセトンからイソプロピルアルコール(イソプロパノール)を生産するための新しい手法を開発したと発表した。新手法は鉱物から得られた不均一系金属触媒を用いたアセトン水素
ルーマニアのオルバン首相は10月末、訪問先のフランスで、同国政府とチェルナヴォダ原子力発電所の拡張事業に関し基本合意に達したことを明らかにした。同事業は国営の原発事業者ヌクレアルエレクトリカを通じて原子炉2基の新設と1基
ロシア・トムスク工科大学(TPU)の科学者らが、泥炭とふすまを加工・混合することで、褐炭に匹敵する燃料を作り出すことに成功した。既存のバイオマス燃料を改良することで無駄を小さくする狙いだ。将来的には産業有機廃棄物にもこの
ポーランド国営ガス石油大手PGNiGは21日、デンマーク電力大手オーステッド傘下のオーステッド・ザルグ・アンド・サービスと天然ガスの長期購入契約を結んだと発表した。ロシア産への依存低減を目指す政府の方針に沿って天然ガス調
エストニア国営電力エースティ・エネルギアは27日、再生可能エネルギーや蓄電池、電気自動車(EV)をネットワークで制御して運用する「仮想発電所(VPP)」を稼働すると発表した。分散電源を束ねて運用することでコストを低下させ
ロシア石油最大手で国営のロスネフチは20日、メタン芳香族化の新技術を開発したと発表した。天然ガスや関連する石油ガスから水素と芳香族の両方を抽出する手法で、既存の水素及び合成炭化水素の抽出技術に代わるものとなる。同社は新技
ポーランドが新たな原子力発電所の建設を米国に発注する観測が強まっている。ロイター通信が20日報じたところによると、両国はこのほど今後1年半かけて建設および資金調達のためのプログラム開発に取り組むことで合意した。米エネルギ
ポーランド国営ガス石油大手PGNiGは12日、ウクライナの国家資産基金(ERU)と国有資産民営化に関する機密情報の秘密保持契約(NDA)を交わしたと発表した。これにより、同国のエネルギー企業に資本参加するための前提条件を
ロシア民間ガス最大手のノバテクが、北極圏ギダン半島の「アークティックLNG2」プラントで製造する液化天然ガス(LNG)の8割をアジア市場に供給する計画を明らかにした。北極海航路の通年運航が可能になるという前提に立ち、アジ
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2日、ポーランド北部グダニスクのビストラ風力発電所に国内最大規模のハイブリッド型蓄電池システム(BESS)を設置し、実証運転を開始したと発表した。同地で予定されている大規模
ロシア石油最大手で国営のロスネフチは28日、日本企業を対象に、ビデオ会議を通じて調達手続きに関するセミナーを開催した。 経済産業省資源エネルギー庁とロスネフチで作る共同調整委員会が今年1月に開いた初のセミナーに続くもので
ロシア石油最大手の国営ロスネフチは10日、傘下のノボクイビシェフ製油所がニューラルネットワーク(NN)を利用して職場の安全や従業員の健康を監視するためのプログラムを開発したと発表した。同プログラムは人工知能(AI)をベー
人工知能(AI)とブロックチェーン技術に基づく再生可能エネルギー活用のソリューションを提供する。「地産地消型のエネルギーシステム構築」を掲げており、既存の送電網を利用してオフィス、工場、公共施設、店舗やアパート・戸建てな
エストニア政府が電気バスの購入や給電施設の設置などに400万ドルを助成する。タービ経済・インフラ相がこのほど同法案に署名した。同省は助成金を通して交通機関の電化などを進め、二酸化炭素(CO2)の削減を図る方針だ。 法案に
エストニア国営電力エースティ・エネルギアが国内北東部のイダ・ヴィル県にメタノール生産のための複合生産施設(コンプレックス)の建設を計画している。同県が進める持続可能な経済実現計画に組み込まれるもので、投資額は2億8,00
ポーランド国営石油大手のPKNオルレンは9日、2050年までに二酸化炭素(CO2)排出ゼロの実現を目指す新戦略を発表した。第1段階として30年までに250億ズロチ(56億1,570万ユーロ)超を投じ、環境負荷の軽減措置と
バルト三国のエネルギー当局は1日、ベラルーシのアストラヴィエツ原発稼働を控え、第三国との電力取引に関連する協定を締結した。同原発の安全性への懸念を理由に、ベラルーシからの電力輸入を中止する狙い。ポーランドとウクライナもバ
トルコの石油精製企業テュプラス(Tupras)は8月25日、投資会社エメラルド・テクノロジーベンチャーズと協力協定を結んだことを明らかにした。エメラルド社傘下の「エメラルド・インダストリアルイノベーションファンド」を通し
トルコの軍用電子機器大手アセルサン(Aselsan)が、太陽光発電用インバーターの国産化に向け開発を進めている。輸入依存からの脱却が目的。同国ではインバーターを使用する太陽光発電設備の導入が拡大している一方、過去5年間の
オーストリア石油大手OMVのルーマニア子会社OMVペトロルは18日、料理宅配サービスを手がけるフードパンダと提携すると発表した。ガソリンスタンドで扱う商品をフードパンダを通じて販売する。 この夏に試験導入したクルジュ・ナ
トルコのエルドアン大統領は21日、黒海で推定3億2,000万立法メートル規模の天然ガス鉱床を発見したと発表した。同国のガス鉱床として最大で、国営企業により2023年にも商業生産を開始する計画を明らかにした。政府は慢性的な
ポーランド競争当局(UOKiK)は3日、ロシア国営ガスプロムに対し罰金2億1,300万ズロチ(5,000万ユーロ)を科す決定を下した。ロシアとドイツを直接結ぶ天然ガスパイプライン「ノルド・ストリーム2」の敷設プロジェクト
ポーランドの電気自動車(EV)開発製造会社、エレクトロモビリティ・ポーランド(EMP)が7月28日、同国初となる国産EVの試作車両をネット上で公開した。同車両の制作費は3,000万ズロチ(680万ユーロ)で、生産体制整備
チェコ国営電力CEZはこのほど、同国政府とドゥコバニ原子力発電所の拡張事業について大枠で合意した。これを受けてCEZは2022年までにサプライヤーを募集し、24年までに契約を交わす予定だ。 政府とCEZは同原発のソ連時代
リトアニアのエネルギー企業、イグニティス(Ignitis)は7月28 日、グリーンエネルギーの生産能力を高めるため大規模投資を計画していることを明らかにした。2023年までに9億5,000万ユーロを投じ、現在の1.1ギガ
液化天然ガス(LPG)の卸売などを手がけるトルコBDYが、ロシア資本のペトガス(Petgaz)を買収した。ペトガスはトルコ国内で最大のLPG基地を有しており、BDYではLPG事業の前進に大きく貢献するとみている。取引額は
ポーランドの石油最大手PKNオルレンは14日、国内の石油天然ガス大手PGNiGの買収に向け、国家資産省と基本合意書を交わしたと発表した。「液体燃料だけでなくガス・電力も守備範囲に収める多角的なエネルギー企業」を組織すると
ポーランド石油化学最大手のPKNオルレンはこのほど、同国中部のプウォツク製油所で重油熱分解(Visbreaking)装置の設置作業を開始したと発表した。利益率の高いガソリンやディーゼル油を精製する目的。新装置による生産開
トルコの建設・エネルギー会社エンカ(Enka)はこのほど、ロシアの石油・ガス企業タトエネルゴとの間で、タタールスタン共和国のザインスク発電所にガスタービン・コンバインドサイクル発電所(CCGT)を設置する事業のターンキー
ロシア国営で天然ガス世界最大手のガスプロムが14日発表した2020年第1四半期(1-3月期)決算は、最終利益が前年同期の5,360億ルーブルから1,160億ルーブル(16億4,000万ドル)の赤字に転落した。赤字決算とな
独電力大手のエーオンは11日、子会社イノジーの運営するチェコ電力・ガス小売事業を、ハンガリーの同業MVMに売却すると発表した。取引は欧州委員会の承認を経て、年末までに手続きが完了するとみられている。 エーオンは2019年
エストニアが水素燃料利用を推進する。アース経済問題・コミュニケーション相は8日、同エネルギー分野の構築に向けて準備するとともに需給モデルを実験するため、試験事業の開発に取り組んでいることを明らかにした。来年に需給チェーン
ロシア原子力公社(ロスアトム)の子会社ロスアトムフロートはこのほど、ズヴェズダ造船所で出力120メガワット(MW)の大型原子力砕氷船「ロシア」の建造が始まったと発表した。北極海東部航路の通年運航を可能にする目的で、完成後
カザフスタンの潤滑油製造会社ヒルのリトアニア販売子会社が、西部クライペダ郡に潤滑油工場を新設する。使用済み潤滑油を再生して新たに潤滑油を製造する狙い。投資規模は1億ユーロ強。まずは130~140人を雇用し、最終的に300