東欧市場における電気通信市場の動き

ロシアでモバイルクラウドサービス開始

NECは25日、ロシア移動通信最大手モバイル・テレシステムズ(MTS)と提携してクラウドサービスを開始すると発表した。MTSはさまざまな業務用ソフトをSaaS(サービスとしてのソフトウエア)の形で提供、NECはMTSのデ […]

華為技術、セルビア国鉄から大型受注

中国通信大手の華為技術が、セルビア国鉄(ZS)の通信設備近代化プロジェクトを受注した。プロジェクトは総額2億ユーロ規模で、第一期投資として2018年までに7,800万ユーロが支出される。資金は主に中国からの融資で賄われる

セルビア、4G免許で最大2.5億ユーロの収入見込む

セルビア財務省は6月19日、同国初の4G(第4世代通信規格)事業免許の交付によって、1億2,500万~2億5,000万ユーロの収入を見込んでいることを明らかにするとともに、財政再建に向け政府保有資産の売却を加速する考えを

ポーランド放送網事業者から通信システム受注

日本電気(NEC)は18日、ポーランド最大の放送網事業者エミテルからマイクロ波通信システムを受注したと発表した。契約額など詳細は明らかにしてていない。 \ 納入するのは屋外一体型の超小型マイクロ波通信システム「iPASO

セルビア政府、4G事業免許の入札検討

セルビア政府は4G(第4世代通信規格)事業免許の入札を実施することを検討している。オーストリア通信(APA)が11日伝えた。通信サービス環境を向上させるとともに、免許料による歳入増を狙う。 \ セルビア政府は今年の財政赤

ドイツテレコム、中東欧で2件の買収を検討

独通信最大手ドイツテレコムは、中東欧事業の強化に向け、同地域で2件の買収を検討している。5月27日付けのダウ・ジョーンズが、関係筋の話として伝えた。 \ 中東欧で通信事業を展開するGTSセントラル・ヨーロッパを約6億ユー

モバイルデータ通信量、4月は10.8%減少

ハンガリーの国家メディア通信庁(NMHH)がこのほど発表した4月のモバイルデータ通信のデータ転送量は224万7,000ギガバイトで、前月から10.8%減少した。顧客1人当たりの平均データ転送量は0.89ギガバイトだった。

ロシア通信大手メガフォンに光伝送装置を納入

日本電気(NEC)は28日、ロシア移動通信大手メガフォンに都市内ネットワークで利用する光波長分割多重伝送(WDM)装置を納入したと発表した。スウェーデンの通信設備メーカー、トランスモードの製品で、LTE(ロング・ターム・

ICT市場が拡大・12年の成長率6.6%

ポーランドのICT(情報通信技術)市場の規模は2012年に290億ユーロとなり、前年から6.6%拡大した。7日発行の独誌『オストヴィルツシャフツレポート』が伝えた。 \ ポーランド中央統計局(GUS)がまとめた11年のI

テレノール、ブルガリア携帯サービス大手を買収

ノルウェー通信最大手のテレノールは26日、ブルガリアの携帯電話サービス大手グローブルを買収することで合意したと発表した。買収額は7億1,700万ユーロ。これによって中東欧での事業基盤を強化する。 \ グローブルはギリシャ

ロシア投資家がブルガリア携帯電話会社を買収

ロシアの投資家であるダニエル・クプシン氏がこのほど、ブルガリアの移動通信企業、マックス・テレコムの全株式を買収した。現地メディアが報道したもので、取引額は1,400万ユーロに上ったという。 \ マックス・テレコムの創始者

アマゾンがロシアに進出、駐在員事務所開設へ

米オンライン通販大手アマゾンがロシアに進出する。現地メディアが19日付のロシア語版『フォーブズ』誌の報道として伝えたもので、近く駐在員事務所を開設する。責任者には、富豪アレクサンドル・マムート氏の出版社ABCアティカスの

ボーダフォン、ルーマニアにネットワーク管理センター開設

英携帯電話サービス大手ボーダフォンは18日、ルーマニアの首都ブカレストに欧州7カ国のネットワークを管理するリージョナルネットワークオペレーションセンター(RNOC)「ダヌビウス・センター」を開設した。 \ ボーダフォンの

チェコ、4G周波数入札を中止

チェコ通信局(CTU)は8日、第4世代(4G)移動通信規格LTE(ロングターム・エボリューション)の周波数免許入札を中止すると発表した。応札価格の合計が採算性を無視するレベルまで上昇し、通信網構築が遅れる懸念があるためだ

ボーダフォン、ルーマニアでクラウドサービス開始

英携帯電話大手ボーダフォンのルーマニア法人(ボーダフォン・ルーマニア)は、マイクロソフトのクラウドベースの業務用ソフト「オフィス365」の提供を開始した。マイクロソフトのルーマニア法人との提携で実現したもので、第一段階と

4G向け周波数帯入札、P4とPTCが落札

ポーランド電気通信庁(UKE)は13日、先ごろ実施した4G向け周波数帯のオークションで、移動体通信事業者のP4とPTCが1,800MHz帯の5つのブロック(帯域幅5MHz)を落札したと発表した。 \ 「Tモバイル」のブラ

通信最大手TPSA、12年は減収減益

仏フランステレコム傘下のポーランド通信最大手TPSAが12日発表した2012年10-12月期の純利益は前年同期比86%減の5,100万ズロチとなり、市場予想の1億3,400万ズロチを大幅に下回った。売上高は6.4%減の3

ポーランド国鉄、通信子会社売却を中止

ポーランド国鉄PKPは6日、傘下の通信会社TKテレコムの売却を中止すると発表した。身売り先候補の企業が提示した買収額が希望額に達しなかったため。PKPは今後、TKテレコムの事業体制を再編して企業価値を引き上げ、6カ月以内

高速道料金の電子課金、早期実現に向け交渉再開

高速道路電子料金収受システム(ETC)導入プロジェクトをめぐり、ハンガリー国家開発省(NFM)は関連事業者との交渉を再開したもようだ。一部メディアが8日伝えたところによると、オーストリアのカプシュ・トラフィック・コム(K

IT大手のアッセコ、同業を買収

ポーランドのIT大手アッセコは22日、国内同業のZETOビドゴシュチの完全買収で株主98人と合意した。取引額は8,772万ズロチ。 \ ZETOは地元の社会保険機関などの公的機関や、メーカー向けにサービスを提供している。

高速料金課金システム、入札やり直しに

ハンガリーの高速道路電子料金収受システム(ETC)導入に向け先ごろ実施された入札で、落札結果が無効となった。発注者である国営高速道路運営会社AAKと同案件の落札者である蘭ジェトロニクスとの契約が15日までの期限内に締結さ

オレンジ・ルーマニア、高速モバイルサービス地域拡大

フランス・テレコムの携帯電話サービス子会社オレンジはこのほど、最大伝送速度43.2Mbpsのモバイルインターネットサービスの対象地域をルーマニア国内の500地域に拡大すると発表した。オレンジ・ルーマニアによると、これと並

ロシア移動通信最大手のMTS、ウズベキスタン子会社が倒産

ロシア移動通信最大手のモバイル・テレシステムズ(MTS)は16日、ウズベキスタン子会社が倒産手続きを申請したと発表した。昨年夏以来のウズベキスタン当局とMTSとの対立の結果で、ウズベキスタンに投資する国外投資家が抱えるリ

国営企業NISZ、GSM-R導入で入札実施

ハンガリー国営の国家情報サービス会社(NISZ)は12月27日、鉄道向け移動通信システム「GSM-R」の構築に関する入札を実施すると発表した。 \ GSM-Rは鉄道に特化した無線通信プラットフォームで、既存のアナログ鉄道

ルーマニア電気通信市場、12年上半期に3.2%拡大

ルーマニアの国家通信管理規制局(ANCOM)が先ごろ発表した2012年上期(1~6月)の国内電気通信市場の規模は74億8,000万レウとなり、前年同期から3.2%拡大した。固定電話と専用線サービスを除く全ての部門で売上高

仏テレコムの携帯子会社、ルーマニアで4G開始

フランス・テレコムの携帯電話サービス会社オレンジが12日、ルーマニアで第4世代(4G)携帯サービスを開始した。まずはモデムとタブレットPCが対象で、近くスマートフォンでも利用できるようになるという。 \ サービスが使える

移動通信大手メガフォン、小売事業を強化

ロシア移動通信2位のメガフォンは6日、筆頭株主のアリシェル・ウスマノフ氏と共同で、富豪アレクサンドル・マムート氏から携帯電話小売業ユーロセット(Evroset)の株式50%を買収した。小売事業を強化して最大手のMTSを追

IT大手のアッセコ、道路交通検査局から大型受注

ポーランドのIT大手アッセコは11月26日、ポーランド中央道路交通検査局(GITD)から道路交通自動監視センター(CANARD)向け中央処理システムの導入・保守業務を受注したと発表した。契約規模は1億7,000万ズロチ。

移動通信大手メガフォン、IPOで17億ドル調達

ロシア移動通信2位のメガフォンは28日、ロンドンとモスクワの両証券取引所で株式を公開した。売り出し価格は当初設定幅の下限である20米ドルにとどまり、調達資本は17億ドルとなった。それでも欧州で今年最大の上場規模となった。

IT最大手アッセコ、1-9月期は13%増収

ポーランドの情報技術(IT)最大手アッセコがこのほど発表した2012年1-9月連結業績は、売上高が40億ズロチとなり、前年同期から13%増加した。特別要因を除いた純利益は8%増の2億9,400万ズロチだった。 \ 自社ソ

ルーマニアのIT企業、個人用財務管理ソフトを国際展開

ルーマニアのソフトウエアハウス、マインドマグネットが来年から個人向け財務管理ソフト「キャッシュ・コントロール(CashContro.ro)」の英語版を提供する。来年は売上高100万米ドルの達成を目指す。 \ 同ソフトは1

ロシアでネット監視法が施行

ロシアで1日、政府がインターネットの特定サイトなどを裁判所の承認なしで禁止できる法律が施行された。表向きは青少年保護をうたっているものの、定義が甘く、政府反対派の動きを抑える目的とみられている。 \ 同法は児童ポルノや買

ポーランドInteger、オーストラリア郵便と提携

ポーランドのInteger.plグループは22日、オーストラリア郵便と合弁契約を結んだと発表した。来年10月までに小包の自動受け渡し機機「イージーパック」を250台納入する。また、フランスの郵便業務用機器・システム大手の

メガフォン、4Gサービスのエリア拡大

ロシアの携帯電話サービス大手メガフォンは19日、第4世代(4G)世代高速通信規格「LTE(Long-Term Evolution)」によるサービスを新たに中部のウラジーミルとトゥーラで開始したと発表した。年内に同じく中部

通信TEO、第3四半期増収増益

リトアニアの通信最大手TEOの2012年第3四半期決算は、連結ベースで売上高が前年同期比2.9%増の5億7,050万リトアニア・リタス(LTL)、純利益が5.4%増の1億2,360万LTLだった。1-9月通期での利払い・

通信大手マジャール・テレコム、500人の人員削減実施

ハンガリーの通信最大手マジャール・テレコムは1日、500人の人員削減を柱とするコスト削減策で労働組合と合意したと発表した。人員削減に伴い約60億フォリントの特別損失を2012年第4四半期に計上する。 \ コスト削減策には

華為技術、ビンペルコムの通信網管理業務を受注

中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)はこのほど、ロシアの通信大手ビンペル・コミュニケーションズ(ビンペルコム)から通信ネットワークの保守・運用管理業務を受注した。契約期間は5年間で、華為技術はマル

チェコのLTE周波数入札に4社が名乗り

チェコ通信局(CTU)は11日、次世代の携帯向け高速通信規格「LTE」に利用される無線周波数の入札に、テレフォニカ、Tモバイル、ボーダフォンノ携帯電話サービス会社3社と金融グループPPFの計4社が参加を表明したと発表した

ロシア移動通信2位のメガフォン、IPOを計画

ロシア移動通信2位のメガフォンが、ロンドンとモスクワの証券取引所における新規株式公開(IPO)に向けて、正式に準備を開始した。早ければ来月にも上場する。欧州経済危機による市場の混乱で投資の機会が少なかったこともあり、ロシ

欧州復興開発銀、ソフト開発のプログノスに3千万ドル融資

欧州復興開発銀行(EBRD)は4日、ロシアのソフトウエア開発大手のプログノスに3,000万米ドルを融資すると発表した。同社の得意とするビジネスインテリジェンス(BI)ソフトの需要が急速に拡大していることを受け、世界市場へ

ヴァージンモバイル、ポーランドでサービス開始

英携帯電話サービスのヴァージンモバイルが22日、ポーランドでプリペイドカードを使った携帯電話サービスを開始した。同社としては中東欧市場への初進出で、同市場での事業拡大を計画している。現地子会社ヴァージン・モバイル・ポーラ

ノキア、南東欧本部機能をブダペストに移転

携帯通信機器の世界大手ノキアが、経営再建を目指した市場再編の一環として、南東欧事業の本部機能をウィーンからブダペストに移転する方針だ。オーストリア子会社の広報担当者マウトナー氏がこのほど、現地日刊紙『Die Presse

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