EUにおける通商政策動向

EUが反ダンピング措置再発動、中国の太陽光パネル3社に

欧州委員会は23日、中国の太陽光パネルメーカーのうち、3社に対して反ダンピング措置を再発動したことを明らかにした。欧達光電、啓鑫新能源科技股彬、山東力諾光伏高科技が対象となる。 EUは2013年6月、中国の太陽光パネルメ

欧州委が中国をWTO提訴、原材料の輸出制限めぐり

欧州連合(EU)の欧州委員会は7月19日、中国が幅広い工業製品の原材料として利用される11種類の金属、鉱物の輸出を不当に制限し、EU域内の企業に悪影響を与えているとして、世界貿易機関(WTO)に提訴したと発表した。中国の

欧州委が中国をWTO提訴、原材料の輸出制限めぐり

欧州委員会は19日、中国が幅広い工業製品の原材料として利用される11種類の金属、鉱物の輸出を不当に制限し、EU域内の企業に悪影響を与えているとして、世界貿易機関(WTO)に提訴したと発表した。中国の原材料輸出制限をめぐる

EUと米、TTIP交渉の年内合意を再確認

欧州連合(EU)と米国は11~15日にブリュッセルで環大西洋貿易投資連携協定(TTIP)の第14回交渉会合を開き、難航している非関税障壁の削減や規制の調和などについて協議した。オバマ米大統領の残り任期が半年となるなか、双

EUと米、TTIP交渉の年内合意を再確認

EUと米国は11~15日にブリュッセルで環大西洋貿易投資連携協定(TTIP)の第14回交渉会合を開き、難航している非関税障壁の削減や規制の調和などについて協議を行った。オバマ米大統領の残り任期が半年となるなか、双方は年内

メルコスールとのFTA交渉、仏など13カ国が提案書の交換に反対

EUとメルコスール(南米南部共同市場)の自由貿易協定(FTA)交渉をめぐり、フランスを筆頭に加盟国のおよそ半数が現時点での協議再開に難色を示しているもようだ。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)によると、欧州委員会は週内

年内のEPA大筋合意へ、日・EUが首脳会談で確認

EUのトゥスク大統領(欧州理事会常任議長)と欧州委員会のユンケル委員長は3日、欧州を訪問中の日本の安倍首相とブリュッセルのEU本部で会談し、日本とEUの経済連携協定(EPA)締結に向けた交渉について、年内の大筋合意を目指

EU離脱でGDPは6%減、英政府が国民投票前に試算

英政府は18日、同国がEUを離脱した場合は国内総生産(GDP)が15年後に6%程度落ち込むとの試算を公表した。離脱支持派は経済に悪影響はないと主張しているが、政府は「英国が恒久的に貧しくなる」と警告し、残留支持を働きかけ

オランダ国民投票、EU・ウクライナ連合協定に“ノー”

EUとウクライナの連合協定の是非を問うオランダの国民投票は、反対派が多数を占め、同国による協定の批准が否決される見通しとなった。投票結果に法的拘束力はないが、政府は民意を無視するわけにはいかず、難しい対応を迫られることに

EUとインド、テロ対策・経済連携強化で一致

EUとインドは3月30日、ブリュッセルで首脳会談を開き、先のベルギー同時テロを受け、テロ対策で連携強化を図ることで一致した。また、自由貿易協定(FTA)を含む包括的貿易投資協定(BTIA)の交渉を促進し、経済関係の強化を

カナダと投資裁判制度導入で合意、年内に協定調印へ

欧州委員会は2月29日、EUとカナダの包括的経済貿易協定(CETA)について、投資をめぐる企業と国家の間の紛争を処理する二審制の裁判制度を導入することで合意したと発表した。双方は2014年に協定案の内容で基本合意していた

EU・米のTTIP交渉が大詰め、7月の大筋合意目指す

欧州連合(EU)と米国は2月22~26日にブリュッセルで環大西洋貿易投資連携協定(TTIP)の第12回交渉会合を開き、規制の調和などについて協議した。双方は年内に交渉を完了するため、7月までに大部分の項目で合意形成を目指

EU・米のTTIP交渉が大詰め、7月の大筋合意目指す

EUと米国は22~26日にブリュッセルで環大西洋貿易投資連携協定(TTIP)の第12回交渉会合を開き、規制の調和などについて協議した。双方は年内に交渉を完了するため、7月までに大部分の項目で合意形成を目指す方針を確認した

中国「市場経済国」認定の是非、欧州委が検討開始

欧州委員会は13日、年内に中国を「市場経済国」として認定すべきかどうかについての議論を開始した。市場経済国に認定した場合、EUは中国からの安価な輸入品に対して反ダンピング(不当廉売)措置を講じることが困難になり、域内の製

EUとウクライナ、FTA発効

欧州連合(EU)とウクライナの自由貿易協定(FTA)が1月1日に発効した。今後10年で関税は段階的に撤廃される。ウクライナはFTAによりEUとの経済的な結びつきを強め、関係強化につなげる。 EUとウクライナのFTAは20

日欧EPA、「懐疑論再燃」も=EU側主席交渉官

日本とEUの経済連携協定(EPA)交渉について、EUのペトリチオーネ首席交渉官が12月17日、ブリュッセルで記者会見し、交渉は最終段階に近づいており数カ月以内にも大筋合意の可能性があると述べる一方、2016年中に合意でき

対ウクライナFTA、来年1月の発効を確認

EUとウクライナは7日、予定通りに2016年1月1日付で自由貿易協定(FTA)を発効させる方針で一致した。ただ、ウクライナを影響下にとどめたいロシアはEUとのFTAに猛反発しており、協定が発効した場合、ウクライナに対する

EUがベトナムとのFTA合意文書に署名、ASEANで2カ国目

欧州連合(EU)とベトナムは2日、ブリュッセルで自由貿易協定(FTA)の合意文書に署名した。EU加盟国の正式承認と欧州議会およびベトナム国会での批准手続きを経て、2018年の発効を目指す。 EUにとってベトナムは、東南ア

EUがベトナムとのFTA合意文書に署名、ASEANで2カ国目

EUとベトナムは2日、ブリュッセルで自由貿易協定(FTA)の合意文書に署名した。EU加盟国の正式承認と欧州議会およびベトナム国会での批准手続きを経て、2018年の発効を目指す。 EUにとってベトナムは、東南アジア諸国連合

フィリピンとのFTA交渉開始を決定、欧州委に交渉権限付与

EUは16日開いた農業・漁業相理事会で、フィリピンとの自由貿易協定(FTA)の交渉開始を決定した。加盟国は欧州委員会に交渉権限を付与することでも合意し、FTAの早期締結に向けて「野心的なアプローチ」を取るよう求めた。 E

EUがチュニジアとFTA交渉開始、北アフリカで2カ国目

欧州連合(EU)とチュニジアは13日、自由貿易協定(FTA)締結に向けた交渉を開始した。EUと北アフリカ諸国とのFTA交渉は、モロッコに続く2カ国目となる。 EUのデータによると、チュニジアとの2014年の貿易額は約20

EUがチュニジアとFTA交渉開始、北アフリカで2カ国目

EUとチュニジアは13日、自由貿易協定(FTA)締結に向けた交渉を開始した。EUと北アフリカ諸国とのFTA交渉は、モロッコに続く2カ国目となる。 EUのデータによると、チュニジアとの2014年の貿易額は約200億ユーロ。

EUとベトナムがFTAで大筋合意、シンガポールに次ぎASEAN2カ国目

欧州委員会は4日、EUとベトナムが自由貿易協定(FTA)締結交渉で大筋合意したと発表した。EUとベトナムはほぼすべての物品貿易の関税を撤廃する。双方の交渉担当チームが残る技術的な問題を調整し、年内に協定の最終文書をまとめ

EPAの「年内合意」に向け交渉加速、日・EU首脳会議で方針確認

安倍晋三首相とEUのトゥスク大統領、ユンケル欧州委員長による首脳会議が5月29日、首相官邸で開かれ、交渉中の経済連携協定(EPA)について、年内の大筋合意を目指す方針を確認した。実現に向け、難航している非関税障壁や政府調

「国際投資裁判所」の設立、欧州委が呼びかけ

欧州委員会は5日、自由貿易協定(FTA)で争点となっている国家と投資家の間の紛争解決(ISDS)制度をめぐり、紛争を解決するための国際的な仲裁裁判所の設立を呼びかけた。 ISDSは投資家が投資相手国の対応によって不利益を

対米貿易協定の年内妥結は困難、EU側主席交渉官が見解

EU・米間の貿易自由化に向けた環大西洋貿易投資連携協定(TTIP)をめぐり、EUのベルセロ主席交渉官は4月28日、交渉は2016年にずれ込むとの見通しを明らかにした。大統領選を控えた米国の事情を踏まえてEUは15年中の妥

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