欧州自動車産業情報、メーカーの動向、最新技術の情報を配信

2012/11/9

総合 – 自動車産業ニュース

自動車の新安全基準が施行

この記事の要約

欧州連合(EU)で11月1日から自動車の新安全基準が施行された。自動車の安全性を向上させることで、2020年までに交通事故による死亡者数を10年比で50%削減するための対策の一環で、1日以降に型式認定を受けるすべての車両 […]

欧州連合(EU)で11月1日から自動車の新安全基準が施行された。自動車の安全性を向上させることで、2020年までに交通事故による死亡者数を10年比で50%削減するための対策の一環で、1日以降に型式認定を受けるすべての車両が対象。2014年以降は域内で販売されるすべての新車が対象となる。

\

新基準では◇シートベルトリマインダーの搭載◇電気自動車(EV)の安全性確保◇ISOFIX(チャイルドシートを固定する方式の国際標準規格)の採用◇衝突事故の際にトランクの荷物による負傷から乗員を保護するための後部座席の強化◇タイヤ空気圧センサーの搭載◇ギアシフトインジケーターの搭載――などが義務付けられている。欧州委員会のタヤーニ副委員長(産業・企業担当)は、「我々はドライバー、乗員、道路利用者の安全を向上させるため一心に取り組んでいる。今回導入された基準は事故の発生確率と被害の重大性を抑制することによって安全レベルを大幅に高めるだろう」とコメントした。

\
一般・技術・その他 (旧)
COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |